2008年12月 1日

21世紀革命の展望 11・2集会を総括し全国に動労千葉を 革共同中央労働者組織委員会

週刊『前進』08頁(2370号2面1)(2008/12/01)

切り開いた21世紀革命の展望
 11・2集会の地平を徹底総括し全国に第2、第3の動労千葉
 革共同中央労働者組織委員会

 5700人の結集でかちとられた11・2全国労働者集会は、世界と日本の労働者階級の闘いの決定的な前進を切り開いた。かちとられた豊かな地平をとことん教訓化し、闘いの糧にしよう。大恐慌は帝国主義の死の苦悶(くもん)であり、世界革命の時代の到来を告げている。動労千葉労働運動と日韓米国際連帯を武器に、労働組合を体制内幹部から労働者階級の手に奪い返し、プロレタリア世界革命の勝利に向かって進撃しよう。

 第1章 大恐慌時代を闘いぬく労働者国際連帯の前進

 11・2労働者集会で日韓米の闘う労働者は次のように発言した。
 「闘う労働組合を歴史の最前線に登場させよう」(動労千葉の田中康宏委員長)
 「労働者階級の国際連合をつくり、社会主義変革運動へと進んでゆこう」(民主労総ソウル本部のイジェヨン本部長)
 「民営化、非正規職化、規制緩和、自由貿易協定……帝国主義戦争に対する闘い−これらすべての闘いは、国際主義的労働者、革命的な労働者の党によって組織される」(ILWU〔国際港湾倉庫労組〕ローカル10のジャック・ヘイマン執行委員)
 この発言に明らかなように、11・2集会の成功は、世界金融大恐慌情勢に対し、プロレタリア世界革命をもって対決する国際的陣形を、現場労働者の苦闘の中からついにつくりだした。自分はこの日のために闘ってきたのだという、胸躍る感動を5700人が共有したのである。
 革命の原動力は、新自由主義とその破綻が生み出した現実に対する労働者階級の腹の底からの怒りだ。支配階級は「市場原理がすべてを解決する。民営化だ、小さな政府だ」と言って、この間、労働者階級に対するすさまじい攻撃を続けてきた。彼らは、国家財政を天文学的な赤字にたたき込んでも、大銀行・大企業の救済のために巨額の公的資金を投入しようとしている。公的資金とは、労働者階級から搾り取ったものだ! しかも救済の条件は、どれだけ多くの労働者をリストラしたかだというのだ。こんな資本家や国家権力が許せるか!

 第1節 大恐慌下の労働運動

 いま世界の階級闘争が直面している課題は、革命を圧殺する反革命との激闘に、革命派があいまいさなく勝ち抜くことだ。労働者のわき上がる怒りを団結させ、階級的労働運動を大前進させることだ。そして、帝国主義の大攻撃とまったく闘わず、何とか身をすくめて攻撃をかわそうとする体制内労働運動勢力との激突に勝ち抜くことだ。そうすれば労働者は革命まで一気に闘いぬく。大恐慌とはそういう情勢だ。
 実は1929年恐慌の時もそうだった。特にアメリカの場合、自動車や鉄鋼、炭鉱、海運、港湾など、帝国主義の典型的な基軸産業のプロレタリアートが30年代の中ごろから闘いの最前線に続々と登場してきた。それまでの職能的組合の限界をのりこえ、非公認で産別的に労働者を組織し、恐慌がいったん底をついた34年から35年にかけて、こうした大産業の労働組合が銃撃戦の中でストライキに決起した。まさに革命情勢そのものだった。
 しかも、こうした労働運動の中には、共産主義者、共産主義的労働者が大量にいた。組合指導部の多くが共産党員と共産主義的労働者だったと言われている。中でもILA(ILWUの前身)は、当時の共産主義的労働運動の最大の拠点だった。
 こうした大組合の激烈な闘いを抑え込み、体制内に取り込んで帝国主義の危機をのりきるために出されたものがニューディール政策だった。労働組合を認知し合法化するが、共産主義は絶対に認めない。こうしたくさびを打ち込まれた時に、スターリン主義のアメリカ共産党は労働者階級を裏切って、ニューディール政策を支持し、その先兵に転じたのだ。
 今日の世界金融大恐慌情勢でも、同じことが問われている。アメリカはこれから29年恐慌時のような惨たんたる状況へ向かってどんどん進む。その中でアメリカ労働者階級は、30年代の階級闘争の敗北をのりこえる闘いに立ち上がっているのだ。ILWUのメーデーストライキを先頭に、ボーイング社の2カ月間の長期スト、GMを揺るがす労働者のストライキなどがアメリカの大ブルジョアジーを徹底的に追い詰めている。

