2009年4月27日

法大解放へ1500人立つ 正門前で権力と内乱的激突

週刊『前進』10頁(2389号1面2)(2009/04/27)

法大解放へ1500人立つ
 正門前で権力と内乱的激突

 法政大生の歴史的決起が始まった! 4月24日、市ケ谷キャンパスで行われた法大解放総決起集会に、6学生の逮捕を打ち破り、法大生、全国の学生、動労千葉と青年労働者など1500人が大結集した。
 大学に抗議すると処分、逮捕。「営業権」を掲げ学生がビラを取ることも禁止。公開質問状も無視。我慢の限界だ!
 文化連盟の斎藤郁真委員長は「学生諸君! これが法大の姿、学生を商品として扱う新自由主義だ。こんな社会に可能性はない。社会を変革しよう。自由を取り戻そう。集会やるぞ! デモに出よう!」と呼びかけた。
 法大当局はこの日も正門とキャンパス中央を封鎖。しかも学生・労働者の決起に震え上がった法大当局・国家権力は、「無届け集会」なる公安条例違反容疑をデッチあげ、正門前の集会さえ禁止し、300人の警察権力が学生らに襲いかかってきたのだ。
 ふざけるな! 警察権力との大激突が始まる。この中で闘いの先頭に立つ文化連盟副委員長の恩田亮君、倉岡雅美さんら5学生が逮捕。さらに怒りは爆発。内乱的状態となった正門前に、どんどん法大生が合流してくる。校舎からも身を乗り出して皆が注目。新入生を始め学生・労働者は法大当局・警察権力を徹底弾劾し、実力で集会をうちぬいた。
 総長室デモには500人が決起。デモ終了後の麹町署への当然の抗議行動でも警察権力は1人の学生を不当逮捕した。
 内乱的決起が始まった法大闘争は革命的労働者も結集し、日本革命・世界革命の最先端の闘いに躍り出たのだ!