2008年7月14日

4・27法大弾圧裁判 5・28裁判と併合へ ”当局・権力を3人で暴く”

週刊『前進』06頁(2351号5面5)(2008/07/14)

4・27法大弾圧裁判 5・28裁判と併合へ
 ”当局・権力を3人で暴く”

 4・27法大弾圧裁判の第19回公判が9日、東京地裁で開かれた。
 公判には、新たに5・28法大弾圧で起訴された新井拓君が団結Tシャツを着用し元気な姿で獄中から出廷した。
 公判冒頭、友部博文君が4・27裁判の今後の進行について「裁判所は本件4・27弾圧裁判と5・28弾圧裁判(新井、中島)を併合するとしながら、私だけ分離して先に判決を下そうとしている。新井・中島と友部を切り離すな。4・27と5・28は同じ法大弾圧だ」と意見を述べた。
 続いて新井君は、未だ留置所に勾留され裁判の準備も十分にできないことを弾劾した上で、「切り離しは団結破壊。絶対に認めない。法大当局・国家権力の不当性を友部君、中島君とともに暴く」と3人そろって4・27=5・28法大弾圧裁判を闘う決意を表明した。
 今回は、友部君への被告人質問だ。友部君が法大に入学し、06年3・14弾圧を口実に処分が下されるまでの経緯を怒りをこめて語った。いかに法大当局が権力をふりかざし、学生を弾圧してきたのかが明らかとなった。次回7月15日の公判に集まろう!
 公判終了後の協議で、4・27と5・28の3人そろった合併裁判が決定した。いよいよ第2ラウンドの始まりだ。友部君・新井君に中島宏明君を加えた強力布陣で法大当局・国家権力を追及する。4・27=5・28法大弾圧裁判第一回公判は8月29日。大結集しよう!