“福田政権打倒しよう” 11月へ広島・長崎反戦闘争が高揚 8・9長崎 福田の式典出席を弾劾
“福田政権打倒しよう” 11月へ広島・長崎反戦闘争が高揚
8・9長崎 福田の式典出席を弾劾
“核武装許さぬ”と怒りのデモ
8月9日、63年前を思わせる暑さの中、長崎に原爆が投下された午前11時2分、平和公園前にさしかかった「8・6広島−8・9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会」のデモ隊は、日帝・福田が出席している祈念式典に向けて激しい怒りの声をあげた。「福田の祈念式典の出席糾弾」「原爆はしょうがなかった発言を許さないぞ」と何度も怒りのシュプレヒコールがとどろいた。
日帝・福田政権は、今労働者を生きられない状況にたたき込みながら、一方で世界戦争に向けた核武装政策を進めている。しかも「原爆はしょうがなかった」発言をした久間元防衛相は、昨年は式典に出席できなかったが、今年は臆面もなく出席を強行したのだ。こんな連中は、今こそ労働者の団結した力で打倒しよう! デモ隊はさらに進み、平和公園、爆心地公園に集まった多くの労働者・被爆者の注目と共感の中をこうした思いを訴えながら戦闘的にデモを貫徹した。
デモに先立って平和公園近くの城栄公園でこの闘いに向けた決起集会が開かれた。被青同の労働者、相模原反核市民の会の西村眞さん、全学連の学生、教育労働者、青年労働者が次々と福田糾弾のデモに向け発言した。全学連の学生は法大闘争に断固勝利する決意を表明し、教育労働者は、職場の仲間の決起を実現したことを報告した。青年労働者は、「帝国主義社会はぼろぼろだ。労働運動の力で革命をやろう」と訴え、青年労働者にマル青労同への結集を訴えた。アーリーン・イノウエさんは労働者国際連帯の闘いの意義をアピールした。統一実行委事務局長の三角忠さんが方針を提起しデモに出発した。
80代の益永スミ子さんも元気にデモを貫徹。最後にスタンダード・ヴァキューム石油自主労働組合の入江史郎委員長の発声で団結ガンバローを行った。