2008年10月20日

法政大1000人集会 怒りが爆発 文連を先頭に法大解放へ

週刊『前進』06頁(2364号1面2)(2008/10/20)

法政大1000人集会 全学の怒りが爆発
 文連を先頭に法大解放へ

 「これがうちら学生の力だ!」(文化連盟・倉岡雅美さん)——10・17法大集会は、文化連盟を先頭に法大1000人の怒りを解き放つ大集会としてかちとられた。
 10月17日昼休み、法政大学外濠校舎前。普段は暴力ガードマンの弾圧でビラまきも自由にできない場所だ。だがこの日は違った。学生が暴力ガードマンを撃退し完全に制圧。キャンパスを文字どおり学生の手に取り戻し、集会をやりぬいた。
 この間、増田総長は、文連の「公開質問状」から逃げ回り、この日も正門とキャンパス中央に通ずる全出入り口を封鎖。
 怒りに燃えた学生は、「増田出て来い!」と外濠校舎の学生部に押しかけた。すると暴力ガードマンが殴りかかり妨害。学生は一歩も引かずに激突し、その場はガードマンの制帽が宙を舞うほどの大乱闘となった。学生の迫力に圧倒されたガードマンは後退しドアを閉めようとする。その時、青年労働者A君が法大当局に拘束された。怒りはさらに爆発。「抗議集会をやるぞ!」。横断幕が閉ざされたドアの前に掲げられ集会が始まった。文連O君が渾身(こんしん)のアジテーションに立った。「こんな大学は大学じゃねえ! ビラもサークル活動も集会も法大では30年もやってきた。殺されても捕まっても権力には奪われない自由がある!」。これに続き文連と全国学生の発言が次々と続いた。そしてA君も直ちに奪還!
 学生・労働者250人は総長室に向けデモに立った。
 文連は今集会を「完全勝利だ。逮捕者もゼロ。ジャージ軍団を追放し、処分も阻止した。いよいよ反撃に出る時だ!」と総括した。この勝利の力を11・2労働者集会へ!