4・27法大弾圧 友部君が証言 “権力から引きずり降ろす”
4・27法大弾圧 友部君が堂々証言
“権力から引きずり降ろす”
5・28法大弾圧裁判が、いよいよ8月29日から始まる。今年4月11日に法政大のガードマンに暴力を振るったとして、5月28日に法大生の中島宏明君と新井拓君がデッチあげ令状逮捕された事件だ。
5・28裁判は、現在進行中の4・27法大弾圧裁判に併合され、新井君、友部博文君、中島君の3被告がそろって裁判闘争を闘うこととなった。
併合裁判の第1回公判は、新井君と中島君の意見陳述だ。5・29法大弾圧裁判闘争の口火を切る闘いでもある。第1回公判は決定的だ。
7・24全国集会を皮切りに、8月29日午後1時半から始まる第1回公判に大結集し、獄内外団結して闘おう!
第1章 被告人尋問で当局を追及
7月15日に東京地裁で開かれた4・27法大弾圧裁判第20回公判は、友部博文君への被告人尋問だった。新井君も団結Tシャツを着用し、勾留されている東京拘置所から意気揚々と出廷し、ともに闘った。
友部君は、06年3・14弾圧を口実に退学処分を受けてから現在に至るまでの闘いを明らかにした。尋問の最後には、これまで闘ってきた自分の思いをまとめた。
「3・14弾圧以降、同じような弾圧を繰り返さないために闘ってきた。法大当局・裁判所に誠意ある対応を求めてきた。しかし、退学や停学処分。新井さん、内田君への弾圧。5・28〜29の大量逮捕。そしてO君、K
さんには新たな処分が生まれようとしている」友部君はこみあげる怒りに言葉をつまらせながら声をふりしぼった。
そして、「弾圧・逮捕を繰り返す国家権力・法大当局に対して、権力の座から引きずり降ろすまで闘う!」。傍聴席は大きな拍手につつまれた。裁判官は退廷命令を出すこともできない。
友部君は検察官の反対尋問に対しては黙秘で闘い、証言を堂々と締めくくった。