2008年7月21日

怒りを革命の炎に みなさんの熱いカンパを!

週刊『前進』06頁(2352号2面3)(2008/07/21)

怒りを革命の炎に
 みなさんの熱いカンパを!

 「日本のデモ隊はこの日、予想外の『戦闘力』を示した。日本警察に対し激しい肉弾戦を辞さなかった」(韓国・ハンギョレ新聞)。サミット粉砕の6・29渋谷デモと7・6札幌闘争は、「日本の労働者階級ここにあり!」を世界にとどろかせました。
 動労千葉を中軸に、新自由主義粉砕を掲げたサミット粉砕闘争が爆発したことは、世界の労働運動に地殻変動を起こす決定的事態です。「世界革命派」として、2150人の怒れる労働者が登場したのです。
 世界のストライキ情勢を見てください。今年のメーデーでアメリカ西海岸の港湾を封鎖するストに決起したのも、韓国100万人デモを主導するストを打ち抜いたのも、中心で担ったのは11月労働者集会でともにスクラムを組んだ私たちの仲間たちでした。”11月労働者集会の1万人結集を実現したら、もっとすごいことができる”——世界革命をたぐり寄せている実感に、胸がワクワクするではありませんか!
 そうであるからこそ革共同は、世界革命を実現する労働者党に今こそ飛躍する決意ですす。その核心は、マル青労同・マル学同各1000人建設を絶対に実現することです。
 6・29を闘った青年労働者たちは、「ここが本当の意味での職場闘争のスタート。壁にぶち当たっても、弾圧の壁をともにぶち破った仲間がいるから、資本家なんかぶっ倒せる」と新たな職場闘争を開始しています。ある青年労働者は、「今後も6・29のような闘いをするなら、自分個人のための一時金なんてないと思った方がよいですね」と、数十万円単位のカンパを革共同に寄せました。
 そうです! 何度も何度も6・29のような非和解の闘いを、資本家どもや国家権力に対してたたきつけてやろうではありませんか。青年・学生が世の中を変える時代が本当に来たのです。そのことを全社会に告げ知らせる闘いをともにやりたい。そのための軍資金がぜひとも必要です。
 原油・食料品高騰や大インフレなどへの積もりに積もった怒りを、資本主義を滅ぼす革命の炎に転化する行動として、カンパの集中を心から訴えます。
 さらに、サミット粉砕闘争を切り開いた法政大5・28〜29決起に対する大弾圧を何としても粉砕しましょう。国家権力の憎しみを一身に受けながら獄中で意気軒高と闘いぬく若き革命家たち17人の存在と闘いこそ私たちの誇りであり未来です。
 裁判闘争費用、保釈金は数千万円にのぼることが予想されます。獄壁を打ち破り、早期奪還をかちとる力として、みなさんの熱いカンパをぜひ寄せてください。