2008年7月14日

弾圧粉砕と革命勝利へ圧倒的な夏期カンパを

週刊『前進』06頁(2351号2面6)(2008/07/14)

弾圧粉砕と革命勝利へ圧倒的な夏期カンパを

 労働者、農民、学生、市民の皆さん! 夏期一時金の支給時にあたり、絶大なカンパを訴えます。
 6・29代々木公園の集会と渋谷デモ、7・6洞爺湖サミット粉砕の札幌現地闘争の大高揚として、ついにサミット粉砕闘争が爆発しました。この突破口を切り開いたのが5・28、29の法政大学キャンパスでのサミット粉砕闘争です。
 法政大学で学生たちは当局のジャージ軍団や100人を超える警察権力の弾圧に一歩も引かず徹底的に闘いぬきました。
 39人が逮捕されましたが、学生たちは国家権力を打倒してやまない最高の団結をつくり出しました。そして誇りに満ちて獄中でキャンパスで革命家として闘いぬいています。現代の「10・8」がついに戦取されたのです。
 6・29サミット粉砕闘争で決起した労働者・学生は、法大決戦の魂で強固なスクラムデモで闘いぬき、いたるところで機動隊の壁を押しまくり、阻止線をずたずたにぶち破りました。権力は申請したデモコースを禁止しましたがなんの意味もなさず、2150人の重厚なスクラムデモは世界に発信され、世界を揺るがしています。
 6・29には階級的労働運動路線の白熱的実践が脈打っています。階級社会の中では人間的共同性が破壊されており、それを奪還するものこそプロレタリアートの強固な革命的団結であることをつかみ取り、無数の職場闘争を闘いぬいてきました。
 また街頭でも、激しい労働強化と低賃金、非正規職雇用化に労働者の怒りが噴出しています。街頭宣伝をしていたところ、ある若い女性が、「革命家になるにはどうしたらいいのですか」と街宣隊に質問してきたのです。労働者階級人民は革命を求めています。革共同は階級の党として労働者階級人民の前に躍り出る決意を固めています。
 世界は革命情勢です。サブプライムローン問題を契機に世界は金融大恐慌に突入しました。そのもとでインフレが激しく進行しています。インフレは階級闘争を激化させます。今、全世界で食糧暴動、ゼネスト、大デモが爆発しています。その中軸で動労千葉、韓国民主労総ソウル本部、米国ILWU(国際港湾倉庫労組)の3カ国の国際連帯闘争がますます強化・拡大しています。
 革共同は世界革命の司令塔として圧倒的に飛躍する決意です。そのためには、それに見合った財政的確立こそ急務です。みなさんの絶大なカンパをお願いします。