2008年9月15日

福田打倒で高揚感 渋谷などで大街宣に立つ

週刊『前進』06頁(2359号1面2)(2008/09/15)

街頭は熱く燃えている
 福田打倒で高揚感 渋谷などで大街宣に立つ

 ワーカーズアクション実行委員会は9月6日午後に御茶の水駅前、7日午後に渋谷駅ハチ公前広場で街頭宣伝に立った。ワーカーズアクション9・27(東京)と9月13〜15日の全学連大会、11・2全国労働者総決起集会への大結集を訴えた。併せて全学連の学生は法大弾圧に対する救援署名運動も行った。2日間でビラが1300枚まかれ、9・27への賛同が37筆、11・2への賛同が74筆寄せられた。
 ワーカーズアクション実行委の労働者は「福田内閣は労働者の怒りに包囲されて打倒された。資本家階級はもう権力を維持できなくなっている。ブルジョア独裁が崩壊し、労働者が権力を取る時が来た。すでに全世界で労働者が続々とストライキに決起している。日本でも賃上げゼネストをやり、労働者階級の力を示そう」と訴えた。
 さらに「今、青年労働者・学生は低賃金・不安定雇用、競争・分断、団結破壊、インフレの中にたたき込まれている。大学にも自由はない。生活保護費以下の超低賃金・日雇い派遣労働でどうやって生きていくのか! 
 正規職の労働者だって過労死に追い込まれている。ところが体制内労働組合は資本・当局と一緒になって、闘う労働者を弾圧・排除してくる。体制内労働運動を打ち破らなければ展望は開けない」と強調した。
 そして「動労千葉のようにストライキで闘う労働組合運動をつくり出そう。青年労働者・学生は9月27日のワーカーズアクションに集まり、団結し、大幅一律賃上げを要求するデモをやろう。来春闘には賃上げゼネストをやろう」と強烈に呼びかけた。
 熱烈な訴えに対して「団結をつくり、会社に文句を言いたい」「賃上げゼネストをやってみたい」「会社は残業代を払え」などと青年労働者が反応、街頭が討論の場となった。『前進』9月1日付けの「激発!!世界のストライキ」が大きな関心をよび、買い求める人があいついだ。11月集会に向け職場での闘いとともに街頭での宣伝戦に猛然と打って出よう。