2008年9月22日

団結ひろば投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2360号6面1)(2008/09/22)

団結ひろば投稿コーナー

 第1章 全学連大会に参加して 法大弾圧への怒りで団結 高村ヴィヴィオ

 全学連大会は大成功だったと思います。
 大会では、「一人の仲間も見捨てない! これ以上の法大当局の暴挙を絶対に許さない! 全国大学の法大化を阻止しよう!」というスローガンで、法大弾圧に対する怒りで団結をつくっていこうという方針が出されました。ここに確信をもって1000人の仲間もつくれるか否かで大激論となりました。
 とりわけ今回の大会で一番大きかったのは文連の参加だと思います。文連の問題提起によって、1000人の仲間をつくるための課題がはっきりしました。途中、何度かもめることもありましたが、最終的には執行部の出した方針で一致し、ますます文連と固く団結できました。
 これから10・17法大集会1000人−11・2労働者集会1万人にむけがんばっていきたいと思います。ともに闘わん!

 第2章 全学連大会に参加して 文連と話し合えてよかった 学生 O

 初参加で、今までの全学連大会がどうであったかは知らないが、今までは地区ごとで完全に受け身の形で議論してきたのが、全国で、また他の団体も交えて話し合えたことは大変よかったのではないかと思う。
 文連の話を聞き、あらためて今の法大の現状はひどいと思う。

 第3章 全学連大会に参加して 大学の監獄化看過できない 広島 岩田鉄二

 法政大学の監視カメラの設置・ジャージガードマンによる警備など、学校を監獄と化し、それを文連などの学校当局に反対する集団のせいにし、学生を洗脳することにより、団結することを阻止し、排除するという過激な弾圧にも負けずに、断固として、学校当局に立ち向かう姿に共感しました。
 僕自身としては、これからの就職活動やキャリアアップを考えると、全学連の集会などへの参加をためらってしまいました。しかし、今回参加することにより、あまりにもひどい学生たちの競争化、分化を目指す法大当局の弾圧に怒りを感じ、これは絶対に許すことはできないと思いました。
 もしも不参加のまま、時を過ごしていれば、大学の監獄化を看過してしまったことを考えると、恐怖を覚えます。

 第4章 全学連大会に参加して 0・17で千人集め11・2へ 東京 大場

 革命を成功させるには、われわれは、多数派でなければならない。その意味でも10・17でなんとしても1000人集めたい。10・17は革命への橋頭保であるし、嚆矢(こうし)であると思う。
 10・17を成功させて、11・2へつなげよう!

 第5章 全学連大会に参加して 世界革命を今つかみとる! 京大 桜井 豊

 今年初めて参加したが、本当に素晴らしい大会だった。われわれ学生の力はとてつもなくでかい! 学生を見くびり、人間の本質をカネやモノでしか考えないこの新自由主義社会や権力や当局への腹の底からの怒りを再確認した。学生をなめるな! 労働者の力がすべてをつくり、すべてを手にするんだ!
 人はカネやモノじゃなくて、人の心、人の言葉で動くんだ。われわれは個人じゃない、仲間であり、全学連という組織であり、そして階級だ!
 世界革命を、まさに今、自らの手でつかみとる目の前のものとして語り、闘いぬいて、つかみとる! 法大闘争は絶対に勝つ! こういうことを実践的に学びとれた素晴らしい大会だった。

 第6章 解雇攻撃と闘うA君9・16ストライキ! 広島連帯ユニオン D

 解雇攻撃と闘うゆうメイトのA君が9月16日、ストライキに立ち上がりました。A君のストライキは、午前9時〜正午の間、警察権力に弾圧を「丸投げ」した民営郵政の卑劣な弾圧を跳ねのけ断固貫徹されました。
 朝から20人を超える広島の労働者が結集してスト突入集会がかちとられました。医療福祉、教育労働者、電通、派遣や中小零細の民間の仲間、生協など広島連帯ユニオンの組合員も多く参加しました。中には、ストを見たい、と出勤前に立ち寄った人もいました。
 A君は、職場の仲間が注視する中で決然とストライキに決起し、集配の仲間にビラをまききり、支援の仲間と合流しました。局前で会社への怒りを爆発させて、働く仲間にともに闘おうと訴えました。(写真)
 その後、仕事に復帰しました。職場の仲間に共に闘おうとアピールしています。大勝利です。仲間の激励を受けて勤務を終え、総括集会を貫徹しました。
 岡山のIさんのアピールや愛媛で民営化と闘う仲間、婦人民主クラブ全国協議会の仲間からは、檄布(げきふ)が寄せられました。ありがとうございます。

