2009年6月 8日

6・23に沖縄と結ぶ集会 東京・杉並で

週刊『前進』06頁(2394号5面4)(2009/06/08)

6・23に沖縄と結ぶ集会
 東京・杉並で戦争と改憲に反対

 沖縄と本土をむすぶ労働組合連絡会と沖縄民権の会が呼びかけて、「沖縄—本土をむすぶ労働者集会」が「沖縄戦終結の日」とされる6月23日、東京・阿佐谷の杉並産業商工会館で開かれる。
 大恐慌のもとで、全世界で労働者階級の反乱が広がっている。日本共産党、連合指導部などの体制翼賛の動きを跳ね返し、米帝オバマ、日帝・麻生に対する怒りが爆発しつつある。この中で、戦争と改憲、道州制・民営化、首切り・賃下げ攻撃に対する沖縄・本土をむすぶ新たな闘いをつくり出すことが重大な課題となってきている。
 今年は法政大弾圧との闘いのまっただ中で、沖縄「単独州」攻撃、日米グアム協定、辺野古新基地建設攻撃、「つくる会」教科書の検定合格と杉並での採択の攻撃などの動きがある。
 とりわけ、杉並区の山田区長と教育委員会の「つくる会」教科書採択の策動、排外主義的な戦争動員の攻撃に対しては、07年9・29沖縄県民大会がつくり出した地平を引き継ぎ、階級的な反撃をつくり出さなければならない。
 5・15沖縄現地闘争の大高揚、その中での「道州制」をめぐる体制内指導部との激突を引き継ぎ、今年前半の最大の闘いである6・14—15大闘争を打ち抜いた上で、この集会を成功させることは、きわめて重要だ。
 沖縄では依然として07年9・29県民大会の12万人を結集した労働組合の力は健在であり、この力が動労千葉型労働運動と結びついたらものすごい力を発揮する。階級的労働運動の力で、沖縄・本土の労働者の連帯を打ち固め、6・23集会に結集しよう。