2009年1月19日

5・29デモ弾圧第2グループ 保釈後、初公判

週刊『前進』06頁(2375号6面3)(2009/01/19)

5・29デモ弾圧第2グループ
 保釈後、初公判
 “こんな裁判やめろ”

 1月13日は、法大5・29デモ弾圧裁判(第2グループ)が行われた。昨年12月24日に保釈をかちとった7人が、堂々と法廷に登場した。
 東北大学の本山隆介君が冒頭に意見を表明した。「出獄し、あらためて革命的な裁判闘争をとことんやりぬく決意だ。命脈が尽きた資本主義の側に立って、裁判所は革命を訴えた私たちを有罪にするつもりか。それはナチスや特高警察と同じだ。公訴を棄却しろ。今も勾留中の内田晶理君を必ず奪還する」
 続いて、弘前大学の金子悠太君が「検事の出した証拠には、自分の前科として本件5・29弾圧があげられている。5・29の逮捕は前歴か! こんなふざけた検事がどこにいるのか。なんでもいいから逮捕・起訴し、『革命を目指す』ことへ襲いかかっているだけだ。こんな裁判は直ちにやめよ。裁判所は謝罪しろ」
 法廷では検察側の証拠採用手続きが行われた。デッチあげ実況見分調書など無意味なものばかりだ。ビデオ映像には生き生きとキャンパスをデモする学生の姿が映っている。襲いかかる公安警察官は、固いスクラムで跳ね返されている。5・29弾圧の破産ぶりがより鮮明となった。
 次回、2月10日は弁護側冒陳。弁護側立証を闘い、弾圧を粉砕しよう。