 第7章 怒りをもって闘えば仲間と団結できる 鳥取・青年労働者 立花悠希

 『前進』2356号に仙台の全逓労働者からの報告がありましたが、私が受けた退職強要・不当解雇と本質は同じもので、職種の違いはあるが、会社は労働者を徹底的に分断して、団結を破壊しています。
 週始めの全体朝礼もうり二つで、軍隊的に整列させ、病欠した労働者を引き合いに出し、「女性社員は勤怠不良なのに、決まって欠勤するのは男性社員だ。根性がないのか!」と、過密長時間労働で疲労困憊(こんぱい)している労働者に責任転嫁して、職場内での分断をあおっています。
 性急にベテランプレス工と同じスキルを要求していながら、業務習得能力不足? こんな無意味な理由の不当解雇なんか、認めない! まして、たった3週間での業務習得など、明らかに不可能だ。
 会社による不当解雇・退職強要の真意は、私が会社による労使協調の強制を拒否して、非和解的な闘いの狼煙(のろし)を上げたことに他なりません。法大・増田体制と何ら変わりはないじゃないか!
 8・6ヒロシマ大行動に参加し、多くの青年労働者との合流を果たしました。8・5全国青年労働者集会で仙台の青年全逓労働者の仲間たちから「あなたの投稿、読んだよ」と言われ、私も「一緒にやろうな」と団結を呼びかけました。同時に、全国の青年労働者から「一緒に闘おう。とことん体制内と対決しよう」と励まされ、「怒りをもって闘えば、すべては後からついてくる」と少しながら実感しています。
 私は現在、失業と生活破壊の中で呻吟(しんぎん)している。けれど、全国に団結して共に闘う仲間がいる。仲間との団結をもって、あの退職強要と不当解雇を弾劾し、資本を打倒します。そのために必要なのは、すべて労働者との団結だ。一緒に資本を打倒しよう!

 第8章 「団結ひろば」活用し星野さんへの手紙を 大阪市立大学 山本 進

 この夏、全学連の学友たちが、ついに徳島刑務所で星野文昭さんと合流した。この歴史的合流に触発されたので、僕も星野さんへの手紙を書こうと思ったが、“『前進』をそのツールにするのがいいのでは?”と思ったので、この場を借りることにした。皆さんもどんどん『前進』を活用しよう!
 星野さんへのメッセージは、5・29裁判(正確には5・29革命裁判)の冒頭意見の文案から一部を引用します。
 「資本家階級の存在が『合法』の社会では、労働者にとって本当の闘いは『社会的合意』など形成できないし、また形成する必要もない。労働者の闘いはただ労働者階級を獲得し、もってブルジョア社会全体に強制していくだけである。本裁判もこの階級闘争の原則を一切曲げることなく貫かれる。
 われわれはブルジョア法的に言っても完全に無罪である。正確に言えばわれわれをこの場に立たせていることが犯罪なのだ。その犯罪を行ったのが法大当局と国家権力である以上、われわれは労働者階級にその事実を全面的に明らかにし、労働者階級の手によってこれを断罪していく。
 5・29を犯罪と言いなし、われわれを分断することで労働者の革命に敵対した日本帝国主義国家権力を、革命の名のもとに裁く。それが本裁判の直接の目的である。断頭台にのせられたのは権力であり、その首をはねとばす刃を握るのはわれわれである」
 「最後に私は多くの仲間が述べるであろうことと同じことを宣言する。
 私はこの5・29裁判と法大闘争、及びすべての階級闘争の勝利の中で、そこから生み出される団結の力で、無実の星野文昭さんを必ず奪還する。
 なぜならわれわれは星野さんのデッチあげ無期攻撃との闘いが継承し、発展させてきた階級闘争の地平に獲得されてここに立っているからだ。
 そのわれわれの星野さんに対してありうべき階級闘争における返礼は、彼を、彼が獲得したところのわれわれの中に獲得し返すことだけである」
(5・29法大弾圧裁判被告・東京拘置所在監)

 第9章 東拘の冷ややっこには気を付けよう! 東北大学 本山隆介

 東拘ではたまに夕食で冷ややっこが出ます。コンビニで売っているようなパックに入った150㌘の。しかも、乾燥ねぎ、かつおぶし、生しょうがも付いて。冷ややっこ好きの僕としてはテンションが上がりました。
 で、表面フィルムをはがし、いつものようにパックに入ったまま、上に薬味としょうゆをかけて食おうとしたら……なぜかはしが突きささらない! よく見たら薄い透明フィルムがはがれておらず、薬味もしょうゆもすべてその上に。そっからは大変で、手がしょうゆまみれになりながら、必死にフィルムをはがし、豆腐の上にすべて流しこんで、なんとか完食しました。
 そして、2回目の冷ややっこの日。表面フィルムをはがしたら、またもや透明フィルムが残ってしまった。しかし、今回は大丈夫。「同じ過ちはくり返さない」と、すぐさまそれに気付き、しょうゆをかける前にフィルムをはがす。でも、つまみ部分がなくなっているから、はしで穴を開けようとハッスルしていたら……、力余って、ひじがごはんの丼に当たり、丼がふっ飛んだ。
 幸運にも飛んだ先には「接見禁止一部解除」の紙があって、その上に見事落下し、ごはんはなんとか救われた。が、丼はひっくり返り、お子さまランチ状態に。なんとか戻して食べたけど、「接禁解除」の用紙はごはん粒でパリパリに……。
 次は3度目の正直でがんばるぞ!! 冷ややっこには気を付けよう。
(5・29法大弾圧裁判被告・東京拘置所在監)