市東さんの農地の強奪許すな 群馬「守る会」を結成
市東さんの農地の強奪許すな
群馬「守る会」を結成
9月28日午後2時から群馬県民会館で、「市東さんの農地取り上げを許さない 9・28群馬集会」が開催された。
冒頭、映画「襤褸(らんる)の旗」の資料映像と、「大地の乱」が上映され、司会が、本日の集会をもって「群馬・市東さんの農地を守る会」を結成するものとしてともにかちとろうと宣言して集会が始まった。
開会のあいさつを三里塚をたたかう全群馬実行委代表世話人の小池正男さんが行った。連帯のあいさつに続き、実行委員会から、昨年9月の「群馬・市東さん集会」以来の経過報告と、呼びかけ人と事務局体制、会の規約の案が提案された。市東さんの農地を守ることが三里塚闘争の勝利の道であり、そのために「守る会」を発展させようと訴えられた。
カンパの訴えに続き、いよいよ三里塚現地からの訴えだ。市東孝雄さんは、「大根」の話など、ユーモアたっぷりに話しながら、9・25現闘本部裁判の報告も含めて、裁判所と空港会社を弾劾した。また、「こうして群馬で『会』をつくってくれたおかげで、これから運動をどう進めていけばいいのかが見えてきた。皆さんといっしょに勝ちたい」と語った。
「市東さんの農地取り上げに反対する会」事務局が登壇し、市東さんの裁判闘争の意義が熱く語られた。さらに10月12日にも農地取り上げの新段階に入ることへの攻勢としての新たな裁判闘争への決意と、それを支える会員の拡大が強く訴えられた。
市東さんの熱い訴えに会場から発言もあり、全員が市東さんへの圧倒的な拍手で連帯を誓った。
共同呼びかけ人から、「群馬・市東さんの農地を守る会」の結成が宣言された。最後に、集会実行委員会の青柳晃玄さんから御礼とまとめがなされた。司会が、10・5三里塚現地集会への結集を提起し、大きな拍手で確認された。
集会後の交流会には新たな参加者も加わり、大いに盛り上がった。