新入生歓迎特集 学生の力で世界革命を マル学同中核派の各支部から訴え
新入生歓迎特集
学生の力で世界を革命しよう マル学同中核派の各支部から訴える
第1章 4・24法大解放集会で教育の民営化ぶち破る 法政大学支部
マルクス主義学生同盟中核派法大支部は、4・24法大解放集会の爆発をもって全世界で吹きあれる「教育の民営化」をぶち破ることを宣言する!
新入生のみなさん。世界大恐慌が始まり、資本主義が音を立てて崩壊している。労働者が社会の主人公になる時代が来た。この時代にともに闘えることが心の底からうれしい。人間を金で支配し、学生をモノ扱いし、教育を金もうけの道具にしている資本主義をぶっつぶそう。新たな社会を創造する仲間としてともに生き、闘っていこう。
この3年間の法大闘争は資本と国家権力のむき出しの暴力との激烈な闘いだった。さらに「学生には力がない」「闘っても勝てない」と学生の決起を押さえ込む体制内学生団体執行部との闘いでもあった。
法大資本と国家権力は、06年から88人の逮捕、22人の起訴、12人の退学・停学・入構禁止処分——あらゆる暴力と権力を使って大弾圧をしてきた。
この未曽有の大弾圧に対し「21世紀最初の学生暴動」——10・17闘争の爆発で暴力ガードマンを追放し、国家権力・法大資本との力関係をひっくり返してきた。監獄大学と言われる法大キャンパスのど真ん中に闘う火柱をうち立て、革命の拠点としての法大学生運動を継承・発展させてきた。
4・24への激闘は開始された。法大と裁判所は、キャンパス周辺での情宣活動を禁止する仮処分を決定した。ビラまきや演説が大学「営業権」に「回復困難な損害を与える」から禁止というのだ。ビラ1枚が法大資本を破綻に追いつめているのだ。4・24闘争は教育の民営化粉砕の闘いそのものだ。
さらに闘う法大生、倉岡雅美さん(人間環境学部3年)の追加処分を狙っている。これ以上、学生が支配され、処分されてたまるか。情宣禁止の仮処分攻撃を粉砕し、倉岡さん追加処分絶対阻止の闘いで4・24に攻め上ろう。処分撤回闘争は大学・教育の場を学生の手に奪い返していく価値創造的かつダイナミックな闘いだ。勝利はすでに切り開かれている。今こそ反転攻勢に打って出よう!
学生を資本の金もうけの道具にされてたまるか。学生は腐ったルールや「しょうがない」に支配される存在ではない。未来を語り、世界を突き動かす存在だ。資本による競争によって奪われてきた団結を4月24日、監獄大学の象徴—法大キャンパスで奪い返そう。法大生はマル学同法大支部に加盟し、ともに歴史の最前線に躍り出る闘いを作っていこう。全国学生は4月24日に総決起しよう。
第2章 学生の分断をうち破りストの爆発切り開こう 東北大学支部
世界大恐慌は、労働者・学生の「生きさせろ!」の闘いを呼び起こし、資本主義の破産を刻印している。もはや資本家の存在そのものが青年・学生にとっての疎外物だ。「資本独占は……この生産様式の桎梏となる。生産手段の集中も労働の社会化も、それがその資本主義的な外皮とは調和できなくなる一点に到達する。そこで外皮は爆破される。資本主義的私有の最期を告げる鐘が鳴る。収奪者が収奪される」(マルクス『資本論』)。プロレタリア世界革命勝利へ、世界の労働者階級とともに学生は立ち上がろう!
