不当逮捕6学生の勾留延長を弾劾
週刊『前進』06頁(2390号1面3)(2009/05/11)
不当逮捕の6学生の勾留延長を弾劾する
5月5日、東京地裁は4・24法大解放闘争で不当逮捕された6学生に対して、10日間の勾留延長を決定した。警察・検察・裁判所が一体となった暴挙を徹底弾劾する。
「東京都公安条例違反」や「公務執行妨害」を口実にした逮捕は、4・24闘争の1500人決起に恐怖した権力が、文化連盟や全学連の中心的活動家を狙いうちにした政治弾圧だ。戦争・改憲の攻撃と対決し、日本革命の最先端に躍り出た学生運動を破壊するための戦時型弾圧だ。
逮捕後、警視庁と麹町警察署は、無関係な友人宅や大学サークルBOXまで含む全国8カ所の家宅捜索を強行。勾留理由開示裁判では、裁判官は求釈明に何ひとつ答えられず、無様にも強権を振るうばかりだった。
取り調べは毎日5〜6時間、警察署内の密室で「お前をつぶす。頭をかち割ってやる」「大学はビジネスだ。お前は金もうけにマイナスだ」などの悪質な転向強要がくり返されている。風邪で熱を出している恩田君を取り調べに連れ出した公安検事は「お前は犯罪者だ。ふざけるんじゃねえ」などと、やくざまがいの暴言を吐いている。
6学生は「権力はどうしようもなくしょぼい。彼らに1ミリの正義もない。かけがえのない仲間の団結と正義を胸に、絶対に勝利します」と誇り高く完黙・非転向を貫いている。
すべての学生・労働者の怒りの包囲で6学生を直ちに取り戻そう!