2009年2月 9日

道州制反対!橋下打倒! 3・6府庁前行動 実行委に参加(投稿)

週刊『前進』06頁(2378号2面3)(2009/02/09)

道州制反対!橋下府知事打倒!
 3・6大阪府庁前行動へ
 実行委員会に参加して(投稿)

 豊中市職女性部の呼びかけで1月17日、「国際婦人デー闘争 生きさせろゼネストへ! 道州制反対! 橋下打倒! 3・6府庁前行動」実行委員会が開催されました。(写真)
 実行委員会では、呼びかけ団体である豊中市職女性部の代表から、今回の3・6府庁前行動を呼びかけるにいたった経緯が話されました。
 「橋下大阪府知事が登場して“大阪府は破産会社だから社員の給料は半分で当たり前”という発言に始まり、公務員労働者と民間労働者の間に分断が持ち込まれてきました。彼は、財界をバックにつけて道州制をやり、360万人の労働者をいったん全員解雇して新行政組織に選別・再雇用することで自治労・日教組をつぶそうとしている。これは、世界金融恐慌に突入する中で、すべての労働者にかけられた首切りと団結破壊の攻撃だ。今こそ労働組合の真価が問われている。
 にもかかわらず自治労本部は闘おうとするものをつぶそうとしている。絶対に許せない。現場から闘いを起こそう」。
 この提起は本当に心を揺さぶりました。
 続いて、会場から賛同団体・個人が発言し、2月25日に次回の実行委員会を開催することを決定しました。3月6日当日は、大阪府庁の直近にあり一部の府庁の部局が入っている国民会館に集まり、集会は午後6時半から開始、8時過ぎにデモに出発することなどを確認しました。
 自治体労働者・教育労働者の中に闘う旗を立てる決定的な取り組みです。実行委員会で配布されたビラの本文を紹介します。
 「2009年が始まり、完全に世界恐慌情勢です。大手の企業倒産、減産により多くの労働者が解雇され、また3月末までに製造業だけで40万人もの『派遣切り』が行われようとしています。社会全体に解雇者があふれかえろうとしています。これこそ資本主義の終わりです。今こそ、労働者を食わせていけなくなった資本主義を終わらせ、労働者の団結で労働者の社会をつくりましょう。
 大阪府知事・橋下は道州制を最先頭で推進し、労働組合を完全に解体しようとねらっています。道州制とは民営化、首切りの攻撃です。絶対反対で闘おう。
 橋下は公務員と民間労働者に分断をもちこみ、公務員バッシングで労働者同士を対立させています。自治労大阪府本部や日教組などの組合執行部はこの攻撃に完全に屈服し、いっさい闘わない組合となっています。それどころか自己保身にはしり、闘おうとする労働者を弾圧する側にまわっています。これら体制内労組執行部こそ橋下の手先であり、民営化・首切りの先兵です。仲間の首切りを決断するような労組執行部を打倒して、闘う労働組合をよみがえらせよう」
 (北大阪労組交流センター・M)