 第2節 オバマは労働者の敵

 こうした情勢の中で米次期大統領にオバマが登場した。オバマ自身がルーズベルトを意識し、その再来として自己を押し出している。しかし、労働者階級にとってオバマは完全に打倒対象だ。オバマは、労働者階級が革命に立ち上がっていく決定的瞬間に、それに対する反革命として登場した。オバマは、「自動車産業が崩壊すれば大惨事になる」と述べ、必死になってブルジョアジー支援を打ち出している。しかも支援の条件として、「労働組合が自動車産業を持ちこたえさせる計画に同意すること」を挙げているのだ。”大量首切りも賃下げも、文句を言うな! 労働者の闘いをつぶせ”ということだ。
 戦争政策でも「イラクから撤退する」と言うが、できるわけがない。逆に「アフガニスタンに突っ込め」と言っている。ブッシュ以上に抜き差しならない泥沼にはまり込んでいくことは明白である。
 結局、オバマが本当にやろうとしていることはただひとつ、ブルジョアジーの救済だ。そのために階級闘争を必死で抑圧するのだ。オバマ政権のブレーンには、ルービン元財務長官をはじめブルジョアジーのそうそうたるメンバーが名前を連ねた。そしてAFL−CIO(米労働総同盟・産別会議)の労働貴族が、ブルジョアジーと並んで全力でオバマを支えている。崩壊の危機に直面する米帝が、自らの救済に役立つ政権を「挙国一致」体制でつくり上げようとしているのだ。このオバマとAFL−CIO執行部を串刺しにして打倒することこそが、アメリカ革命の道だ。
 11・2労働者集会は、これをうち破る国際的陣形をつくり出した。29年恐慌の時は、労働者の側が「資本主義が一切の元凶だ」と言い切って闘うことができなかった。その結果、第2次世界戦争に突入した。だが、11・2では、大恐慌への突入段階で「資本主義打倒!」を訴えた。しかも、実践の中からスターリン主義の裏切り、体制内労働運動指導部の裏切りを徹底的に弾劾し、「社会主義を目指す新しい労働運動」と「国際主義的な労働者の党」をつくり出そうと、日韓米の労働者が心から一致したのである。
 だからこそ11・2集会は、職場で資本と非和解に闘い、体制内労働運動指導部と非妥協的に闘ってきた私たち労働者が切り開いた〈21世紀革命の展望〉なのだ。断固、この道を進もう!

 第2章 解雇撤回貫く動労千葉の強固な団結の勝利性

 こうした勝利と一体で動労千葉の勝利がある。国鉄1047名闘争を戦場にして、「解雇撤回」を投げ捨てた4者4団体派との激しい路線闘争をやりぬいた。これで4者4団体指導部に勝ち抜いたことが決定的だ。このことが日韓米労働者の団結をより一層深めた。そして動労千葉とともに青年労働者が路線闘争、党派闘争の先頭に立った。あいまいなものをすべてぶっ飛ばして闘ったことによって、われわれはついに2千万青年労働者の怒りと結びついたのである。
 あらためて原点に返り、国鉄1047名闘争がもつ意味をはっきりさせよう。1980年代に強行された国鉄分割・民営化攻撃は、戦後最大の労働運動解体攻撃であり、新自由主義攻撃を社会全体に貫徹する決定的な突破口だった。6年の間に20万人の国鉄労働者が職場を追われ、200人が自殺に追い込まれた。そして総評・社会党が解体されて、階級的力関係が歴史的な転換を強いられた。
 しかし、国鉄労働者は攻撃に屈したわけではない。動労千葉は国鉄分割・民営化攻撃に対し、首をかけて2波のストライキに立ち上がり、40人もの不当解雇攻撃を受けながら団結を守り抜いた。この闘いが1047名闘争を生み出し、100万人の全国の支援勢力とともに20年に及ぶ解雇撤回闘争を今日まで闘い続けてきたのである。
 動労千葉は特別な組合ではない。「団結した労働者の力だけが社会を変革し、歴史を動かす力だ」というただその一点に依拠し、労働運動の原則を守って闘ってきた労働組合だ。

