2008年9月29日

法大開講日に怒りのデモ 10・17法大解放1千人集会へ

週刊『前進』06頁(2361号4面2)(2008/09/29)

処分を阻止するぞ!
 法大開講日に怒りのデモ
 10・17法大解放1千人集会へ

 いよいよ秋の闘いが始まった! 法政大学の秋季開講日の9月22日、全学連や法大文化連盟の学生たちが“当局による人間環境学部3年生、倉岡雅美さんへの処分策動を阻止し、法大を解放しよう”と訴えて集会とデモを行った。
 昼休みになると正門は突然封鎖された。正門を挟んで集会となった。大学当局は、後期早々から教職員やジャージ部隊をそろえて弾圧を構える。
 文化連盟の学生、全学連の学生、闘う法大生とともに闘う仲間たちは、処分を策動する増田寿男総長を始め、この日キャンパスに現れた木原学生センター長や法学部鈴木教授、ジャージ軍団らを徹底的に弾劾した。当局は「許可なく拡声器を使用するな。業務妨害だ」と構内放送で不当にも演説を妨害する。学生たちはアジテーションをやめない。木原らは何度も「警告」を通告しに来るが、学生に圧倒され、むなしく引っ込んだ。集会後、総長室へデモ、「権力・当局の不当な処分・弾圧を許さない」と労働者・学生に訴えた。
 秋の法大の闘いは、何よりも闘う法大生への処分を絶対に許さない「処分阻止決戦」だ。大学当局は、闘う法大生が文連として団結し、法大当局の学生支配と弾圧に真っ向から抗議し闘っているからこそ、処分をかけようとしている。2人への処分の理由は、「逮捕されたこと」や「キャンパス中央での演説」を理由にしているが、口実にすぎない。文連がある限り、法大当局の学友会廃止の悪行やサークル規制や学生支配の実態や本質が暴かれ、弾劾され続ける。だからこそ、増田総長体制は支配を正当化し、居直り続けるために文連として闘い続ける学生を退学・停学処分にし、キャンパスから追いだそうとしているのだ。
 いったい何度、不当処分や弾圧が許されるのか。06年以来、逮捕者はのべ88人。22人が起訴された。そして6人の学生を退学・停学処分にして「学外者」に仕立て上げ、キャンパスから追い出してきた。こんなやり方はもう我慢ならない。
 学生に対して、一方では幻想を振りまき、ある時は取り込み、懐柔してきた増田総長体制だが、結局、逮捕と処分でしか学生を支配できなくなったのだ。こんな増田総長体制は、福田政権に続いて、この秋の闘いで打倒しよう!
 開講日デモから、処分阻止の1カ月決戦、大裁判闘争を闘い、10・17法大解放1千人集会を大爆発させるぞ!