2009年1月26日

中四国革共同集会 “ゼネストへ”宣言 青年・学生が結集

週刊『前進』06頁(2376号2面4)(2009/01/26)

中四国革共同集会 “ゼネストへ”熱い宣言
 青年・学生が圧倒的に結集

 第1章 若々しい党へ

 「資本主義は死んだ。09年をプロレタリア世界革命の始まりの年としよう! 労働組合をめぐる資本・権力・体制内指導部との闘争こそ革命の成否を決する決定的戦場だ。『生きさせろ!』ゼネストへ! 職場、学園、地域で組織しぬこう!」(基調報告)
 1月18日、革共同中四国政治集会が広島市のワークピア広島で開催され、中四国地方委員会は断固として09年「生きさせろ!」ゼネスト宣言を発した。
 集会には昨年を大きく上回る150人が参加した。塩川一派と血債主義者らを一掃したことで党の団結は最高に強まり、党勢はぐいぐいと伸びはじめ、とりわけ青年労働者、学生の獲得が進んでいる。まさに若々しい党へと生まれ変わっている。古参メンバーも「ついにここまできたか」と感慨をもらす。
 集会は、司会のマルクス主義学生同盟広大支部の同志の開会宣言で始まった。中四国地方委員会委員長の労働者同志が開会あいさつに立ち、「革共同50年の歴史の中で初めて現実に革命の勝利を手に入れる情勢がきた。これまでのあり方を全部ひっくり返し、昨年11月の地平をひっさげて世界革命勝利の一点に向かって闘おう」と訴えた。つづいて法大弾圧被告の広大生の3同志が出獄アピール。「出獄をかちとったのはここにいる全員の団結の勝利。逮捕されても、解雇されても、退学にされても闘う」と法大闘争の核心を提起し、集会のボルテージは一気に高まった。
 連帯のあいさつでは全国被爆者青年同盟に続いて反戦被爆者の会の大槻泰生会長が登壇し、「資本主義の末期の今こそ、私たちは世界革命をこのヒロシマから闘おう」と力をふりしぼって訴えた。さらに国鉄西日本動力車労働組合広島支部の労働者が「革命に照準を合わせて闘おう」と決意を述べ、徳島と広島の星野文昭さんを救う会から星野同志奪還の熱烈なアピールが発せられた。

 第2章 職場で勝負を

 中四国地方委員会書記長が「世界革命に勝利する労働者階級の党をつくりあげよう」と題した基調報告を行った。革命情勢の到来下で党内外の体制内思想・勢力と分岐し激突しぬいて、マルクス主義で武装した革共同をつくりだしたことの決定的意義が明らかにされ、「闘う労働組合をよみがえらせる闘いは、労働者階級自身の党をつくる闘いと一体」と訴えた。
 島崎光晴同志の講演は時代認識を鮮明にさせ、革命への圧倒的な確信を与えた。島崎同志はまず現下の大恐慌情勢について「後のない大恐慌。『100年に一度』ではなく資本主義300年の歴史の終わり。支配階級にはもう次がない」と核心的に提起した。ついで30年代アメリカの階級闘争の教訓を示し、大恐慌下で11月集会陣形を形成しているわれわれは「すでに過半は勝利している」と述べた。そして「ロシア革命は『平和・土地・労働者統制(・管理)』のスローガンで勝利した。革命の一番の核心は職場生産点での死闘をとおした職場支配権の確立だ」と述べ、「職場で団結しよう! 団結の究極の拡大が革命だ」と鮮明化した。

 第3章 新たな指導部

 集会後半は、マル青労同の同志の「生きさせろ!」ゼネストアピールから始まり、ついで道州制決戦を先頭で闘う自治体、教労をはじめ6大産別の労働者同志が次々発言。集会の最後はマル青労同とマル学同の決意表明だ。中四国各地のマル青労同の同志が壇上に並び、ストライキを貫徹した報告をはじめ、ひたむきに路線を貫いて闘う同志たちの発言が参加者全員を獲得した。マル学同広島大支部、岡山大支部、さらに四国の学生らが、激しい党派闘争を闘い、法大決戦に勝利して、300万学生の「生きさせろ!」ゼネストをやりぬくと発言。青年・学生の新たな指導部としての登場に感動と勝利の確信がみなぎった。
 年末年始の街頭宣伝で出会った初参加の青年労働者は、集会後ただちに『前進』の定期購読を申し込んできた。中四国の全党員と闘う人民は、革共同集会でさらに強固な路線的団結を固め、「生きさせろ!」ゼネストの決戦体制を確立した。