反対同盟の闘争宣言 新誘導路計画粉砕!
反対同盟の闘争宣言
新誘導路計画粉砕! 闘争宣言
東側誘導路の7月供用前倒しを前に、新たな誘導路(3本目)の建設計画が浮上した。反対同盟は腹の底からこみ上げる怒りをこめて、この新たな攻撃を断固粉砕する決意を表明する。
7月4日付東京新聞によれば、計画は第2ターミナル・エプロンから暫定滑走路「へ」の字誘導路の南部分をつなぐものである。これは市東さんの宅地と畑を空港の中に囲い込むという、絶対に許せない暴挙である。「農地法で農地を取り上げる」という暴挙に飽きたらず、この挙に出た政府・国交省、成田空港会社に対して、反対同盟は心底からの怒りをおさえることができない。
だがここに明らかなことは、木に竹をつぐように手直しを重ねる欠陥ナリタのぶざまな姿である。
平行滑走路が破綻して暫定滑走路、それが行きづまって北延伸、東峰の森を破壊して東側誘導路を造ったものの、現在使う連絡誘導路ではジャンボは危険で走行できない! この誘導路自体、障害物との離隔距離や急カーブと傾斜で航空法を踏み破る欠陥構造。そこで3本目の誘導路計画というのである。この場当たり的な経過のなかに、無法と不当が明白ではないか。
暫定滑走路計画の認可の不当を問うた裁判の控訴審不当判決(6・1)の後に、更なる変更計画を出す国交省と空港会社の、その場逃れの卑劣さはなんだ!
市東さんと反対同盟の闘いある限り、欠陥・破綻の成田空港は絶対に完成せず、成田空港は全世界にそのぶざまな姿をさらすであろう。
全国の闘う仲間のみなさん! 新誘導路計画実力粉砕! 7月東側誘導路—10月北延伸の供用前倒し粉砕! 農地死守・実力闘争を始めとする闘争原則のもと、わが反対同盟とともに総決起することを熱烈に訴える。10・11全国集会に総結集しよう。
2009年7月5日
三里塚芝山連合空港反対同盟