団結ひろば 投稿コーナー
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第1章 錦糸町駅前で大街宣総勢30人で練り歩き 東京東部 大滝順一
10月17日夕、11・2に向けてJR総武線の錦糸町駅前で9月に続く2回目の「駅前大集会」=大街頭宣伝です(前回は台風で小岩駅に移動)。東部ユニオンと百万人署名の合同で、教育労働者や自治体労働者も加わって総勢30人に。8月に同じ錦糸町街宣で出会った女性や、1人で解雇と闘っているという青年も駆けつけてくれた。2日前のビラまきで出会ったばかりの青年です。
錦糸町駅南口広場の中央に陣取って、のぼりを林立、街灯に照らされてまるでステージだ。
教育労働者とユニオンの仲間の司会で地域労働者が次々と発言。ふだんはしゃべらない仲間がなかなか聞かせるアジテーション。
また当初マイク発言に食ってかかってきた青年とも、路上討論になり、結果「民営化反対とかあなたたちの言ってることの8割は理解できた。もっと考えてみる」と態度を一変させた。またタクシー労働者にもビラをまき、反響あり。
最後は、パネルやのぼりと大きなボードをかかげて、「大幅に賃金上げろ。こんな社会じゃ生きられない」「資本家なんて救済するな」と、青年の元気なコールで広場を練り歩き、ちょっとしたデモになり、圧倒的な注目を浴びた。
賛同署名が30筆とチケット8枚。百万人署名が12筆。11・2集会参加を表明した人は中国人青年など3人になった。
第2章 第6回札幌総行動で街宣・デモ・職場集会 北海道 J・S
10月19日、第6回札幌総行動が行われました。タクシー労働者や国労闘争団など延べ85人が参加し、街頭宣伝や市内デモ、職場決起集会を連続して闘いぬきました。
世界金融大恐慌に突入した今日、労働者が主人公の社会を実現する以外に労働者人民が生きていく道はありません。そのことを北海道労組交流センターの仲間は真っ向から訴えました。また、国鉄闘争の原点を守り抜き、11・2労働者集会へ結集することを呼びかけました。
東北以北最大のタクシー資本である北海道交運グループの経営者は、燃料高騰や客の減少を理由に、この冬の燃料手当を2万円、独身者は1万2千円とすると言ってきています。資本は利益を確保した残りはこれしかないとしていますが、客の減少は歩合給の減少に直結しています。その上こんな金額では灯油1カ月分にもなりません。資本は勝手に管理職を増やす一方、労働者には凍死しろと言っているのです。タクシー労働者の怒りは爆発寸前です。
交運での構内集会では、この春に24時間ストライキを打ち抜き、団結を強化・拡大した各労組の代表が資本に対する反撃を宣言しました。
行動終了後の交流会では、この日の闘いの成功を確認した上で、闘争団の仲間との間では、国鉄闘争の方針をめぐって、4者・4団体による和解か動労千葉のように闘うのか、激しい議論にもなりました。
この冬は、闘って闘いぬかなければ、何万何十万の労働者人民が凍死させられかねません。労働者階級が進む道は、体制内運動の限界を突き抜ける職場闘争の貫徹と国際連帯の発展であるとの確信を、さらに深めました。北海道の労働者は、タクシーの仲間を先頭に11・2に総結集し、麻生打倒の闘いに合流します。
第3章 出会った日から仲間そういう力が街宣に 東京西部ユニオン 白石徹子
10月12日、高円寺駅頭の2カ所をおさえて11・2集会大街宣をやりました。そこで決定的な情勢を切り開きました。まず、参加者が30人以上。その数で街頭を制圧して、青年が11・2初参加を確約し、東京西部ユニオンの学習会への参加が実現したことです。
みんなで情勢をアジったり、途中から西部ユニオンの青年部長も呼んで、力を合わせてオルグしました。そのうち青年もだんだん闘志を燃やし始め、「職場では仲間がどんどん辞めている。不祥事も絶えない」「前の職場はきつく1年ももたなかった」と話してくれました。
それを聞いて黙っていられません。「もう絶対団結しよう。チケット買ってよ!」とオルグしたら、すぐに買ってくれました。11・2集会当日の待ち合わせ時間・場所を決め、みんなで団結ガンバローをやりました。
その青年が組合の学習会に参加! 『俺たちは鉄路に生きる2』の読み合わせ。最初は小声だった青年が、11時近くには腹からの声で読むようになりました。戦後革命期の話で盛り上がりました。もちろん『前進』も買ってくれました。
初対面とは思えない、会ったその日から仲間です。街宣にはそういう力があります。職場でも「この人は絶対決起する組織者だ」と信頼してオルグしましょう。この金融大恐慌を迎え撃つ勝利者として登場しよう。団結したら勝てる! なぜなら労働者と資本家は絶対非和解であるからです。11・2を1万人でかちとろう!
