2009年3月16日

3・6基調報告(要旨) 労働者の団結の力で勝利した!

週刊『前進』06頁(2383号2面2)(2009/03/16)

3・6基調報告(要旨)
 動労千葉のように闘おう
 労働者の団結の力で勝利した!

 世界金融大恐慌が起こった。資本主義は終わった。この時代認識を持つことが重要だ。資本家階級は革命を恐れ、労働組合をつぶそうとしている。革命情勢が到来しているからだ。
 ところがこの時、自治労、日教組など既成の労働組合運動はまったく闘わくなっている。彼らは二十数年前に国鉄分割・民営化攻撃に屈服して以来、完全に骨が折れているのだ。
 しかし彼らは、金融大恐慌の中でむきだしの民営化反対運動つぶしに動き出した。連合は日本経団連と「労使共同宣言」を出し、資本主義救済のために全面協力し、ワークシェアリングを進めている。体制内派を打倒しよう。
 動労千葉は国鉄分割・民営化絶対反対を貫き、唯一ストライキで反撃し、組織を守りぬき、1047名解雇撤回闘争をつくり出してきた。さらに、闘う労働組合を全国によみがえらせるために全国・全世界の最先頭で闘っている。動労千葉のように闘おう。
 道州制攻撃は公務員360万人首切り、民営化、労組つぶしの攻撃だ。これは6000万労働者の首切り、非正規職化に直結している。大阪府知事・橋下徹は、法律ができる前からネットワーク、広域化などで「関西州」導入へ突き進んでいる。公立病院民営化は道州制の最先端の攻撃だ。3年で黒字にできないなら民営化か廃止と言い、労働組合に屈服を迫る。
 連合などの労働組合執行部は民営化・首切りの先兵と化し、民営化を逆提案するまでになった。
 この時代に労働組合はどうあるべきか。時代認識と路線で徹底的に議論し、職場の団結をつくり出そう。この団結こそが労働組合をよみがえらせる力となる。
 私たちこそがこの情勢を切り開く核だ。労働組合が道州制絶対反対の旗を掲げて大恐慌情勢に立ち向かおう。資本主義を倒して労働者の社会をつくろう。労働者には力がある。労働者の団結に生きよう!