コミューン 10月号 日韓国際連帯が鍵
週刊『前進』08頁(2357号5面5)(2008/09/01)
コミューン 10月号
日韓国際連帯が鍵
韓国は、革命情勢に突入している。革命に勝利するために労働運動の変革、革命党の本格的建設が切実な課題になっている。11月労働者集会で積み重ねられてきたソウル本部と動労千葉の日韓国際連帯の意義が今こそ決定的になっている。
第1章は、イミョンバク政権打倒論。イミョンバクは、徹底した新自由主義政策をとり、ついにBSE(牛海綿状脳症)米国産牛肉の輸入解禁と教育規制緩和を強行した。これへの怒りに端を発して100万人の巨大デモが闘い抜かれ、イミョンバク政権打倒の情勢に入った。プロレタリア革命が問題になっている時、全国金属労働組合を先頭に民主労総は7・2ゼネストに決起した。この激動情勢に迫る。
第2章は、民主労総ソウル本部と動労千葉の理念交流のいきさつと討論内容が具体的に述べられている。「8・15労働者・市民の集い」で、ソウル本部のイジェヨン本部長が「それぞれの国のバラバラの組織ではなく、一つの組織として新たに生まれ変われるよう、よりいっそうの組織化に向けて頑張ります」との発言の背景がよく分かる。
翻訳資料は、アーリーン・イノウエさんが所属する「ロサンゼルス統一教組(UTLA)のストライキ」。組合員4万人は教育予算削減に反対し1時間のストを闘った。現地新聞の報道を紹介。