2009年7月 6日

”星野さんと共に闘う”

週刊『前進』08頁(2398号8面5)(2009/07/06)

”星野さんと共に闘う”

 暴処法と闘う法大生 久木野和也さん

 今、警察は取り調べで「星野のようになるぞ」と言っているが、「だったら徹底的にやってやろうじゃないか。星野さんのように闘えば本望だ」という思いで逮捕された110人の仲間が星野さんと一体で闘っている。
 ビデオを見て、星野さんが闘った渋谷暴動と同じ質で法大闘争を闘っているんだと実感した。暴処法弾圧を打ち破って8人の学生と星野さんを取り戻しましょう。

 全学連委員長代行 坂野陽平さん

 星野さんのメッセージを読んで、星野奪還の一番鮮明な方針を持っているのは星野文昭さんだと。星野さんは労働者の無限の力、労働者の解放、これをすべての基礎に置くということを鮮明に打ち出している。この立場に立ち切れなかったら、戦争の側、革命を圧殺する側に回ってしまう。それが革命情勢だ。
 6月15日は1000人を超える労働者が年休を取って法大に駆けつけた。この労働者と学生が星野さんの闘いを別ものだと考えるか、絶対にそんなことはない。これが星野さんを奪還できる現実性なんだと訴えたい。

 国労5・27臨大闘争弾圧裁判被告 羽廣 憲さん

 権力に対して闘うということがなければ絶対に勝利はない。無罪の星野さんを無罪のまま取り戻すためにわれわれが徹底的に闘いぬくことが問われている。
 星野さんは34年獄に捕らわれているが、獄内外で心を通じ合って絶対に取り戻す。今こそ「星野奪還」に総決起する必要がある。
 私も保釈中の身でありながら今の労働運動をひっくり返すのだと全国を飛び回っている被告の一人として、われわれの出番が来たと思っている。
 私たちも弁護団を解任するまでは体制内の最左派だった。それでは改憲と戦争の時代、大恐慌の時代は闘えない。これからが闘いの本番だ。全国の皆さんとともに闘いの先頭に立って頑張る。

 全国労組交流センター代表運営委員 辻川慎一さん

 今まさに非転向の闘いを貫く星野さんは、本物の革命家の姿として、われわれの中軸的存在として立っている。
 マルクスは労働者階級の団結は、労働者が臣民、下僕から人間として独り立ちすることだと言っている。われわれは星野文昭さんを奪還したい。その時に、日本帝国主義の下僕の立場から考えるのか。そうではない。星野さんに徹底的に学び、星野さんとの階級的団結を貫いて、星野奪還を09年階級闘争の大地の中にドカーンと打ち据える。
 われわれが星野闘争を正しく位置づけた時には労働者階級を根底から獲得できる闘いだ。その位置づけが足りない。星野さんが、自分の存在と生涯をかけて革命を貫く存在であることを宣伝する、訴えることがものすごく決定的だ。
“必ず奪還する。三里塚に来いよ”
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 三里塚芝山連合空港反対同盟 北原鉱治事務局長

 星野君、面会してから早や1年9カ月。
 35年前の三里塚の大地を思い起こしてみると、長い年月だと思うかも知れないが、君が寝食をともにした南三里塚公民館の火の見ヤグラが今もそのまま残されています。
 君の純粋さに人間としての感動を覚えます。
 あのヤグラを思い浮かべつつ、生ある命をともに貫き通すことは、人生訓に入るだろう。風景は、すべて変わっていない。
 頑張れ! 頑張れ!
 必ず奪還する。三里塚に来いよ。
2009年6月26日