その攻防が「大学の民営化」との対決だ。ブルジョアジーが「教育」の名のもとに学生・保護者から搾取している。学生を資本の奴隷とし、侵略戦争へと動員しようとしている。その最先端が88人逮捕−22人起訴をぶっ飛ばして闘い抜かれてきた法大決戦だ。
東北大学生運動は法大決戦の最先頭で全力で決起してきた。00年には国立大学法人化(民営化)に反対して全学ストを打ちぬき、有朋寮廃寮阻止決戦を団結を崩すことなくうち抜いた。
東北大当局は団結の拠点=日就寮、サークル協議会や学生自治会の破壊に絶望的に突進してきている。日就寮の食堂廃止=生協による民営化を推し進め、自治寮解体を狙っている。
民営化された学生寮で何が起きているか? 寮費の高騰、全室のカードキー化、家具のレンタル制など、資本の利潤のために学生が食い物にされる。在寮期限は1年で追い出される。こんなもの寮でもなんでもない!
結局、カネのない学生は大学に来るなということだ。資本主義と新自由主義がわれわれの未来を奪っている。寮生・学生の「自治寮を守りたい。団結して闘いたい。後輩のために安い寮を残したい」の思いは当然だ。だからこそ大学当局の入寮妨害文書による分断をうち破り、食堂廃止反対を闘う日就寮生と受験生の結合が生み出された。
学友会本部が「サークルの勧誘活動禁止」通達を出してきた。サークル同士の競争・分断、恫喝と抑圧は許せない! 他方で授業は学生を奴隷化する支配装置になり、研究室は資本の利潤を生み出す道具に成り下がっている。
この転倒したあり方をぶっ飛ばすのが4・24法大集会だ。1千人の結集でキャンパスを学生の手に取り戻そう。09年、東北地方の全大学にマル学同の真紅の旗をうち立て、全国300万学生ゼネストに進撃する。マル学同中核派に結集し、4・24から東北大ストの爆発を切り開こう。
第3章 民営化攻撃を粉砕して大学と教育を取り戻せ 京都大学支部
マルクス主義学生同盟中核派京大支部は、すべての新入生と固く団結し、4・24法大集会に決起する。世界金融大恐慌が激化する中、全世界で労働者・学生の「生きさせろ!」の怒りが爆発している。労働者を片っ端から解雇している資本家どもが教育をダシに金もうけし、学生の未来を破壊し、大学を蹂躙(じゅうりん)している。これ以上認めることができるか。もう黙っていない。法大を1千人の学生で埋めつくし、大学・教育を奪い返す学生蜂起をたたきつける。全国学友は「教育の民営化粉砕! 法大決戦勝利」で団結し、4・24から全国学生ゼネストへ、いざ進撃しよう!
誰も経験がない大恐慌が進行している。資本家の虚構が崩壊し始めた。金融・自動車・電機など全産業が崩壊する時代だ。もはや資本主義は労働者を殺しながらブロック経済と戦争に突き進む以外にない。資本家の時代は終わった。労働者階級が団結して資本主義をぶっ倒す革命の時代の到来だ。
学生が団結して資本家階級との闘いに立ち上がる路線は「道州制・民営化攻撃粉砕! 全国大学の法大化阻止! 法大決戦勝利」だ。道州制は全社会の民営化であり、団結破壊による労働者・学生支配だ。医療・教育・大学を民営化する。キャンパスを資本の論理で蹂躙し、教育を破壊し、学生がモノとして扱われる。こんなものはもはや大学ですらない。爆砕あるのみだ!
私立大学の15%が学生や親から集めた学費で投機に走っていた。理事会や経営協議会の懐に消えているのだ。これが詐欺でなくて一体なんだ!
