2008年9月 8日

ワーカーズアクション 首都圏実行委開く

週刊『前進』06頁(2358号2面3)(2008/09/08)

ワーカーズアクション 首都圏実行委開く
 1000人結集を誓う

 9月1日、ワーカーズアクション首都圏実行委員会が東京都内で開かれた(写真)。9・27ワーカーズアクションを首都圏1000人の集会として成功させ、11月労働者集会1万人結集の情勢をこじ開けることを確認した。
 「2000万青年労働者の反乱を組織すること」。事務局は、ワーカーズアクションの課題を鮮明に提起した。そのための実践方針こそ、「生きさせろ! 賃上げゼネスト」だ。事務局は、「このスローガンは『労働運動の力で革命をやろう』を現実にしていくためのものだ」と意義を述べた。
 福田政権は労働者の怒りで打倒された。職場生産点での資本や体制内組合執行部との非和解の闘いをさらに進め、賃上げゼネストを実現する情勢が到来している。そのために、闘う労働運動をつくりだすことが必要だ。
 「その最大の攻防が国鉄1047名闘争だ」と事務局は提起。「『労働者の団結した力こそ社会を変革する力』——この原則に立ち、『解雇撤回』『民営化反対』の路線で闘おう。国鉄分割・民営化に勝利してきた動労千葉とともに闘うことで、全労働者の怒りと結びつくことができる」と強調し、「だからこそ〈4者・4団体〉路線は絶対に許せない。彼らは解雇撤回を投げ捨て、政治和解に突っ走り、日本の労働運動全体を屈服と敗北の道に引きずり込もうとしている。これとの闘いの先頭に青年労働者が立つ時だ」と訴えた。
 織田陽介全学連委員長は、「『賃上げ』『解雇撤回』をめぐって分岐が生み出される情勢。だからこそ、これらが革命のスローガンになっていく。路線をめぐる分岐を攻勢的に闘いとるのが9・27であり11月だ」と指摘した。
 青年労働者も次々と9・27集会1000人結集の決意を語った。