2009年6月29日

大恐慌を世界革命へ革共同に大カンパを

週刊『前進』06頁(2397号1面3)(2009/06/29)

大恐慌を世界革命へ革共同に大カンパを

 大恐慌をプロレタリア革命に転化するために、圧倒的な夏期カンパを訴えます。
 動労千葉が呼びかけた6・14労働者集会—15法大解放闘争は、大高揚をかちとりました。この闘いの中にこそ、労働者階級の勝利の道があります。闘争爆発のニュースは全世界に発信され、各地で闘う労働者・学生を大いに奮い立たせています。世界の労働者階級がひとつに団結して闘えば、絶対に帝国主義をうち倒すことができます。いよいよその決戦の時が来たのです。
 GM破綻は、争闘戦に敗北した米帝の保護主義を極限的に激化させ、オバマは、イラン、北朝鮮侵略戦争にカジを切りました。国際帝国主義の最弱の環である日帝・麻生は危機感を募らせ、「戦うときは戦う」と、北朝鮮に対する実際上の侵略戦争宣言をするに至っています。民営化・労組破壊と戦争・改憲攻撃は一体です。一切は労働者階級の団結、労働組合的団結をめぐる攻防にあります。
 資本主義・帝国主義を打倒するのか救済するのか、すべての分岐はここをめぐって起きています。帝国主義に屈服する連合本部など一切の体制内勢力をうち破って、闘う労働運動をよみがえらせましょう。
 新自由主義は、歴史上かつてないほど巨大な労働者階級の隊列、すなわち「資本主義の墓掘り人」を登場させました。デモ、ストライキ、ゼネストの大波が全世界に広がりつつあります。その先頭に、動労千葉を軸にした日米韓の国際連帯闘争が立っています。これこそ革命的情勢ではありませんか。革命の時が来たのです。
 労働者階級はいかにして革命に勝利するのかが最大の問題になっています。革共同は、革命勝利の路線を国鉄決戦基軸の4大産別決戦として打ち立てました。国家権力機構の内部に強固な党細胞と闘う労働組合、革命の拠点を建設し、6千万労働者階級の怒りと真に合流していくのです。
 この路線は全党の確信となり、6・14—15闘争の大勝利を実現しました。4大産別決戦と法大闘争が革命勝利の道なのです。
 法大闘争は、110人が逮捕、33人が起訴される中で、全員が不屈非妥協の完全黙秘を貫くという戦後階級闘争の最高の地平を実現しています。若き革命のリーダーを一刻も早く奪還しよう。
 大恐慌を世界革命の勝利に転化するために、そして革命の時代にかちぬく非合法・非公然の革命党を建設し強化するために、革共同に絶大な資金カンパをお願いします。