青年・学生は党に入って革命やろう! 8・3東西革共同集会へ 7・24全国集会に大結集し闘う法大生と団結しよう 8月広島・長崎反戦反核闘争へ
青年・学生は党に入って革命やろう!
8・3東西革共同集会へ
7・24全国集会に大結集し闘う法大生と団結しよう
8月広島・長崎反戦反核闘争へ
動労千葉の呼びかけのもとに結集した労働者階級の怒りと6・29渋谷デモの爆発は、G8洞爺湖サミットを痛撃し、最末期帝国主義に死を宣告した。7月15日には燃料高騰で生きていけない全国の漁民が、一斉に20万隻の休漁ストに立ち上がった。世界金融大恐慌の激化と階級支配の危機の中で、迫りくる破局におびえる日帝・福田政権は、中学校の新学習指導要領解説書で韓国領・独島(トクト)を「日本固有の領土」と教えることを求め、国益主義と排外主義をあおり立てる攻撃に出た。これへの労働者階級の回答は、「国境をのりこえる苛烈(かれつ)な連帯闘争」(民主労総ソウル地域本部代表)で、帝国主義の戦争と排外主義攻撃に革命的に対決して闘うことだ。7・24法大闘争勝利全国集会と8・3革共同政治集会の大成功をかちとり、サミット決戦の地平から11月労働者集会へと攻め上ろう。8・6広島−8・9長崎反戦反核闘争、8・15靖国闘争を国際連帯の大闘争として圧倒的に打ちぬこう。7・13関西新空港闘争に続き、7・27三里塚現地闘争(要項3面。会場は東峰の萩原進さんの畑に変更になりました)に決起しよう。
第1章 サミット決戦爆発への共感
「法政大弾圧ぶっ飛ばせ!7・24全国集会」の呼びかけを、北海道から沖縄まで、青年労働者と学生が圧倒的な共感をもって受け止めている。世代を超えて法政大闘争に共感と支援が集まっている。職場でも街頭でも、6・29渋谷デモと法大闘争を報道する『前進』が売れている。ビラを読み、訴えを聞いた人びとの中から、「こんな弾圧は聞いたことがない! 求めていたのはこういう怒りと団結だ! 法大のように闘おう!」という声が巻き起こっている。ここに「秋葉原」情勢と『蟹工船』情勢への回答がある。
7月15日、日帝・東京地検は、5月29日の法政大学への「建造物侵入」で起訴した後に「公務執行妨害」で再逮捕した全学連の闘う学生を、追起訴した。そしてサミット粉砕6・29渋谷デモで8人を逮捕した(全員を不起訴奪還)。どれもこれもひとつ残らず、でたらめ極まりない不当な弾圧である。だがそれは逆に権力が法大決戦とサミット決戦にいかに敗北し、打撃を受けたかをよく示している。
そればかりか、さらに7月14日、最高裁第3小法廷は、徳島刑務所に在監の星野文昭同志と再審弁護団が行っていた再審請求について、特別抗告を棄却した。断じて許し難い。徹底弾劾する。
これらの新たな弾圧攻撃は、大量不当逮捕と処分、襲撃的な家宅捜索、渋谷駅前デモの禁止という弾圧体制を実力デモで打ち砕いて、サミット粉砕決戦が大爆発したことへの、権力の報復にほかならない。プロレタリア世界革命がいよいよ現実になる情勢への、恐怖に満ちた反動だ。サミット決戦は画期的に勝利した。権力は敗北した。理不尽な弾圧は、階級的労働運動路線の戦闘性、勝利性を敵の側から逆に証明しているのだ。
サミット粉砕の6・29渋谷デモは、資本主義・帝国主義への怒りの反乱だ。警視庁の公安刑事百数十人によるキャンパス乱入・襲撃を、一歩も引かずに迎え撃った法大生と全学連の戦闘性が、青年労働者の魂をとらえ、資本と非和解の職場闘争・実力闘争が生まれ、デモ禁止攻撃を突き破る実力デモになった。あのデモの強固なスクラムは、階級的団結の象徴だ。マルクス主義で闘う力の証しだ。
星野同志は、「われわれが目指すものの大きさを権力が圧殺しようとするのは無理です」と、第2次再審闘争勝利への戦闘宣言を発している。この星野同志の闘いと連帯して、獄中で20人近い初逮捕者を含めて、50人もの青年・学生がこの間、一人の例外もなく完全黙秘・非転向を貫いている。革命家として不屈に闘い成長している。弾圧も処分も無力だ。7・24法大闘争勝利全国集会に、青年労働者・学生の総決起を実現し、闘う法大生と固く団結しよう。ともに革命をやろう。
まさに今、資本主義の弔鐘が鳴りわたっている。プロレタリア世界革命の波が全世界を覆っている。革命前夜の恐怖にうち震えるG8の強盗どものみすぼらしい姿を見たか! われわれは、韓国の100万人決起を先頭に世界中でストライキやデモ、暴動に立ち上がっている労働者階級人民と固く団結し、G8の強盗どもに階級的怒りをたたきつけた。
サミット粉砕決戦に勝利した革共同は、11月労働者集会1万人大結集と革命勝利への展望をつかんだ。8・3東西革共同政治集会は、革命に生きようとするすべての労働者、学生、人民の総決起大会だ。とりわけ青年労働者と学生のみなさんに総結集を訴えたい。革共同に加入し、ともにプロレタリア革命へ闘おうではないか。
