2008年12月 1日

12・14国鉄集会に大結集を 動労千葉、5・27被告団が呼びかけ

週刊『前進』08頁(2370号1面2)(2008/12/01)

12・14国鉄集会に大結集を
 動労千葉、5・27被告団が呼びかけ

 動労千葉と国労5・27臨大闘争弾圧被告団が「12・14国鉄闘争勝利集会」の呼びかけを発した。奴隷的屈服を深める4者・4団体路線と対決し大結集しよう。(編集局。3面にアピール)

 第1章 「国鉄1047名解雇撤回! 5・27臨大闘争弾圧粉砕! 生きさせろ!09春闘ゼネストへ 12・14国鉄闘争勝利集会」への賛同と参加のお願い


 第1節 国鉄千葉動力車労働組合

 第2節 国労5・27臨大闘争弾圧被告団


 たたかう労働者の皆さん。
 11月2日、港合同・関西生コン支部・動労千葉の呼びかけで日比谷野音で開催された11・2労働者総決起集会は、米・韓からの代表団をはじめ、全国から青年労働者を先頭に5700名が結集して大成功をかちとりました。
 11・2集会は、世界的な金融恐慌情勢下で労働者の国際連帯の新たな画期的地平を開き、この時代に回答を与えることができるのは唯一、労働者の団結した力だけであること、資本主義の命脈はすでに尽きており、いまや世界の労働者はひとつであることを示し、「革命をやろう」「ひとつの組織をつくろう」と高らかに宣言したのです。
 さらに、国鉄1047名闘争をめぐり、4者・4団体路線による「政治和解」路線に反対し、あくまで解雇撤回を貫いて闘うことを宣言し、09春闘、生きさせろ!ゼネストの実現へ、全国至るところから総決起をかちとることを重大な決意を込めて明らかにしたのです。
 資本主義の終わりの時代に、「労働者の団結した力だけが社会を変革し、歴史を動かす力であり、それは可能だ」ということをアメリカ、韓国、ドイツ、フランス、イギリス、そして日本を含めた全世界の労働者の闘いが示しています。
 こういう情勢への突入の中で、国鉄1047名闘争は今、重大な岐路を迎えています。4者・4団体路線による「政治和解」路線の道か、あくまで解雇撤回を貫いて闘うのか。4者・4団体はあろうことか10・24集会で警察権力・機動隊を導入し、解雇撤回を掲げる国労組合員らを排除し、10・26団結祭りでは、解雇撤回を貫く動労千葉を始め、解雇撤回で闘うべきと主張する労組・諸団体の参加を拒否するまでに至ったのです。7・14の鉄建公団控訴審、東京高裁南裁判長の「裁判外での和解」勧告以来、12・24の結審を前に追い詰められた4者・4団体は、ますます屈服的な「政治和解」路線に走っています。解雇撤回闘争とJR職場での闘いが一体となって進んだとき、JR体制を打倒して1047名闘争の勝利をかちとることは絶対に可能です。
 02年5月27日、鉄建公団訴訟を提訴した闘争団員を統制処分しようと開催された国労臨時大会に反対し、「奴隷の道を拒否せよ」とビラまき、説得活動に立ち上がった国労組合員らを、国労本部が警察権力に売り渡したのが国労5・27臨大闘争弾圧です。1年3カ月もの勾留を完全黙秘・非転向で闘い抜いた7被告は、今年2月の旧弁護団解任、5月の分離公判をかちとり、今、労働者の自己解放性にあふれる階級裁判を闘っています。5・27臨大闘争弾圧・7被告の闘いこそ、1047名解雇撤回闘争の魂を守り抜き、4者・4団体路線を根底で撃つ闘いです。
 世界金融大恐慌情勢下、倒産・首切り・リストラ・賃下げ・労働強化、民営化攻撃の激化に対し、今こそ1047名解雇撤回闘争を軸に、労働者の怒りを結集する時です。09春闘を「生きさせろ!ゼネスト」で闘いましょう。世界の労働者と連帯し、職場から団結を固めて闘い抜きましょう。
 1047名解雇撤回・5・27臨大闘争弾圧粉砕、生きさせろ!09春闘ゼネストへ、12・14国鉄闘争勝利集会へ、志を同じくするすべての皆さんの賛同と参加を心よりお願い申し上げます。
 2008年11月