 第1節 4者4団体路線粉砕

 民営化攻撃の核心は労働者の団結破壊であり、労働組合の解体だ。民営化攻撃に対しては「絶対反対」で階級的団結を打ち固めることが唯一の勝利の道だ。だから、団結の勝利の証しである「1047名解雇撤回」を不屈に貫くことが、労働者階級の団結を打ち固め、新自由主義攻撃をうち破る勝利の道なのである。
 そして、どんなに組合が小さくとも、自分たちだけの利益ではなく日本の労働者階級全体の立場に立って闘ってきたのが動労千葉だ。これに対して4者4団体は、「闘争団はもうもたない」とか「1047名闘争は賞味期限切れだ」などと言って政治解決に走っている。体制内指導部は困難に直面した時に、「闘っても勝てない」とすべてを現場労働者のせいにして屈服を繰り返してきたのだ。問題は、労働者をとことん信頼する指導部の構えだ。1047名闘争をめぐる4者4団体派との路線闘争は、労働運動がこの大恐慌情勢と対決してどのような道を進むのかをめぐる決定的な闘いなのである。
 10・24集会で機動隊を導入し、動労千葉を排除するという歴史的暴挙に出た4者4団体派を、われわれは断じて許さない。解雇撤回を掲げた1047名闘争が、すべての労働者の闘いの先頭に立てば、闘いは間違いなく爆発的に進んでいく。派遣労働者の首切りが年末にかけて数万人の規模で行われようとしている。JRや郵政職場でも、徹底した合理化の中で、安全問題、労務政策の破綻という形で民営化の矛盾が爆発し、青年労働者の怒りが高まっている。とりわけ、道州制と自治体丸ごと民営化で、200万人が首を切られようとしている自治体・教育労働者の怒りの決起が始まっているではないか。この決定的瞬間に解雇撤回を投げ捨て、国家権力に労働者を売り渡そうとする4者4団体派の大裏切りを徹底的に弾劾する! 
 11・2労働者集会に集まった5700人こそが、1047名闘争の勝利に責任を取り、全労働者階級の未来をかけて闘い抜く勢力だ。この力で12・14国鉄闘争勝利集会を全力で成功させよう!

 第3章 「体制内」と徹底対決し労働組合を甦らせよう

 さらに、11・2集会で示されたことは、階級的労働運動路線の圧倒的正しさである。ここで決定的なことは「労働組合を甦(よみがえ)らせよう」「第2、第3の動労千葉をあらゆる職場につくり出そう」ということだ。団結をつくりだすこと、この一点に労働者階級の未来がかかっている。
 労働者が資本と非和解で闘い、職場で団結した時に、「労働者が社会の主人公であり、労働者が団結したら、あいつらをぶっ倒せる」と実感する。この自己解放性に目覚めた時に、隠れていたエネルギー、能力が、労働者の内側からわきあがってくる。労働者が自分の能力に目覚め、「おれ達だってこういう力があるんだ」という自覚ができた時に運動は進む。そうした労働者が無数に生みだされた時に階級的労働運動は革命に向かってどんどん前進するのだ。こうした人間の持っている素晴らしさをどんどん発揮させるのが労働組合の団結だ。
 4者4団体派はどのように言って動労千葉を排除したか。最後は、「動労千葉は解雇撤回闘争を革命と一緒にしている。おれ達は単なる解雇撤回闘争を闘っているんだ」と言って排除した。塩川一派との決別は、「労働運動の力で革命をやろう」と青年労働者が闘い出したことに、彼らが徹底的に敵対してきたことだ。しかし、革命は一切れのパンをめぐって起こるものだ。あるいは一人の労働者の解雇を許さないということから革命的闘争に発展することは歴史上いくらでもある。ましてや国鉄では1047名の首が切られたのだ。
 こうした労働者の怒り、存在、闘いと革命運動を切り離し、”労働者、労働組合は革命をやる存在ではない”ということで4者4団体派も塩川一派も今の情勢に完全に屈服しているのだ。
 11・2闘争に向かう過程で、いくつもの職場・労働組合内部で、こうした腐った労働組合幹部と徹底的に路線闘争をやり抜き、組合権力闘争に断固うって出た。いくつかの職場では体制内組合執行部との二重権力状態に持ち込むことができた。