第2章 金融大恐慌・インフレ・失業
資本主義の最後の発展段階である帝国主義は、まさに「死滅しつつある資本主義」「プロレタリア世界革命の前夜」であり、今や最末期の姿をさらけ出している。新自由主義攻撃のもと、戦争と恐慌、失業と貧困を世界に強制し、破滅に突き進む最末期帝国主義に対して、青年労働者と学生を最先頭に、国際プロレタリアートの階級的団結と革命的決起をたたきつける時がやってきた。
世界金融大恐慌が今や現実のものとなり、日々激化している。この情勢はもう絶対に後戻りがきかない。3月の米証券大手ベアー・スターンズの破綻(はたん)に続いて、米住宅ローン総額の約半分、5兆2千億ドル(約550兆円! 日本のGDPに相当)もの住宅ローン担保証券を保有する米住宅金融公社2社、ファニーメイとフレディマックが、経営破綻寸前に陥っている。
この2社の破綻は、世界の金融システムを全面的に崩壊させる。債務不履行による世界金融大恐慌の全面化と、ドル暴落に直結する。破綻の危機にある銀行は、全米で150行。すでに9行の地銀が救済合併され、米住宅ローン大手のインディマック・バンコープが先に経営破綻した。大変な情勢だ。
これが帝国主義の「最弱の環」である日帝を直撃する。90年代のバブル崩壊と長期大不況の打撃から回復できないでいる日帝を、これまで誰も経験したことがない新自由主義とグローバリズムのもとでの21世紀の新たな金融大恐慌が襲うのだ。
そして今、この金融大恐慌の本格化は、労働者階級に不況の深刻化、大失業とリストラ、インフレの爆発として襲いかかっている。世界で革命情勢が成熟している。ブルジョアジーは、これが内乱と革命に直結することを知っている。しかし、それを止めることはできない。すでに全世界の労働者階級と被抑圧人民は生きるためのスト、デモ、暴動に立ち上がっている。アメリカは1930年代の大恐慌下の農民の怒りと闘いを描いた『怒りの葡萄(ぶどう)』、日本は『蟹工船』情勢。起きていることは、1929年世界大恐慌—1930年代と同じだ。
第3章 団結し体制内勢力と対決を
労働者階級こそは、労農同盟のもとに、この破産した資本主義・帝国主義を打倒・転覆してプロレタリア革命を闘いとり、社会主義・共産主義の実現に向かって前進し、階級社会を廃絶できる存在である。労働者には、この社会を根底から変革する力がある。それこそ国境を越えた階級的な団結の力だ。
動労千葉など3労組が呼びかける11月労働者集会で、われわれは日韓米3国の労働者の国際的団結の力を、熱い心ではっきりと見た。動労千葉の国鉄分割・民営化絶対阻止の闘いは国鉄1047名解雇撤回闘争をつくり出し、改憲攻撃をも阻止してきたのだ。
こういう階級の団結した力を恐れるブルジョアジーは、絶えず労働者の中に競争を持ちこみ、対立させ、殺し合いと戦争にさえ駆り立てる。資本が繰り出すあらゆる攻撃は、つまるところすべてが団結の破壊だ。そのために支配階級は、体制内や帝国主義的労働運動を育成し、労働者の決起を抑え込んで、階級支配の支柱とするのだ。
だが今や、日帝・福田政権を労働者階級の激しい怒りが包囲している。自民党や自公連立政権では、もう支配が成り立たない。しかし労働者階級のその怒りの力を、連合や民主党、あるいは「野党」などの体制内勢力が抑えつけている。彼らは労働者の力を議会主義、体制内の枠の中に押し込み、支配階級との取引の道具にしているのだ。
全郵政と全逓が統合したJP労組は、ブルジョアジーの要求でしかない「生産性向上」を掲げた。国鉄1047名闘争の中からも、動労千葉を排除して「闘争は賞味期限切れ」などと言い、全面降伏に走る「4者・4団体路線」が出てきた。こんな体制内勢力に沈黙していることは、労働者にとって屈辱と敗北以外の何ものでもない。
革命情勢の到来は、体制内的勢力に容赦なく破産を刻印すると同時に反動へと転化させる。だから、塩川一派は革共同から脱落・逃亡したのだ。体制内労働運動の産業報国会化は、逆に革命をわが手でたぐり寄せる時代が来たことを労働者階級に示している。今やここに最大の攻防がある。
この『前進』を手にしている青年労働者・学生の皆さんに訴える。8月3日に東西で同時開催する革共同政治集会は、11月に1万人の国際的な革命の軍勢を登場させるための総決起大会だ。プロレタリア世界革命を実現する労働者党、革命党の大会だ。
革共同は、君たちとともに革命に絶対に勝利したい。7・24法大闘争勝利全国集会の成功をかちとり、さらに8月3日に総結集することを熱烈に呼びかける。ともに熱い夏を闘いぬこう。青年・学生こそが、革命的労働者党、革共同に結集し、ともに革命をやろう。