2009年3月23日

ワーカーズアクション 全国各地で春闘行動 “3・20へ”訴え

週刊『前進』06頁(2384号4面2)(2009/03/23)

ワーカーズアクション 全国各地で春闘行動
 “3・20代々木公園へ”訴え

 3月14〜15日、ワーカーズアクション実行委員会の主催で3・20イラク反戦全世界一斉デモにむかって全国で街頭宣伝とデモがかちとられた。
 東京・渋谷駅前では、大街宣・デモを210人で打ち抜いた。
 まず渋谷駅ハチ公前で街頭大宣伝を行い、約50人が参加した。街はまさに「3月問題」が爆発し、怒り渦巻く状況だ。
 日産で「派遣切り」にあったという青年は「日産は県から資金援助を受け新工場を建設中であるにもかかわらず首切りをしている」と怒りをあらわにした。
 街宣後、宮下公園に場所を移し、デモに決起。
 織田陽介全学連委員長は「労働者の怒りに火をつけよう! 3・20で決着つけるぞ! 国鉄決戦を闘い、連合をぶっ飛ばし、労働運動の主流派へ!」と熱烈にアピールした。
 いよいよデモに出発。「動労千葉のストに続くぞ!」「国鉄1047名闘争に勝利するぞ!」。渋谷の街にいた青年たちは大注目! 警察権力は労働者がデモに合流してくることに心底恐怖し、終始、弾圧を狙っていた。しかし、団結を固めたデモ隊はそれを一蹴しデモを貫徹した。
 さらに、ワーカーズアクションを軸に動労千葉派として全国各地で決起した。
 14日に動労千葉派として単独のデモを宇都宮では初めて、静岡では20年ぶりに実現した。
 そのほかの各地では翌15日に一斉決起がかちとられた。
 札幌では、真っ向から革命を訴え市内デモを貫徹した。青森では、強風をつきデモ。秋田では、青年労働者が初めて基調提起に立った。仙台では、東北石けん労組の青年が司会を行い、基調報告に被解雇者の自治体労働者が立った。福島では、ふくしま合同労組の組合旗を先頭にデモ。新潟では、先月の弾圧を打ち破った青年が元気に勝利報告を行った。
 富山では、富山大学の学生を先頭に北陸の労働者と学生が団結して戦闘的デモを貫徹した。名古屋では、トヨタ名古屋本社へのデモに立ち上がった。
 岡山では、初めてストライキに立ち上がった動労西日本の青年が「第2波のストライキに立つ」と決意を明らかにした。
 広島では、青年労働者を先頭に週1回のゼネスト実行委員会を継続。その成果が今回結実した。
 松山では、繁華街で用意したチラシはすべてなくなった。徳島では、派遣切りに対して解雇撤回を掲げたストに突入。
 福岡でも大街宣が闘い取られ、『前進』が4部も売れた。