星野さんを取り戻す会 5・31福島で設立総会
星野さんを取り戻す会
5・31 福島で設立総会
5月31日、福島市で「福島・星野文昭さんを取り戻す会」の設立総会が開催されました。先の大阪に続き、全国で22番目、東北地方では山形、みやぎに次いで3番目の結成になります。
福島では昨年11月の再審学習会や全国集会参加を経て、「星野さんを取り戻す運動を強めよう。福島でも『会』をぜひ結成しよう」と、この半年間、県内の人びとに働きかけ、ついにこの日、30人の参加で「取り戻す会」を結成しました。
設立総会は最初に、福島合同労組代表ら参加呼びかけ人4人からあいさつを受け、続いて全国再審連絡会議事務局の金山克己さんが「34年間不屈に闘う星野文昭さんを取り戻すために」と題してアピール。金山さんは星野さんの闘いや裁判の内容を紹介した上で、取り戻すための闘いとして労働者階級を軸にした全人民的な運動の広がりが不可欠であり、6月全国総会の成功が決定的だと訴えました。
駆けつけてくれた「山形救う会」と「みやぎ救う会」からそれぞれ自己紹介を含めたお祝いのあいさつが行われ、徳島を始め四つの救う会からのメッセージも紹介されました。
事務局員の紹介や当面の行動予定などの提案の後、討論が行われました。冒頭、福島労組交流センターから法政大学をめぐる権力の不当弾圧について緊急アピールしました。
発言の中では、松川事件の救援運動の思い出も語られて、「全国の労組を獲得して大きな運動をつくり出し、星野さんを取り戻そう」と全体で確認しました。
(福島 N)