2008年9月15日

自民党・民主党ぶっ飛ばし11・2労働者集会大結集を 青年労働者と学生の決起先頭に 民営化絶対反対の大闘争へ

週刊『前進』06頁(2359号1面1)(2008/09/15)

自民党・民主党ぶっ飛ばし11・2労働者集会大結集を
 青年労働者と学生の決起先頭に 民営化絶対反対の大闘争へ

 9月1日の福田辞任表明以降、「多彩な候補者の競演」などと称し、福田の責任など棚に上げ、一種異様な自民党総裁選キャンペーンが行われている。しかしこんなものは見かけ倒しの大騒動で労働者階級人民を欺き、破産し崩壊した日帝・自民党支配(ブルジョア独裁)の延命をはかる反動的策動だ。あわよくば「小泉郵政解散」の再現を狙い、総裁選を受けた「解散・総選挙」でなんとか安倍に続く福田辞任の失地を回復したいという、日帝・支配階級の絶望的あがきだ。こんなものを断固爆砕して、9・27〜28ワーカーズアクションで、労働者階級の革命的回答をたたきつけよう。福田を打倒した力がここにある。11・2労働者集会の大結集へ、9月を決戦として闘おう。

 第1章 小泉改革—新自由主義の破産

 

 第1節 自民党支配の歴史的な崩壊

 国鉄分割・民営化攻撃以来、二十数年間の新自由主義攻撃は、今や無残に破産した。一方で、小泉=奥田(当時日本経団連会長)体制による労働者階級への貧困・格差拡大の攻撃は、何よりも2000万人の青年労働者をワーキングプアの状態にたたき込み、その怒りと反乱が、安倍と福田を追い詰めて打倒する根底的な力となった。
だが、それだけではない。他方で自民党員はピークだった91年の547万人から昨年の110万人へ、16年間で5分の1に減った。自民党支部の解散も続出している(9月8日付朝日新聞)。小泉の構造改革路線は、政権政党の支持基盤さえ破壊したのだ。日帝は今やぼろぼろだ。
福田の次に誰