2008年11月10日

労働者の世界作ろう 日米韓のつどい デモの熱気で乾杯

週刊『前進』06頁(2367号3面2)(2008/11/10)

労働者の世界作ろう
 日米韓のつどい デモの熱気で乾杯

 銀座デモの興奮が冷めやらぬ中、「日米韓労働者交流のつどい」が、動労千葉の繁沢敬一副委員長の司会で開かれた。
 動労千葉の田中康宏委員長が「1人の労働者が不当逮捕されたことを心から怒りを込めて弾劾する」「参加者数は去年と同じ5700人でしたが、新しい、本当の出発点になったと確信します」と自信に満ちて開会あいさつを行った。
 動労水戸の辻川慎一副委員長(茨城連帯労組委員長)が、「世界の労働者と団結をして、新自由主義、資本主義を打倒しよう! 革命やろう!」と乾杯の音頭をとった。
 続いて民主労総ソウル地域本部のイジェヨン本部長が、「まだ資本と権力を倒すには至っていないが、やればできるという自信を持てた集会だった。各持ち場に帰って新自由主義を粉砕する闘い、労働者の世の中をつくっていく闘いを前進させよう」と呼びかけた。
 ILWUローカル10のジャック・ヘイマンさんは、「資本主義は危機に瀕しているが、これは国際的な現象だ。資本の方が国際的であるが、彼らと闘うために私たち労働者にも国際的な連帯が必要である」と訴えた。
 青年労働者が動労千葉から学んだことを歌にして、「ぼくらの団結にすべてを変える力がある! 万国の労働者よ、団結せよ! 労働者はひとつ! 世界を動かせるんだ!」と歌った。
 ソウル本部の労働者が勢ぞろいして「鉄の労働者」の律動を行い、会場全体がこれに呼応した。参加者が次々と発言する中、会場のいたるところで歓談の輪ができ、交流が深まった。
 動労千葉の君塚正治副委員長が「全世界で労働者の世界をつくるために団結して頑張っていこう!」とまとめ、インターナショナルを大合唱した。