革命に勝利する党の建設へ従来を超える一大カンパを 革命的共産主義者同盟
革命に勝利する党の建設へ従来を超える一大カンパを
革命的共産主義者同盟
すべての同志、『前進』読者、支持者のみなさん。すでに夏季一時金の支給が始まっています。革共同は重大な決意を込め、従来をはるかに超える一大決戦カンパを訴えます。
革共同は動労千葉の呼びかけに応え、6・29サミット粉砕決戦に総決起し、大勝利しました。「5・28〜29法政大決起に続け!」「渋谷デモ禁止を実力でぶち破れ!」「労働者の団結した力は絶対に負けない!」「韓国100万デモと一つになろう!」「戦争と貧困を強制するサミット粉砕!」——この決意に燃えた労働者・学生は、けっして引きちぎることのできない団結スクラムを組み、終始機動隊を圧倒・じゅうりんし、渋谷を怒りのるつぼに変えました。デモを闘い終えたすべての労働者・学生が汗と熱気を噴き出しながら、満面の笑みで勝利をたたえ合い、階級的団結論で徹底的に闘いぬいてきたことの正しさ、その革命性、戦闘性を心から確信し合いました。不当逮捕された8人の青年労働者・学生はこの最先頭で闘い、サミット粉砕の怒りを全世界に発信したのです。
革共同は6・29に向かって、職場生産点で階級的団結を唯一の総括軸にした闘いへ猛然と踏みだしました。七転八倒しつつ、青年も古参の労働者も階級的指導部へ自らを飛躍させる闘いに突撃しました。同時に、首都圏の主要駅、職場の門前に連日連夜立って、怒りのアジテーションで歴史的行動を呼びかけてきました。こうした街頭での無数の「デモ」、10万枚を超えるビラが労働者人民の革命的行動を確実に呼び覚ましたのです。今や革共同は7月テーゼで全身武装し、労働者の自己解放性に絶望した血債主義・糾弾主義と根本的に決別し、労働者階級とともにその先頭に立って闘っています。
第1章 日韓米の労働者が団結
日帝・国家権力は、団結の究極の拡大がプロレタリア革命に直結することに戦慄(せんりつ)し、憎しみを青年労働者・学生に集中し、サミット弾圧でのべ49人の仲間を不当逮捕し、16人を起訴、26人の同志の不当勾留を続けています。しかし、この若き革命家、新たな階級の指導部たちは「獄内で存分に自分を鍛え上げ、最強の革命家となって法大に登場できる日を楽しみにしている」と言うように、弾圧を革命の養分にしています。
私たちは今、世界革命の巨大なうねりの真っただ中にいます。6・29サミット粉砕決戦は、全世界で新自由主義に対して闘われているストライキ、デモ、食糧暴動と完全に一つになろうと、マグマのような怒りと団結の炎を噴き上げて闘いぬかれました。とりわけ11月集会でともにスクラムを組んだ米ILWUローカル10や韓国民主労総ソウル本部の同志たちと連帯して闘いぬきました。
イラクの港湾労働者が連帯ストで応えた歴史的な5・1メーデー闘争は、ILWUローカル10などのランク&ファイルの闘いによって初めて切り開かれたのです。イミョンバク政権の新自由主義攻撃と倒すか倒されるかの対決に突入している韓国の労働者階級も、革命の現実性にたじろぎ、闘いを内部から腐らせる体制内指導部をぶっ飛ばして革命的分岐をかちとる苦闘の真っただ中にいます。そしてこの闘いの中心に、階級的団結を総括軸に唯一ストライキで闘い、新自由主義攻撃に勝ち抜いてきた動労千葉の闘いが存在しています。日韓米労働者による階級的労働運動の白熱的実践こそ、世界革命の唯一最短の道です。階級的労働運動路線を驀進(ばくしん)しよう。
今や唯一の現実的問題は、革命に勝利できる党を建設する一点にかかっています。「党の革命」のあいまいさのない推進は、「革命できる党(地区党)建設」をめぐって非妥協的に行われてきました。
革共同から脱落・逃亡した塩川一派は、旧与田派や平田派、その他有象無象の反革命と野合し、階級の敵対物へ純化しています。彼らの綱領は血債主義・糾弾主義であり、階級への絶望を組織することです。彼らは絶対に青年労働者・学生を組織しようとしない。青年労働者・学生の革命をストレートに求める行動・主張を死ぬほど嫌っている。
第2章 青年こそが革命の主力
徹底的にはっきりさせましょう。青年労働者・学生こそ革命の主力であり、希望なのです。
革共同のなすべきことは鮮明です。第一に、マル青労同1000人・マル学同1000人建設を党と階級の総力でなしとげよう。2000万青年労働者、300万学生の怒りが本質的に革命を求め渦巻く時代に、ここで勝利した者が革命的情勢を革命に転化することができます。
第二に、4大産別プラス2産別(医療福祉、合同一般)に革命的拠点を絶対に打ち立てよう。ソビエトの母体となるのが4大産別+2産別です。6・29渋谷大デモの先頭には4大産別の労働者が逮捕を恐れず断固として立ちました。この力で第2次国鉄決戦の爆発を切り開こう。
第三に、革命できる地区党への大変革をかちとろう。すでに職場闘争委員会で闘う労働者が自己を階級の指導部として確立し、地区党指導部となる闘いが開始されています。近い将来の工場評議会、地区ソビエトに発展していく闘いです。
すべてのみなさん。夏期一時金カンパこそ闘いの土台です。一時金の出ない薄給の労働者は職場の仲間に救援カンパを訴えて下さい。一時金の出る労働者は10万円単位のカンパをぜひともお願いします。階級的労働運動を真一文字に実践し、11月1万人大決起を必ず実現しましょう。