核空母レーガン寄港弾劾 佐世保 海と陸から迎え撃つ
核空母レーガン寄港弾劾
佐世保 海と陸から迎え撃つ
7月28日、私たち長崎の闘う労働者・学生は、佐世保地区労の労働者とともに、米原子力空母ロナルド・レーガンの佐世保寄港阻止闘争を闘いました。
午前8時20分、佐世保地区労の抗議デモ船団21隻が俵ケ浦漁港から出撃。陸上では野崎の丘から迎え撃ちました。
9時20分、高後崎の佐世保港口に「ロナルド・レーガン」が巨大な船体を現しました。「米原子力空母の寄港反対!」「レーガンは来るな」「横須賀の核空母母港化反対!」「日米安保粉砕!」「米軍再編反対!」「イラク侵略戦争反対!」「憲法改悪阻止!」「港を軍事利用させないぞ!」——力いっぱいシュプレヒコールをたたきつけました。
前日は、佐世保市島瀬公園で、核空母「レーガン」佐世保寄港反対集会とデモが闘われました。主催は長崎平和運動センター、佐世保現地闘争本部(地区労・社民党)。九州ブロックと全国から1千人が集まりました。
印象深かったのは、横須賀で1万5千人を集めた米原子力空母「ジョージ・ワシントン」母港化反対闘争の報告、そして沖縄県議会で、辺野古基地建設反対を決議した闘いの報告、さらに全港湾の労働者からの「軍事物資を輸送させない」との力強い決意表明でした。
原子力空母の佐世保寄港は今年2回目。なんと25年ぶりの動きです。米軍の原子力空母は動く核基地であり、核先制攻撃戦略の中心です。アメリカ帝国主義が、横須賀とともに佐世保を新たに母港化しようとする攻撃であり、泥沼のイラク戦争から、イラン、中国、北朝鮮へ侵略戦争を拡大しようとする攻撃です。
一方、8・6広島〜8・9長崎反戦反核闘争を前にした佐世保への原子力空母寄港は、日帝権力が、労働者人民の反戦反核闘争を圧殺しようとする攻撃です。8・6〜8・9闘争を爆発させ、世界で立ちあがる労働者、農民、漁民、学生と連帯し団結を深め、プロレタリア革命の道を切り開こう。
〔長崎労組交流センター(準)浦上明〕