第4章 “全部ぶっ壊したい”この怒りを革命へ おおしま(30代・男性)
怒りが収まらずどうしようもなく送らせていただきます。非正規で働き生きるものです。
すべてをかけて闘ってきて病気になりました。病気になれば、まともに闘えません。
病気になった瞬間から賃労働で食いぶちをかせぐことを考えました。日雇い派遣を経て、いまパートです。全力で働いて、正規職になろうとしています。
しかし、現実は、適当に仕事をしている正規職をパートの私が助けている。しかし、賃金はその正規職は時給換算で私の3〜4倍。その正規職は私に礼の一言も言わない。
私は職場の歓送迎会に参加したものの、会費の3000円すら払えない。みすぼらしいですよね。私。悔しいですよね。
誰が悪いのか、はっきりしています。しかし、気持ちはそんなすっきりいきません。すべてをぶっ壊したい。全部、すべてをぶっ壊したい。死んだっていい。壊せるのであれば!!!
こんなふうに思ってしまう私にも、パート・正規を問わず仲のいい仲間がいます。一緒にランニングしようとかハイキング行こうとか、私に正規職になるためにいろいろアドバイスしてくれたり。何より、職場に行くとうれしそうな顔で「こんにちは」と声をかけてくれる仲間がいます。
資本による分断の結果非常に複雑な心情に陥りがちですが、マルクス主義の原理にたって、労働者階級自身の手によるプロレタリア革命をかちとるために自分も微力を尽くしたいと思います。
第5章 労働学校で白熱討論11・2の組織者になる 京都 村越正樹
10月19日、京都では4月から始めている労働学校の節目として、11月集会1万人結集に向けて学生と共同で労働学校の特別企画を持ちました。参加は30人。11月に向かって職場闘争を軸にどう闘っていくのか、白熱した討論になりました。
三つの闘いの報告をベースに討論しました。
10・17法大解放闘争に参加した学生は、当日の闘いのビデオを見ながらガンガンに法大当局を大衆的に追いつめたことを報告しました。ポイントは路線と団結の力で法大闘争を闘いぬき、文連がぶっ立ち、法大生と結合して闘い抜いたことです。あれだけの闘いをぶち抜いて逮捕者ゼロ——団結の力であると力説。この報告を聞いて、この間活動上の壁にぶち当たっていた労働者が「元気になった。11月集会の組織化のイメージがわいた」と発言しました。
郵政労働者は、この間の小包亡失事故などは労働者の責任ではなく、業務破綻した当局の責任であると言い切りました。これまでの闘いは隣の労働者を獲得する視点が弱かったと反省。動労千葉の「絶対反対」の闘いをつかみ、小包亡失は、職場の誰もが遭遇する事故であり、業務破綻している民営郵政の弱点であることを確信し、転換しました。「勤務評価が平均70点以下とされ、基本給が4万円も下がった。職場闘争委員会を結成して徹底的に闘う」と宣言。
国鉄労働者は、分割・民営化に反対して、02年まで本来業務を外されるなどの攻撃を受けましたが、動労千葉と連帯して国労の階級的再生に向けて不屈に闘っています。4者4団体路線批判を1047名闘争の歴史的階級的意義を明らかにしつつ、提起しました。
三つの報告を受けて、それぞれの職場での闘いの壁や困難性を路線と団結の力で突破できることを確信しました。“全員が組織者として、階級の指導部として、職場で学園で登場して行こう!”と盛り上がりました。
第6章 動労千葉労働学校を“見学”しての感想 北関東 大泉 顕
先日の動労千葉労働学校を見学して、本当に色々なことを知ることができた。一緒に頑張ってる仲間がいると思うと、どんどん力というか勇気というか、そのような類のものがどんどんわいてくるような感じがしている。それをそぐ人間たちがいるのも事実だから、落ち込んだり悩んだり、そしてまた上記のような感情がわいてくることを繰り返しているから、身心頭ともに疲れるわけだが。
何はともあれ、こういう感情を【団結心】とか【連帯感】、あるいは【一体感】と言うのだろうな。