京都大学の松本総長は、資本による大学の独裁支配を最先頭で推し進めている。全国の大学で非常勤職員の大量首切り攻撃が始まり、自治寮の破壊が本格化している。これほど学生の寮が必要とされる時代に、自治寮をつぶして金もうけの手段にするほどふざけたことがあるか。こんな奴らに「教育」を語る資格は一ミリもない。「頭を下げて折り合いをつけるしかない」という奴隷根性をぶっ飛ばして闘おう。今こそ京大生は大学のすべてを取り戻すストライキをやろう。
最大の方針が4・24法大集会だ。法大当局は、学生がビラをまき、大学当局を批判することは「営業権」侵害であるとして、裁判所に「情宣禁止仮処分」を申し立てた。ふざけるな。4・24は、怒れる学生が大学のすべてを取り戻す集会だ。学問も教育も未来も団結も、すべて取り戻そう。4・24法大集会に総結集しよう。
第4章 「自己責任」ふざけるな資本主義に引導渡そう 大阪市立大学支部
4・24法大集会に大結集し、道州制と教育の民営化に一大反撃をたたきつけよう。労働者を搾取し、学生を金もうけの対象としてきた資本家どもの悪あがきを許しておくことはできない。資本主義を粉砕し、労働者や学生の手に社会のすべてを奪い返す時がやってきた。300万学生ゼネストで資本主義に引導を渡そう。すべての学生はマル学同に結集しよう!
内定取り消し1500人! 奨学金による借金が卒業時点で775万円!
これが資本主義体制が学生に用意した「教育」の現実だ。教育に名を借りて、大学を僭称(せんしょう)して競争をあおって学生や保護者から金をふんだくっている。ふざけるな!
新自由主義のもとで、資本家はさんざん自己責任をあおってきた。授業料を払えないのも、就職できないのも、過労死も自己責任。電車が脱線して死んでも、戦争で殺されても自己責任!
だが大恐慌のただ中で、資本家どもは何を言っているのか? 「公的支援」を叫び、何百兆円もの金をのみ込んでいる。すべて労働者から搾り取った税金だ。ふざけるのもいい加減にしろ! 資本主義は破産した。もはや労働者、学生が引導を渡す時だ。
全世界で「教育の民営化」が吹き荒れている。資本主義は、教育をまともに保障できなくなったばかりか貧困ビジネスへと変質させている。
大阪市大でも2部(夜間)の廃止、府立大との統合を、府知事・橋下が画策している。「関西広域連合」のもとで市と府の行政区分を超えた大学統合を行い、道州制を先行実施するのだ。
その狙いは徹底的に団結解体だ。市大、府大生の多くが関西の自治体や学校に就職する。関西の自治労、日教組の中心部隊が市大、府大の出身者で構成されている。市大や府大の学生自治と団結を破壊することは、4大産別解体攻撃に直結する。
自治労、日教組解体を核心とする道州制の先取りとして、市大の2部廃止−府大との統合は狙われているのだ。
道州制・民営化攻撃は、敵の決定的な弱点だ。何より橋下や資本家どもは学生の怒りと団結をなめている。「学生は体制内化される存在」というのが道州制・民営化の前提だ。だが法政大学の闘いを見よ。学生は資本主義の現実にどこまでも怒り、団結できる存在だ。4・24法大集会から、全国学生ゼネストの号砲を打ち鳴らそう。
第5章 核戦争を繰り返すな!君の決起が歴史動かす 広島大学支部
大恐慌の時代を、世界の労働者・学生の団結で革命に転化しよう。この時代をともに生き、闘うことができることを心から喜びたい。
世界大恐慌は、史上最大の革命情勢だ。世界中の人びとを搾取し、貧困に落とし込め、金融ギャンブルにふけってきた奴らが、その破産のツケをすべて労働者に支払わせようとしている。支配階級どもは社会を運営することも、まともにモノを生産することもできなくなった。
奴らのやっていることは、クビ切りと公金横領、民営化と戦争だけだ。道州制と民営化で社会のすべてを金もうけの手段に変え、医療や教育などをズタズタに破壊したあげく、行き着く果てはヒロシマ・ナガサキを繰り返す世界核戦争だ。ふざけるな! こんな奴らは一秒たりとも地球上に存在する資格はない。人類史の名において引導を渡す以外にない。社会のすべてを労働者階級の手に取り戻そう。
学生には、腐りきった資本主義に終止符を打ち、新しい社会を建設・運営できる歴史的な力がある。大学を頂点とする現在の学校教育機関は、資本主義体制の存続を前提とし、その中で労働者階級の子弟を資本家階級の支配下に屈従させるための機関に堕落させられてきた。「営業権」を振りかざして学生の情宣活動を弾圧する法大当局こそ、まさに落ちるところまで落ちたとしか言いようのない姿ではないか!
