2009年1月19日

日誌 2009年 1月1日〜13日 麻生内閣支持が20%を割る

週刊『前進』06頁(2375号4面2)(2009/01/19)

日誌 2009年 1月1日〜13日
 アフガニスタンに「文民」派遣/麻生内閣支持が20%を割る

●イスラエル、ガザに地上侵攻 イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を始めた。08年12月27日の空爆開始から8日目で戦闘は一気に拡大した。境界周辺に兵士約1万人と数百台の戦車が展開している。(3日)
●原潜ミシガン寄港 最新鋭巡航ミサイル搭載のオハイオ級米海軍原子力潜水艦「ミシガン」が沖縄県うるま市のホワイトビーチに寄港した。同艦の日本への寄港は初めて。同艦は、かつて核弾頭ミサイルを搭載していた戦略原潜で、07年に特殊部隊潜入用に改装された。昨年10月の同型原潜オハイオなど最新鋭原潜の寄港が相次いでいる。(5日)
●国連安保理がガザ停戦決議 国連安全保障理事会は、パレスチナ自治区ガザの即時停戦を求める決議案を賛成多数で採択した。米国は採決で棄権。イスラエルは拒否する方針を表明。ハマスも拒否した。(8日)
●アフガニスタンに文民派遣へ 外務省は、アフガニスタン中西部のチャグチャランで展開する軍民一体型の地域復興チーム(PRT)に、同省職員2、3人を春にも派遣すると発表した。PRTに資金援助はしてきたが、人を派遣するのは初めて。(9日)
●防衛大綱見直し懇が始動 長期的な軍事力のあり方を定める「防衛計画大綱」の見直しに向けた首相の私的諮問機関「安全保障と防衛力に関する懇談会」(座長・勝俣恒久東京電力会長)の初会合が首相官邸で開かれた。昨秋の予定だったが福田前首相の辞任で延期されていた。自衛隊の海外派遣能力の強化や宇宙の軍事利用のあり方などが焦点。6月をめどに報告書をまとめる。(9日)
●海自潜水艦が接触事故 鹿児島県霧島市の福山港の南西約5㌔沖の錦江湾で、性能試験をしていた海上自衛隊第2潜水隊群(神奈川県横須賀市)所属の潜水艦「おやしお」が漁船と接触した。鹿児島海上保安部によると、けが人はなく油の流出も確認されていないという。(10日)
●F22が6機飛来 米バージニア州ラングレー空軍基地所属の最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプター6機が米空軍嘉手納基地に相次いで飛来した。F22の同基地への配備は07年2月以来、2年ぶり2度目。約3カ月の間、嘉手納基地に配備される。(10日)
●麻生内閣7割不支持 共同通信社が行った全国電話世論調査で麻生内閣の支持率は昨年12月の前回調査から6・3ポイント下落し19・2%となった。不支持率は8・9ポイント増の70・2%。(11日)
●日韓首脳会談 麻生首相が訪韓し、ソウルの青瓦台(大統領府)で韓国のイミョンバク大統領と会談した。経済や北朝鮮問題への対応で連携を確認した。(12日)
●海上警備行動を容認 ソマリア沖の海賊対策を検討している与党海賊対策プロジェクトチームは、政府が示した海上警備行動発令で海上自衛隊を派遣する場合の保護対象や武器使用基準などを了承した。海警行動の対象について日本の貨物を積む外国船舶なども対象に加える方針を示した。(13日)