そういえば、好きなタレントが「君が頑張ってるから僕も頑張れるんだ」とか言っていたのを思い出した。
ただ、翌日も朝早かったから、交流会を中座して出てきたのが残念だな。可愛い娘さんもいたし(笑)。
まあ、日付またいでから帰宅、ちょっとしか寝ないでまた出勤というのはちょっとねえ。仕方ねえよな。どうせ休憩も満足に取れねえんだしな。
最近、職場の周囲が少しずつではあるけれども、ようやく気付き始めてきたように感じる。
今まではがむしゃらに突っ走ってきたようなもんだったけど、職場環境の周囲に気付き、何がおかしいのか? 何が問題なのか? とかいったところにも目を配って、それを改善するにはどうしたらいいのかといったことも考えるようになってきたと思う。
まあ、もっとも、部下の訴えを簡単に退けてしまう問題意識の低い上司もいるから、改善がなされるわけではないがね。
第7章 労働者の怒り黙殺の体制内地域合同労組 鳥取・青年労働者 立花悠希
私は、会社側によるパワハラ・退職強要、そして不当解雇で受けたトラウマを克服して、同時にそれに対する体制内地域合同労組の黙殺を総括しつつある。
第一に、私は1年前のパワハラ・退職強要に対する職場闘争に一人から決起したということだ。あの会社側による無意味な業務命令とパワハラに対して、満腔(まんこう)の怒りを込めて抗議し、事実上のストライキとして欠勤・出勤拒否。会社側との非和解的な闘いの号砲を上げた。
第二に、新社会党のダラ幹連中がいる体制内地域合同労組には労働運動を語る資格はない!
彼らは、「あなたが大の字になって、自ら敵の銃弾を浴びて自爆した」と言い放ち、「団交申し入れをしたとしても、会社側が団交に応じるか分からない」と敗北主義を明け透けに表す。
「現場労働者の怒りを共有せず、ともに団結するための感性を研ぎ澄ます努力をしない組合は相談活動すらできない」と一喝した。彼らは労働者の怒りと闘いを低め、資本の奴隷になることを強制しているのだ。
第三に、彼らは資本との闘いから敵前逃亡して、解雇撤回の原則を投げ捨てている。「残業と労資協調を拒否したあなたが解雇されて当然」「会社側があなたにパワハラ・退職強要したとしても、あなたは出勤していないから解雇されて当然」などと強弁して黙殺した。動労千葉派である私と、4者4団体路線派である彼らとは1ミリも相入れない。体制内と完全決別して引導を渡してやる!
私の全身から体制内改良主義がベリベリとはがれ落ちていく中、ゆうメイト雇い止め、懲戒解雇に対して渾身(こんしん)の闘いをしている仲間の激しい怒りを共有し、郵政民営化絶対反対とJP労組体制内指導部打倒の闘いに連帯する。ともにJPS=トヨタ式を粉砕しよう!
ともに11・2結集による国際連帯をして、4者4団体による「国鉄闘争敗北宣言」を粉砕し、高らかにインターナショナルを大合唱してデモによる大進撃をしよう!
第8章 獄中から 団結を圧倒的な量に変え増田体制倒す時 大阪市大 後藤玲子
間に合うか分からないけど、10・17法大集会への結集を訴えます。
10・17法大集会には、法大の現実に怒りをもつすべての学生・労働者が結集しよう! 法大闘争は2年半、ただ団結だけを求めて闘ってきました。この団結は、法大の暴力支配をぶち破る強さ・質を持ちました。
今、この固い団結、何にもゆるがないこのすばらしい団結を、圧倒的な量に変えて、本当に増田体制を倒す時に来ています。
当局が勝手にルールを決め、学費を上げ、好きなように学生の人生を変えていく。これに逆らえば暴力・脅しで抑え込み、それに屈しなければ逮捕・処分で大学から追放する。
これは今、すべての労働者が直面している現実と同じです。資本家の都合で法律もルールも変え、労働者・人民が死のうが構わない。こんな社会から、大学も職場も世界も労働者階級が権力を奪い返す時です。10・17法大集会で、増田体制を打倒して、社会を労働者の手に奪い返す大号砲にしよう! そして11・2集会1万人からゼネストへ!(法大5・29デモ弾圧裁判被告/東拘在監)