大学で学生が立ち上がり、誇りと団結を取り戻し、ストライキで教育を奪還していく闘いは、資本の支配を根底から揺るがし、世界中の労働者の心を激しくゆさぶる——この確信は、この3年間の法大闘争を通じてつかんだものだ。昨年、広大支部は3人の仲間を半年獄中に奪われながら、一歩もひかずに国家権力・法大当局と対決し、獄壁を突破する団結の力で全員を奪還した。もはや恐れるものは何もない!
広大支部は労働者階級の先頭に立って、昨年の8・6ヒロシマ闘争を大成功させた。階級的反戦闘争の拠点=ヒロシマで闘う学生として、核戦争を絶対に許さない! 保護主義政策とアフガン増派に突撃しているオバマは、就任演説で原爆投下を含めた米帝の侵略戦争の歴史を全面的に肯定した。新たな世界核戦争を準備するオバマを、世界の労働者とともに打倒しよう。
法大闘争勝利—全国300万学生のゼネストを一緒にやろう。君の決起が歴史を動かす。マル学同に結集してともに闘おう!
第6章 新樹寮廃寮絶対阻止!実力で自治寮を守るぞ 富山大学支部
全世界の労働者が団結し、世界革命に立ち上がる時が来た。資本主義を打倒し、共産主義革命へと突き進む歴史の大転換点に、われわれは学生として存在している。ともに資本主義を倒す革命を目指そう!
世界大恐慌によって工場閉鎖、大減産が相次ぎ労働者の大量解雇、学生への超就職氷河期の大攻撃が吹き荒れている。自衛隊のソマリア沖派兵に続いて、北朝鮮の「人工衛星」発射への戦時体制への突進と、支配階級は激しく戦争への衝動を強めている。恐慌と戦争をなくすために資本主義社会を根底から変革しよう。
最大の階級的対決点は道州制と民営化だ。道州制導入によって教育、医療、福祉などを民営化し、労働組合を破壊し、地域を丸ごと資本家が好き勝手に金もうけの道具に変えようとしている。労働者は生きられない。今こそ国鉄分割・民営化に勝利してきた動労千葉労働運動が光り輝く時だ。
3年におよぶ法大決戦は、教育の民営化と徹底的に闘い抜いてきた。何が「営業権」だ! 「情宣活動禁止仮処分」を絶対に許さない。これこそ学生を金もうけの道具として見る法大当局の本性だ。4・24法大集会の爆発で監獄大学をぶち壊して解放しよう。
法大決戦の爆発から全国大学で「法大化阻止」の闘いを巻き起こそう。その第一弾が富山大学新樹寮への一方的な「入寮募集停止」と「改修」を粉砕する廃寮阻止の大決戦だ。
学長選で2割しか得票できなかった富山経済同友会の先兵=西頭(さいとう)学長は、警察権力と結託して、闘う学生を逮捕・起訴し、破廉恥にも学長の座に居座っている。そして09年、西頭はついに新樹寮の廃寮攻撃=民営化に手をかけ、大激突が始まった。学生自治会つぶしを粉砕する闘いで培ってきた団結が、全学生の西頭独裁体制への怒りと結合する時が来た。
新樹寮「改修」=民営化の目的は寮自治をつぶし、寮を民間アパートと同じように資本家の金もうけの道具に変えることだ。世界大恐慌の中での「入寮募集停止」など許せない。寮生を強制的に部屋からたたきだす「改修」は断固拒否だ! 闘う新樹寮生は「自治寮つぶし絶対反対」「資本家の金もうけのための『改修』粉砕」の路線を確立して闘いを開始した。マル学同・富山大支部は、法大決戦と一体で新樹寮決戦の先頭に立ち、大学の資本家独裁をぶっ飛ばし革命に突き進む。ともに闘おう!