渋谷デモの大爆発へ労働者の怒り解き放つ熱気の集会 “最後のサミットにしてやろう”
渋谷デモの大爆発へ労働者の怒り解き放つ熱気の集会
“最後のサミットにしてやろう”
6・29サミット粉砕闘争は、団結した労働者の底知れぬ力を全世界に示した。新自由主義攻撃を推し進め、戦争と貧困をばらまいてきたG8=帝国主義強盗の頭目らに対し、怒りの一撃を食らわせてやる! その覚悟に満ちた実力デモが公安警察と機動隊を完全に圧倒し、規制と阻止線を吹き飛ばした。それをやりぬいた労働者・学生は、ものすごい勝利感と解放感を味わい、階級的労働運動路線に手応えを深めた。代々木公園の集会では、動労千葉・田中康宏委員長の基調報告(前号既報)を中心に、資本・当局と体制内労組幹部に対する職場での怒りにあふれた闘いが次々と語られた。また5・28—29法政大決起をやりぬいた学生が全参加者の歓呼の声で迎えられた。実力デモ爆発の原動力となった集会の発言(要旨)を紹介します。(編集局)
第1章 開会あいさつ
第1節 全世界で闘いが起きている 国鉄水戸動力車労働組合委員長 石井真一さん
今日の集会は雨と資本主義をぶっ飛ばすものとして、意気高くかちとっていきましょう。
私たちはもう資本主義のもとでは生きていけない、そういう時代になりました。原油が投機マネーでガンガン値上がりし、食糧も医療もどんどん物価が上昇し、私たち労働者の生活を直撃してます。漁師の人たちも原油高で漁に行けない、マグロやイカを取りに漁に出られず、ストライキに立ち上がっています。韓国では百万人のデモが起きて、イミョンバク政権をグラグラにしています。そして、ハイチでは泥に塩とバターを塗って食べていたり、カンボジアでは学校給食が止まるという現状です。
私たちは労働者の団結で社会を変えていこうではありませんか。
日本では毎年3万人もの人が自殺しています。派遣労働者が絶望に追いやられることで、秋葉原事件が起きました。この怒りを国家権力、支配階級に向けなくてはなりません。われわれは団結して闘おう。
ブッシュは今でも、イラク戦争を継続してイラクの人たちを殺しまくっています。やつらの会議であるサミットを、われわれは絶対に許してはならない。
自分たちの根底的な怒りを解き放ち、この集会と渋谷に向けたデモを貫徹してきましょう。
第2章 特別報告
第1節 奴隷の道拒み解雇撤回貫く 国労小倉闘争団5・27闘争弾圧被告 羽廣憲さん
新自由主義攻撃の走りであったあの国鉄分割・民営化に対し、われわれ闘争団員は「絶対反対」を貫き、解雇撤回を闘ってきました。そして今まさに国労解体の危機、闘争団解体の危機を迎えています。首を切った相手にお願いして何かモノをもらおうという、4者・4団体路線がまかり通っているからです。
われわれは解雇を受けた労働者です。解雇撤回を貫くしかないじゃないですか。そうでなければ体制内に取り込まれ、奴隷になりますと宣言することにしかならないのです。
私自身も国労本部から売られ、1年3カ月投獄されました。なぜその本部と一緒になって4者・4団体に入らなければならないのか。
私は断固拒否し、自らの解雇撤回をかちとるという決意表明を原告団中央本部に対しても行っています。今われわれに本当に求められているのは原則的に闘うかどうか、たった一人になっても貫けるかどうかです。
4月26日、JR尼崎事故4周年を弾劾し、尼崎現地闘争を、私たち被告団を先頭に動労千葉とともに闘いました。この闘いをさらに広げていきます。
労働者を資本家が食わせていけない状況です。この中で今度のサミットが開かれるわけです。帝国主義はわれわれ労働者を食わせようなどという気はさらさらない。帝国主義として生き延びるために話し合うというとんでもない会議です。労働者の怒りで断固粉砕しようではないか。その先頭に国鉄労働者、とりわけ5・27被告が立って闘います。
第2節 不起立の力で団結し勝った 「日の丸・君が代」被処分者・東京教組 米山良江さん
デモの爆発に恐怖した敵権力に一泡吹かせるような、全世界にとどろくデモをかちとりましょう。
私たち教育労働者はこの春、卒業式・入学式で「日の丸・君が代」強制に対して、全国で不起立闘争を闘いました。私たち全国の闘う教育労働者は、「みんなで不起立しよう。不起立の闘いで団結し、その力で根津公子さんの解雇を阻止し、職場闘争を貫徹しよう」という方針を出しました。
私は、不起立をしても処分を免れてきました。私は「なぜ自分は処分されず、同じ思いで不起立を続けている根津さんが解雇なのか」と名乗りをあげ、要請書を突きつけ、連日都教委を追及しました。さながら大衆団交のような感じでした。私にとっては退職後の非常勤教員の職をかけた闘いでした。結果、一発解雇になりました。しかし根津さんへの解雇攻撃は粉砕しました。私の解雇というのは敵の敗北だと思います。
募兵官追い出し闘争を闘うアメリカの反戦教育労働者のアーリーン・イノウエさんは、「皆さんの勝利は私たちの勝利」と熱いメッセージを寄せてくれました。
不起立闘争は、今春の解雇を辞さぬ闘いによってさらに偉大な闘いに発展しています。体制内組合執行部が激甚に反応し、悲鳴を上げ、闘いの圧殺に乗り出していることが何よりの証拠です。
戦争と革命の時代です。不起立闘争は教育労働者の戦争協力拒否の闘いとしてますます発展します。労働者には戦争を止める力があります。ともに闘いましょう。
第3節 サミット粉砕し基地止める 沖縄・辺野古新基地建設と闘う青年 富田晋さん
革命の火薬庫から東京に火を付けにきたぞ!
