非和解で闘い路線形成 東京北部 11月へ労働者集会を開く
非和解で闘い路線形成
東京北部 11月へ労働者集会を開く
秋晴れの日、「9・23東京北部労働者集会」を66人でかちとりました!
青年労働者からの怒りに満ちた基調報告は圧巻でした。「金融大恐慌は資本主義史上かつてない危機、ハンパない情勢! 新自由主義は破綻、世界は革命情勢! 4者・4団体路線は民営化・新自由主義の受け入れ路線。動労千葉のように解雇撤回で闘うことに展望がある。10・24に『こんな集会やってられるか!』と怒りの決起を生み出そう。職場闘争委員会に集まって職場闘争をやろう。北部でゼネストをやれるネットワークをつくろう! 11・2集会1万人結集で世界の労働者と団結しよう!」
職場からの報告で、除名処分と闘う交通労働者は「規制緩和で競争激化と労働者の分断。御用組合は労働貴族。『現執行部体制を打倒しよう』とオルグして仲間を獲得した。路線での一致、労働者階級としての時代認識の一致が必要。労働者は団結すれば必ず勝てる!」と、実践でつかんだ確信を述べました。
医療労働者は「組合執行部の中で合理化・労働強化に加担した役員を追及し、はっきりと執行部から降りさせる闘いを始めた。体制内労働運動である医労連と対決し、医労連のもとにいる労働者を獲得する。『人よこせ』運動で闘う」と決意を表明しました。
福祉労働者も口々に語りました。「常勤と非常勤労働者の分断を絶対に許せないと闘いを決意、団交で労災補償をかちとった。常勤も非常勤も差別なくつながれるのは労働運動しかない」「現場闘争をやるからこそ路線が大事。職場闘争委員会ではいつも路線を巡って議論している。怒りを民営化に向けて闘う」
議論では「労働者は守られる存在ではない。労働組合は保険じゃない。現場と執行部が一体で一緒にぶったって闘おう、という立場が重要」——など、どれも激しい職場攻防の中から路線を確立して闘おうという格闘に満ちた青年の発言で沸きました。
動労千葉の繁沢敬一副委員長から「解雇撤回のない和解は屈服路線だ。国鉄分割・民営化反対、1047名闘争勝利・解雇撤回を貫いて闘う。動労千葉結成30周年に向けて組織拡大闘争を勝利させたい。11・2集会1万人をともに実現しよう!」とアピールを受け、会場からも「今こそ闘争勝利のかかったこの時に、裏切りは許せない」「10・24集会ではなく11・2集会へ行こう!とオルグを」と熱い発言が続きました。
第1章 「自分たちが地域の結集軸に」
4時間にわたって白熱的に闘いとられた集会の原動力は、職場闘争委員会をとおした現場での激しい資本との闘いです。北部の職場闘争委員会は、「闘いたい!」という労働者が自主的に生み出し、路線を形成する意識的闘争機関として確立してきました。各現場の闘いを共同で闘い取る中で、階級的共同性=階級的団結が生み出されています。「自分たちが地域の階級的結集軸になろう!」——集会のまとめを合言葉に、11月集会1万人結集実現へ、突進したいと思います。
(投稿/M・N)