2009年3月23日

全社労 解雇撤回へ終日スト

週刊『前進』06頁(2384号2面8)(2009/03/23)

全社労 解雇撤回へ終日スト
  “地の果てまで追い込む”

 “全社運は解雇を撤回しろ! 地の果てまで追い込むぞ” −オフィス街に「生きさせろ」の声が響いた。全国社会保険協会連合会労働組合(全社労)は3月19日、終日ストライキに決起し、東京都港区にある全社運本部門前で闘い抜いた。
 社会保険庁が設立した年金・健康保険福祉施設整理機構は3月9日をもって全社連との委託契約を打ち切り、大阪3健康管理センター(福島・長堀・淀川)施設売却を強行、全社連は3月31日をもって組合員を解雇すると通告している。全社連は雇用責任を取れ!
 3月11〜12日の実力就労闘争に震え上がった全社連幹部は、19日は正門を閉めて建物に隠れ続けた。この無様な姿! どちらに正義があるかは鮮明だ。全社労は「絶対反対」の闘いで組合員を3倍化し、終日正門前を制圧、連帯集会、品川駅頭街宣をやり抜いた。
 「組合の方が完全に勝っている」「解雇撤回を闘っている今が一番充実している」。組合員は元気いっぱいだ。終日闘争でさらに団結を強め、3月31日を越えて解雇撤回へ闘う決意を固めた。動労千葉、ス労自主、東京の西部・なんぶ・東部の各ユニオン、福祉労働者連帯ユニオンなどが早朝から行動をともにした。