2008年8月 4日

革共同集会へメッセージ 革命が唯一の未来、希望 星野文昭

週刊『前進』10頁(2354号6面5)(2008/08/04)

8・3革共同集会へのメッセージ
 革命が唯一の未来、希望
 星野文昭

 獄中33年、デッチあげ無期攻撃と闘う無実の星野文昭同志の8・3東西革共同政治集会メッセージを掲載する。最高裁の7・14特別抗告棄却に怒りを燃やし、星野同志奪還へ総決起しよう。(編集局)
 私たちは、60年、70年、一国社会主義によって未来を閉ざすスターリン主義の抑圧、制動をのりこえ、プロレタリア世界革命−人間解放をめざして、青年・学生の根底的・大衆的決起をかちとり、私たちのパトスに満ちた土台を築いた。
 70年7・7によって、このプロレタリア世界革命を被抑圧民族プロレタリアート人民の闘いとの結合によって実現する闘いを開始し、それへの類例を見ない反革命=破防法・カクマル・星野無期との死闘に勝利しつつ、動労千葉、三里塚、沖縄などの闘いを推進してきた私たちは今、抑圧・差別からの解放をプロレタリア世界革命の実践から切断する誤りをのりこえ、プロレタリア世界革命によって全人間的な普遍的解放をかちとる闘いに、全存在をかけて着手している。その力を労働者階級がもち、その闘いを共に闘う全被抑圧人民がもっているという圧倒的な信頼をもって、あらゆる課題をその力を獲得するものとして、職場、地域、街頭で闘う、その闘いを、5・28−29、6・29をはじめ青年・学生を先頭に、根源的力を解き放ち、うなりをあげて開始している。
 そこには、カクマルとの死闘をかちぬいて階級闘争を推進するという地平に立ちつつ、今日、帝国主義ブルジョアジーが、労働者人民がどれほど苦しもうと生きていけまいと自己が延命すればいいという末期的危機の中で、労働者と人民にプロレタリア世界革命を呼びかけ、その行動、決起を体制内的制動をうち破って全存在をかけて組織しなければならない時に、長い間なじんだ特殊・制約されたあり方を固定化し、そこに安住し、結局、自らを革命の反対物として腐敗させていくのか、それを自覚的にのりこえ、団結した労働者階級の自己解放・全人民解放の力でプロレタリア世界革命による人間解放をかちとる実践に踏み込み、そこに自らの志、自己解放・人間解放の希求、情熱のすべてを解き放つか、の分岐があるのだ。
 前者は止めどない革命の反対物としての腐敗の道だ。後者にこそ、唯一の未来、希望がある。
 すべての階級課題を闘う職場闘争委を闘い、地区党を形成し、ソビエトを形成していく、そこに未来、希望がある。
 個々の解放を全体の解放と切断することは、根本に権力・現実への屈服があり、死だ。個々の解放を全体の解放に求め、すべてを解き放ち実践することに唯一の未来、希望がある。これらを自覚し闘えば、変革・飛躍することができるし、未来は我々のものだ。
 こうした闘いを圧殺するために、無実の者に無期を強いる、再審を棄却する、こんなことがまかり通る余地など1ミリもない。それを、自らと全労働者人民の闘いの力ではっきりさせ、再審・釈放をかちとろう。
 食べさせろ、生きさせろとストライキ、デモ、暴動にたちあがる全世界の労働者、人民と一つに闘おう。

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☆星野文昭同志に激励の手紙を!
 徳島県徳島市入田町大久200−1 星野文昭様