クラス討論弾圧裁判 増田体制を批判 文化連盟O君が証言
週刊『前進』06頁(2352号6面7)(2008/07/21)
クラス討論弾圧裁判 増田体制を批判
文化連盟O君が証言
7月11日、10・17法大クラス討論弾圧裁判第8回公判が東京地裁で開かれた。
前回6月18日の公判では内田晶理君が裁判官の不当な制止を振り払い、5・28〜29法大弾圧を弾劾する意見陳述を行った。今回は弁護側の証人尋問だ。法政大学文化連盟のO君が胸を張って証人に立った。
O君は、10・17クラス討論弾圧について「こんなことで逮捕するのはおかしい。大学は広く一般に開放された場所だ。クラス討論は大学では当然の行為」ときっぱり述べた。
また、大学批判を始めたO君や友人に、職員・ガードマンや公安警察の執拗な監視・弾圧が行われている実態を暴露し、「『大学に刃向かうと逮捕・処分』という恐怖が、法大の学生に充満している」と監獄大学=法大の現実を暴露した。
この中でO君自身も停学2週間の処分を受け、マイクを握りアピールするようになった。「黙っていたら僕らの存在はすたれてしまう」と監獄支配を打ち破るO君の決起の過程が語られた。
法大・増田総長の「大学は自由で何でもできる」という新聞紙上の発言についても、O君は「法大が自由であるなら、内田君が捕まるはずはない」「私は大学の自習室使用も禁止され、教職員に妨害を受け活動もできない」と増田体制を批判した。法大弾圧の不当性は明らかだ。