2008年7月21日

星野美智恵さんを偲ぶ会 “新たな文昭さんが誕生” 杉並・救う会 谷沢備作

週刊『前進』06頁(2352号6面4)(2008/07/21)

星野さんとともに
 星野美智恵さんを偲ぶ会
 “新たな文昭さんが誕生”
 杉並・星野文昭さんを救う会 谷沢備作

 私は、6・29渋谷デモの躍動感、解放感をもって7・6札幌闘争に参加し、北海道の労働者との合流をかちとりました。
 6日のサミット粉砕!労働者集会では、柴田作治郎さんが北海道救う会の仲間とともに壇上に立ち、星野奪還を訴えました。会場では、星野文昭さんの実家に実った真っ赤なサクランボが振る舞われました。集会の突き抜けた明るさ、その後の戦闘的デモ。私も「星野のぼり」を持って元気いっぱいデモをしました(写真上)。
 最末期帝国主義足下で時代のヒーロー・ヒロインは団結し行動するわれら労働者階級なんだと、奮闘する全世界のプロレタリアート人民に世界革命を発信する闘いでした。
 その前日の5日、昨年6月に逝去された文昭さんの母・星野美智恵さんを偲ぶ会が、札幌市内の月寒教会で開かれました。私は、杉並・星野文昭さんを救う会の一員として参加しました。
 礼拝堂入り口の壁一面に、長男・治男さんが用意した美智恵さんの写真が飾られていました。最初にキリスト教による「記念式」が行われ、次に偲ぶ会となりました。(写真下/左から星野治男さんと弟の修三さん)
 北海道救う会の方が次々に発言して、美智恵さんの思いにこたえ、一日も早く文昭さんを取り戻そうと誓いました。徳島刑務所の文昭さんからのメッセージも読み上げられました。
 私は、美智恵さんと初めて会った日のことを思い出しました。小柄なのにせっかちな早足で歩く人でした。「文昭が何をしたんですか」という言葉は、本当に重みを持っていました。美智恵さんの生前に奪還できなかった悔しさをかみしめながら参加しました。
 星野文昭さんのことを「私の息子には革命家がいます」と言い切った美智恵さんに今、自信を持って言えることがあります。われわれの運動はついに、あなたの息子、娘たちを大量に生み出しつつあります。法政大学や青年労働者の中に、新たな星野文昭さんが生まれているのです。
 この力で星野文昭さんを奪還しよう!