 第1節 組合と一体で闘う党

 そして、階級的労働運動路線とは、革命に勝利する労働組合の団結を甦らせると同時に、それと一体で革命に勝利する労働者党をつくりだす路線だ。革命運動の歴史を総括するとき、重大な闘いは、労働組合を体制内に取り込む攻撃との徹底対決だ。その場合、党と労働組合を徹底的に引きはがすという攻撃と、それに屈服する労働者内部からの反革命との非妥協の対決だ。まさに4者4団体派指導部がそうであり、塩川一派がそうではないか。「第2、第3の動労千葉」をつくりだす闘いとは、こうした党派闘争に勝ち抜き、主流派になることだ。
 ある職場では、派遣労働者の解雇をめぐってストライキをやるかどうか、組合で徹底的に論議した。これまでの指導部のもとでは、「労働条件をいかにかちとるか」という闘い方だった。その指導部を打倒し、時代認識で徹底的に論議し、「ものがとれない時代だ。団結するにはストライキしかない」と闘いに立ち上がった。また、別の職場では、「過激派は組合役員にはしない」と言われ、一方的に組合役員を降ろされた。「労働組合は条件闘争をやるところであって、革命をやるところではない」という体制内組合幹部と激突した。当該の仲間たちは「革命をめぐって分岐をつくり出して空気が入った。労働組合を現場からつくり直す」と総括している。
 重要なことは、労働者の党がどういう路線を持っているのか、自分たちの路線が本当に労働者を獲得する路線なのかどうかだ。党員自身が労働者の中に分け入り、獲得する先頭で闘い、その中で自己変革していくことである。
 資本・当局・体制内労働運動執行部との路線をめぐる激突でつかんだことは、職場の労働者との格闘の中に党派闘争があるということだ。敵は労働者同士ではなく資本家だ。労働者は、競争をやめ、団結すれば勝てるという路線をつかめば、御用組合を革命的存在へとつくり変える闘いに立ち上がるのだ。労働組合を甦らせるのも、革命党をつくり革命を担うのも、労働者自身だ。資本と非和解で闘う職場生産点にこそ革命の現実性があり、一人ひとりの労働者の中にこそ、革命をやる力がある。徹底的に党派闘争をやりぬき、その中から労働組合を革命の武器として育て使いきる党を、労働者自身の手でつくりだそう。

 第4章 連合中央打倒!09春闘で怒りのゼネストを!

 11・2で切り開いた世界革命の展望をさらに激しく前に進めよう。青年労働者が歴史の前面に荒々しく登場し、崩壊の危機に立つ支配階級と一戦交えよう! 危機に立つ麻生政権をぶっ倒そう! 小沢民主党も労働者の敵だ! 動労千葉の呼びかける09春闘「生きさせろ」ゼネストへ!
 派遣や季節工など非正規雇用労働者の大量解雇が全国で起きている。絶対に許すことはできない。自動車部品工場で働くある女性労働者は、午後6時半から午前3時半までの夜勤専属で日給6500円、夜勤手当は240円。昼夜逆転の生活で睡眠障害を患ったにもかかわらず労災も認められず、突然の雇い止めを通告された。派遣労働者ということで人間扱いされず、一挙に数百人や千人という大量解雇が許されていいはずがない! 「派遣労働をなくせ! トヨタをつぶせ」と今こそ闘う時だ。「工場を動かしているのは労働者だ」ということを資本に強制してやろう。それが「生きさせろ」ゼネストだ。
 今こそ資本の弱点を突き、日本資本主義を揺るがす闘いを起こそう。資本の労働者支配は一見盤石に見えるが、中身は非常にもろい。結局、労働者がいなければ資本は成り立たないからだ。例えばトヨタのジャストインタイム生産システムは、労働者の抵抗にあった場合にはものすごくもろい。派遣労働者がたった一日、「今日はみんなで休もう」と団結してストライキに立ち上がったら、全国の生産ラインがすべてストップする。解雇も処分も、こういう時代認識・路線で闘えば、決定的チャンスになるのだ。

