2008年8月25日

団結ひろば 投稿コーナー

週刊『前進』06頁(2356号6面4)(2008/08/25)

団結ひろば 投稿コーナー

 第1章 ホンモノの革命家は獄中獄外関係ない 関西・学生 風間太郎

 徳島刑務所で星野同志に会ってきました!!
その感動体験報告をしたいと思います。
 会った瞬間から星野さんのオーラにやられました。ものスゴイいい笑顔で接見室に入ってこられて、流れるように今の情勢や学生の闘いについて語る姿は、最高の革命家の姿そのもの! どんなに国家権力が暴力装置を使おうとも、絶対に屈しない星野さんの魂を見ると、「星野さんみたいに闘えば、革命は絶対にできる」と確信しました。僕はそのオーラに魅入られてしまって、ついこちらから話しかけるのを忘れてしまいそうでした。ですが、何とか8・6ヒロシマと学生戦線の闘いについては報告しなければと、簡単ながら話ができました。
 それに対する星野さんのコメントが的確で路線的で、ホンモノの革命家というのは、獄中獄外関係ないんだなと感動しました。デモで僕たちが組むスクラムの中に星野同志は必ずいるのだということを、ものすごく感じました!!
 もっともっと星野さんと話がしたかった! こんな革命家と一晩中語り明かしたい! それを国家権力が目の前のこの獄壁でできなくしていることを、僕は絶対に許せない!! 仲間を返せ!! 全身から怒りが沸いてきました!!
 僕は本当に星野さんを奪還したい! 今こそ星野さんの闘いをわがものとして闘い、星野さんを奪還しよう! 僕は、今そんな気持ちでいっぱいです。

 第2章 富山地裁を大席巻し武藤さんと合流! 法政大学 倉岡雅美

 4カ月ぶりに同志と合流するために、富大初公判に行ってきたっ!
 ゲート式金属探知機をくぐり、荷物もすべて預け(なぜか麻袋に入れられる)、ハンディ式金属探知器でボディチェックを受け、さらに廷吏によるボディチェックを受けさせるという東京地裁以上の警備態勢だった。理由を問えば「裁判長の命令である」「預けないなら傍聴させない」の一点張り。その中で富大当局は笑いながら7人ほど法廷に入っていく。何ともわかりやすい構図だ。
 そして私はなんと、開廷する前に構外退去になった。笑っていたということで両手両足を持たれ、裁判官が出入りする口から出され、そこで待っていたのは制服警察だった。廷吏から警察に渡され、外に出された。
 一体これは何なんだ!? もはやブルジョア的「司法権の独立」「三権分立」をもかなぐり捨てた富山地裁。「岩井(裁判長)、お前はすでに死んでいる」と外から法廷に向かってガンガンにアジり倒し、この怒りの渦の中で護送車に乗る武藤さんと感動的合流をかちとった☆ トラメガでガンガン激励し、護送車の前で横断幕を広げ、護送車を追っかけ、可能なまで激励した☆
 裁判は傍聴することはできなかったが、裁判所を追いつめ、武藤さんと一つになる闘いを富大生、全国学生と富山労働者の力でやり抜いた。
 富山の学生、労働者の怒りを一つに富山地裁に行こう♪ 第2回公判10月9日に決起しよう!!

 第3章 圧倒的に大勝利した富山大弾圧初公判! 京都大学 穂積康之

 8月19日、富山大学ビラまき弾圧の初公判に参加しました。許しがたい監獄裁判ぶりについては、退廷受けながらも闘ったわれらが同志にお任せし、私は裁判の様子を報告します。
 この日は冒頭意見陳述。検察側の陳述は絶対に許せない。「独法化で部外者の立ち入りを禁止した」「大学当局が退去を伝えたが、立ち入ったから逮捕した」「大学から通報を受けたので警官を配置した」。すべて、ふざけるな!
 闘う弁護士から激しい追及が行われる。「立ち入り禁止はどこで決められたのか、誰が決めたのか」。学長西頭徳三が勝手に立ち入り禁止を決められるものでは決してない! 大学の主人公は学生だ! 直ちに武藤君を釈放しろ!
 これに対して検察側は一言も答えられず、裁判長が勝手に審理を進行。徹底的に抗議した労働者の仲間が退廷になる。しかし、そんなものではわれわれの闘いは一切止まらない。武藤君、弁護士、傍聴席が一体となり、裁判長・検察を徹底弾劾しぬきました。
 富大の学生であるかどうかは関係ない! 実際、近所のおばさんなど誰もが富山大学に「侵入」している。なぜ武藤君が逮捕されたのか?
 それは、彼がサミット粉砕を訴え、革命を訴え、学生を組織していたからだ。これが核心だ。
 だからこそ、この裁判は法大をはじめ全国の闘いと一体だ。この日もその立場から大勝利した。
11月労働者集会1万人結集へ圧倒的に闘おう!

 第4章 8・6ヒロシマ大行動に参加して “矛盾に怒っているデモです”とビラ配布 広島市 落合陽子

 8・6当日は保育室のお手伝い。腕白で走り回っていた男の子は、最後はくたびれて、私のひざ枕でスヤスヤ……。とてもかわいかったですよ。
 暑いデモの時は、チラシをかかえて歩道を歩いている人に配りました。若い労働者らしき人に「世の中の矛盾に怒っているデモ隊です。興味もって見てください」と大声を出してチラシを渡しました。抵抗なく受け取ってくださる人がほとんどでした。
 派遣労働者、パート労働でいいかげんに使われて口に出して言わなくても、皆何か感じてる! 不満を感じている! それを肌で感じられたチラシ配布でした。年金・高齢者、介護問題、派遣、サービス残業問題等々、自分に当てはまる問題が一つや二つはあるはずです。
 若い人たちが先頭に立って8・6を引っ張った、明るい世代交代の、08年の8・6大行動でした。

 第5章 8・6ヒロシマ大行動に参加して 11月組織化の展望をつかんだ広島現闘団 東北大学 本田 翼

 ヒロシマ闘争勝利のため、8月1日から広島現闘団として闘いました。これをつうじて11月集会組織化の展望をつかめました。何より、一緒に闘った仲間が革命家に決起したことが一番うれしかった! 毎日の展開も総括論議も、広大生と現闘団員みんなでやったことで、団結強化!
 ある日の論議。「街頭もキャンパスも反応がよい。でも8・6への決起に結びついていない」という壁をどうやって突破していくか。みんなで出した答えが、「獄中同志の闘いをもっと主体化する」というもの。
 翌日から、主体もまわりも激変。広島市内の大学をまわっての呼びかけでは、話しかけた学生全員が「テストがあるので行けないです」という反応でしたが、僕らは(僕自身はたじろぎながらも)退くことなく、「社会を変える主体になろう。僕らにはその仲間がいる! あなたにも仲間になって欲しいっ!」というアジテーション。学生みんなテスト勉強の手を止めて真剣な顔で話を聞いて、討論にもなりました。
 そのうちの何人が集会に来たのか、という課題はあります。ですが、目の前の人を例外なく獲得しようと必死になったことに、僕は仲間獲得の展望をつかんだのです。6・29の総括を深めたということでもあります。
 今の情勢、立ち上がる人は絶対にいる。獄中同志の闘いを見よ! 実際にも、闘っている自分がいるじゃないか。自信と展望を持って、ヒロシマに続き11月集会に向けて仲間をドンドン増やして1万人デモやるぞ!