革共同東北政治集会 “職場に革命の旗を”
革共同東北政治集会 “職場に革命の旗を”
「体制内」との闘いに確信
革共同東北政治集会が1月25日、120人の結集で仙台市内で開かれた。「闘う労働組合とマルクス主義を甦(よみがえ)らせ、職場に革命の旗を立て『生きさせろ!』ゼネストへ! 革共同こそ歴史の前面に躍り出よう」——司会の戦闘宣言で開会。08年の激闘で階級的労働運動路線に確信を深め、体制内労働運動と対決して勝利を切り開いてきた仲間たちが結集し、会場は熱気に包まれた。
冒頭、法大弾圧被告の2同志が「20人の獄中同志が全員、階級の指導部となって奪還された。団結にかけきって闘えばどんな弾圧も打ち破れる。絶対に世界革命はやれるという確信にあふれている」と出獄アピール。
基調報告に立った天田三紀夫書記長は「革共同は1929年を超える大恐慌情勢にプロレタリア革命を掲げて闘うことに間に合った。昨年、全党の同志が闘って闘い抜いてきた地平だ。30年代を超える激しい内戦的死闘はすでに開始されている」と革共同の存在と闘いの大きさを強調した。そして「大恐慌情勢とオバマ反革命政権の登場は世界革命情勢だ。勝負は労働組合。労働運動をめぐる党派闘争にかちぬいて、『生きさせろ!』ゼネストへ突き進もう!
世界単一の党を建設しよう!」と提起した。
続いて、中央労働者組織委員会の労働者が「09年は道州制を粉砕する大決戦。自分たちの手で資本主義にとどめを刺す最高の情勢が来た。労働組合と党は一体。革命のロマンを語ろう。大胆に闘おう」と迫力と確信に満ちてアピールした。
解雇撤回を闘う同志が次々と登壇。国鉄労働者は「革命情勢に恐怖し、国鉄闘争が階級的に発展していくことに襲いかかる4者4団体派を打倒する」と宣言。あおもり合同労組の仲間が「労働者はどんなに攻撃を受けても、求めているのは救済ではなく団結だ」。東北石けん労組は全員そろって登壇し「第1波ストは歴史的闘い。どんな小さな組合でも腹を固めて闘えば展望を切り開ける。怒りは充満している。スト突入で怒りは一挙に広がっていく。これは地区ソビエトを展望する闘いだ」と語り、1・29第2波スト突入を力強く宣言した。
労働者・学生の闘いの前進で、続々と職場に闘いの旗が生まれている。次は星野奪還アピールだ。「労働者階級の津波のような闘いの中で星野同志を奪還しよう。星野さんを『救う』のではなく、階級闘争の先頭で生き生きと闘う星野同志を、獄内外一体の力で奪還する。これは学生・青年の闘いと、星野同志が情勢に向き合って闘い、切り開いてきた地平だ」と闘いの中でつかんだ内容が提起された。階級的労働運動の前進で攻めの改憲阻止闘争を闘おうというアピールが続いた。
さらに国鉄、全逓、自治体、教労、金属産別の同志が職場闘争報告と決意を表明した。自治体の同志は「委員長選挙に立候補する。革共同の選挙として闘う。市役所を革命の拠点にする」と力強く訴えた。マル青労同からは、昨年から1月にかけて結集した同志が壇上に並んだ。「労働者の力で世の中は変えられる。労働者の闘いの理論がマルクス主義だとつかみ、加盟を決めた」「マルクス主義を学習し青年労働者をドンドン組織する」。元気なアピールに集会は最高潮に。マル学同東北大支部の同志は「法大ストを突破口に全国学生ゼネストをやる。マル学同1千人建設で革命に勝利しよう」と訴えた。
最後に、東北地方委員会議長が「職場で実力ストに立とう。体制内労働運動と対決し革命の旗で組織しよう」とまとめを提起した。集会は圧倒的高揚感で打ち抜かれた。誰もが08年決戦でつくりだしてきた地平と団結の強さを心から実感し、09年決戦の展望と確信にあふれかえった。革命の火の手があがった! 革共同が歴史の前面に躍り出て、プロレタリア世界革命に勝利しよう!