法大弾圧裁判 4・27弾圧 友部君最終陳述
法大弾圧裁判 4・27弾圧
友部君最終陳述 “闘いは終わらない”
24日判決公判に結集を
3月11日と13日の2日をかけて東京地裁刑事第18部(福崎伸一郎裁判長)で、4・27暴行デッチあげ弾圧裁判の最終弁論と、友部博文君による被告人最終意見陳述が感動的に行われた。
まず、68㌻に及ぶ弁護人の最終弁論が突き出した事実は、「本件の加害者は法大当局であり公安警察」だということだ。
検察官は論告で、法大当局による暴行をごまかすために、友部君たちがキャンパス内で「暴れたことから体を抱え上げるに至った」と主張した。しかし、実際は、二十数人の教職員が、安東祐希学生部長(当時)の「手と足を持って出す」との指示のもと、集会準備をしていた友部君たちに無言のまま襲いかかり、暴力的に排除した。友部君の4度目の排除には公安刑事まで加わった。弁護人は「『暴行』行為そのものが存在しないのであって、この一点からしても被告人は無罪である」と鮮明に結論づけた。
続いて、友部君が最終意見陳述書をゆっくりとかみしめように読み上げた。
「4・27弾圧は完全なデッチあげである。この裁判の被害者と加害者は百八十度逆転している」「法大当局は、3・14を始めとする自分たちの悪行が暴かれるのを圧殺するために、暴力をたっぷり振るい、冤罪でもって集会を破壊した」
そして、「どうしても排除できなかった新井さんを逮捕させた。闘う学生を不当逮捕させて長期間勾留、拉致監禁させることで学友会解体攻撃に対する障害を取り除こうとしたのだ」と、弾圧の狙いを暴ききった。
また、論告を批判。「『警察権力の導入は大学の自治権の行使』という検察の主張では、学生には何の権利もなく、恩恵としての学問の自由があるに過ぎない」
さらに、闘う法大生に「フリーター野郎」と言い放った職員をとりあげ、「資本に従順な労働者、団結や自治を知らない労働者、団結して闘うことはいけないことだと洗脳された労働者をつくり出すことが法大当局の目的なのだ」「時代が団結を求めて動く今、その反動の急先鋒たる法大当局を、学生の力と労働者階級の力を結合させ、打倒しよう」と訴えた。
最後に「4月27日に4回排除され逮捕されたことを後悔はしていない。まだ闘いは終わらない。デッチあげの裁判闘争、新たな処分を阻止する闘い、撤回させる闘い、3・14の処分撤回闘争、学生自治のために闘う」と力強く締めくくった。傍聴に詰めかけた仲間は感動し、ともに闘う決意をこめた拍手を送った。
3月24日午前10時からの判決公判に大結集しよう。
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第1章 法大裁判に集まろう!
★3月24日(火)4・27「暴行」デッチあげ裁判
友部博文君への判決 午前10時開廷
★3月25日(水)5・29デモ弾圧裁判①グループ
第12回公判 午後1時30分開廷
★4月14日(火)5・29デモ弾圧裁判②グループ
第11回公判 午後1時30分開廷
◎いずれも東京地裁429号法廷。
開廷1時間前に地裁傍聴券配布所に集合を
★富山大学ビラまき弾圧裁判(富山地裁)
第8回公判(最終弁論)
4月17日(金)午後1時30分開廷