世界教師デー 大阪府庁前で集会 国際連帯行動で橋下痛撃
世界教師デー 大阪府庁前で集会
国際連帯行動で橋下痛撃
10月6日、サンフランシスコや東京都庁前での行動と固く団結して、大阪府庁前で教育労働者の国際連帯行動が闘われた。時間休を取って駆けつけた教育労働者を先頭に20人余りが大阪府庁別館前に集まった。
今年の8月、広島・長崎反戦闘争に来日した米CAMS(校内の軍国主義に反対する連合)のアーリーン・イノウエさんからのメッセージと、都庁前行動からのメッセージが読み上げられた後、教育労働者が次々とマイクを握って訴えた。
アメリカでも日本でも、新自由主義「教育改革」のもとで戦争動員のための教育と、競争・格差拡大、教育の民営化が進められようとしていることに怒りをたたきつけた。とりわけ、大阪の橋下知事による「教育非常事態宣言」を徹底的に弾劾した。
翌日から修学旅行に付き添う教育労働者は、橋下財政改革によって毎月の賃金が4万円も減らされた上、職務で行く修学旅行の食事代さえ自前になったことを弾劾し、「金融大恐慌が進行している今、闘わなかったらますます賃金が減らされ、労働は強化される。ストライキに立ち上がってともに橋下を打倒しよう」と大阪府庁の労働者に呼びかけた。
また、ある教育労働者は、「日教組をぶっつぶす」という中山発言、「ダメ教員は分限免職」という橋下発言を徹底弾劾した。「橋下は『評価制度による能力給』で教育労働者を分断し、団結を破壊しようとしている。この攻撃を労働者の国際的団結で打ち破ろう」と11・2労働者集会への結集を呼びかけた。さらに、「根津さん、河原井さんと団結し、職場の仲間に呼びかけ、来春『日の丸・君が代』不起立闘争に総決起して、橋下の攻撃を破綻させる」と宣言した。
府庁前には、橋下への怒りと、国際連帯の力で闘いを切り開く決意がみなぎった。(投稿/H)