 第1節 道州制粉砕・橋下打倒

 4大産別−6大産別決戦に猛然とうって出よう。闘いの焦点は道州制との対決であり、大阪府知事・橋下打倒の決戦である。橋下は「大阪府をつぶして関西州をつくる」とぶち上げた。これは道州制導入の突破口を開くものだ。関西経済同友会の提言では、自衛官・警察官などを除く公務員360万人をいったん解雇し、200万人の首を切れと提言している。
 道州制は、日帝支配階級の唯一の延命策としてうち出された。自治体を解体し、地域を大資本が丸ごと簒奪(さんだつ)し、利潤追求のための食いものにしようとしている。それは、自治労・日教組を解体し、すべての労働者に一層の非正規職化、労働強化を強いる攻撃である。公務員と民間労働者、非正規と正規労働者の分断をうち破り、労働者がひとつに団結できる闘い、それが「道州制反対・民営化絶対反対・橋下打倒」のストライキだ。
 また、道州制との闘いは、戦争と改憲に突き進む麻生政権を打倒する闘いだ。道州制は国の役割を外交・軍事に特化する国家大改造である。これと一体で田母神前空幕長が侵略戦争を正当化し、日本経団連会長・御手洗が給油新法延長法案の採決を叫んでいる。道州制粉砕の闘いは、侵略戦争をやる以外に生きていけない日本帝国主義を打倒する闘いそのものである。 「生きさせろ!ゼネスト」の先頭に、道州制と闘う4大産別の労働者が立とう!
 金融大恐慌情勢下で郵政民営化は完全に破綻している。民営郵政と、「生産性向上」を綱領に掲げたJP労組執行部のもくろみは、現場労働者の怒りと闘いでガタガタだ。年末繁忙期が民営化絶対反対で闘うチャンスだ。ゆうメイトの使い捨て、雇い止めを許すな! 全逓労働者は、年末物ダメストライキで闘おう。
 医療・福祉現場で働く労働者は、職場における実力闘争に立とう。日本共産党や塩川一派は、「患者」や「地域医療」を盾にして、”敵は資本ではなく国だ、経営を守るために賃下げや労働強化に従え”と労働者を恫喝している。ふざけるな! 医者も看護師も労働者だ。資本との非和解の闘いで団結し、賃金奴隷としての鎖を引きちぎる力をもっている。大幅増員要求、大幅賃上げ要求、「非正規職労働者を直ちに正社員にしろ」の要求を掲げ、資本と徹底的に闘おう。
 そしてすべての闘いに体制内労働運動執行部との党派闘争を貫こう。動労千葉派として職場で旗を揚げ、組合権力を奪取する闘いにうって出よう! 連合・全労連指導部を打倒し、階級的団結をつくりだすこと、それこそが革命に向かう最大の闘いだ。

 第2節 マル青労同に入ろう

 それと一体で新たな労働運動、革命運動の指導部として、マル青労同1000人建設をかちとろう! 全世界の支配階級を相手に闘うには、少なくとも1000人の階級の指導部が必要だ。それがマルクス主義青年労働者同盟だ。マル青労同は「労働者階級の思想であるマルクス主義を学習しよう」「職場で動労千葉のように闘おう」という2本柱で、「労働運動の力で革命を」闘いとる革命組織だ。「100年に1度」の世界革命のチャンスをものにしよう! すべての青年労働者はマル青労同に加盟してともに闘おう!