2008年11月24日

12・14国鉄闘争集会へ 6大産別決戦の発展かちとれ

週刊『前進』06頁(2369号1面2)(2008/11/24)

12・14国鉄闘争集会へ
 6大産別決戦の発展かちとれ

 12月14日、東京で国労5・27臨大闘争弾圧被告団など3者の呼びかけで「国鉄闘争勝利集会」が開催される。この集会は、国鉄1047名解雇撤回、国労5・27臨大闘争弾圧粉砕と、階級的労働運動、6大産別決戦の全面的発展をかけた重要な集会だ。全力で結集しよう。
 11・2全国労働者集会は5700人が大結集し、日米韓国際連帯を打ち固め、プロレタリア革命の勝利に向かって大きな前進をかちとった。この勝利を跳躍台に、階級的労働運動を全国に押し広げることが決定的に問われている。その基軸が、動労千葉を先頭とする国鉄1047名闘争であり、5・27臨大闘争弾圧粉砕闘争だ。
 1047名闘争は、動労千葉を排除し「解雇撤回」を投げ捨てた国労本部など4者4団体の政治和解=全面屈服路線によって重大な危機に直面している。屈服と腐敗を深める国労本部や在京の一部闘争団幹部は、10・24集会では、抗議する国労組合員を排除するために警察を導入するところまで転落した。
 帝国主義やJR資本の危機が決定的に深まり、労働者階級が勝利できる情勢が到来しているときに、なぜ「解雇撤回」を下ろし、闘いを投げ捨てるのか! こうした1047名闘争の危機をうち破り、解雇撤回をとことん貫いて、勝利に向かって前進しよう。
 今、なぜ国鉄闘争をめぐって激しい分岐と対立が起きているのか。それは、世界大恐慌への突入が戦後の労働運動・労働組合のあり方をふるいにかけ、本物か否かを無慈悲に問うているからだ。大恐慌のもとで民営化・不当解雇との闘いを貫けるか否かが、全世界の労働者に問われている。
 こうした分岐の最先端で、国労5・27臨大闘争弾圧粉砕闘争が闘いぬかれている。裁判は2月の旧弁護団解任、5月の公判分離以来、1047名闘争と完全に一体で闘われ、国鉄分割・民営化の反労働者性を暴き出し、国鉄労働運動のあり方を根本から問う階級裁判として発展してきた。
 100回近く開かれた裁判は大詰めを迎え、7被告への被告人質問が白熱的に闘いとられている。怒りと決意にあふれた被告の陳述は、権力と国労本部、JR資本を串刺しにし、大打撃を与えている。
 今こそ階級的労働運動派=動労千葉派が一堂に会し、密集した団結で国鉄闘争の新たな発展を切り開こう。それが全戦線での新自由主義攻撃との闘い、民営化=労組破壊攻撃との闘いの勝利を切り開くのだ。
 1047名闘争を切り捨て、連合化に突き進む国労本部を打倒し、国労の階級的再生をかちとろう。12・14集会に全国の労働者は大結集しよう。