デモ申請不許可上等じゃないか。そのくらいやってもらわないと燃えないよな。
辺野古にいる時に6・29の話をおじい、おばあにしてきました。サミット粉砕、辺野古の基地建設をやろうとしているやからをぶっ飛ばしてくるよと、おじい、おばあに言いました。もしかしたらデモで逮捕されるかもしれないけど、その時は守る会の団結が一番大事だと、おじい、おばあに言ったら……怒られました。なぜかというと「何でおまえそんなことを言うのか。当たり前じゃないか」と。僕が逮捕されたら、おじい、おばあたちが、ここにいる仲間たちが黙っているわけないだろうと。
そうですよ。法政大でパクられて、黙っていられるかって話ですよね。俺たちは東京に火を付けるんだ。
渋谷を混乱させるから、デモを許可しない? 当たり前だろう。この東京に火を付けに来たんだよ。一緒にやろうぜ。俺たちが生活できない、食っていけない。賃金も低い、それでボロもうけしてるやつは誰なんだって。サミットに来てるやつらだろうが。
ぶっつぶそうぜ! 今日は戦闘的なデモで東京を変えようぜ!
第4節 連合の組合を革命の温床に とめよう戦争への道!百万人署名・神奈川 篠田常木さん
改憲攻撃を阻止するために、発足以来10年の百万運動をかけて青年や学生のように生き生きとして運動をやりとげ、街頭で職場で、変革の時代、革命の時代をじゃんじゃんと訴え、若者たちを引きつける運動に百万人署名を変えていきたい。
そういう思いをもって6月7日、全国代表者会議を行い、新しいスタートを切っております。支配階級は、われわれに対して、農民に対して、漁民に対して攻撃をかけております。私たち百万人署名運動はそうした問題に断固として立ち向かっていきたい。そしてさまざまな領域にどんどん足を踏み入れながら、新しい革命の火種を育てていく。それが百万人署名運動の階級的な立場だろうと思います。
この秋には、自衛隊を軍隊として恒久的に派遣しようとする法案が提出されようとしております。恒久法は文字どおり戦争であり、憲法9条を大きく変えていくものであります。政府与党、連合、民主党、こうした人たちが賛成をしております。何よりも連合に対して怒りをもって、それを打ち破るために学生や青年労働者の闘いとともに私たちの署名を連合傘下の職場に持ち込み、連合の運動をズタズタにしながら、連合傘下の組合を「革命の温床」に育てていきたい。そして、青年労働者、学生、老人の怒りを吸収し組織化して闘いぬきます。
漁民のみなさんの決起を大胆に支援し、彼らをこのままではもう生きていけないという苦境に追い込んだ支配階級を打ち破りましょう。
第5節 闘いの渦広げ7・6札幌へ 洞爺湖サミット粉砕へ北海道からのアピール タクシー労働者
今年の春、札幌では画期的な闘いがありました。私の仲間の職場で4月29日、タクシー労働者70人が24時間のストライキを打ちぬきました。さらに6月2日にも2時間の時限ストライキを打ちぬいて、本社前で総決起集会をやりました。
サミット期間中の7月7日から9日の間にも、サミットの時期に合わせて総決起集会を設定しています。
6月2日の総決起集会の時に、飛び入りで発言したタクシー労働者の発言を紹介します。
「このままではタクシー労働者は生きていけない。タクシー労働者が今やるべきことは渦をつくることなんだ。渦が大きくなったら嵐になるんだ。渦をつくって嵐を起こそう」。このアピールは参加している百数十人の大喝采(かっさい)を浴びました。渦を起こすには核が必要です。それが私は動労千葉労働運動だと思っています。団結が核となって渦が巻き始めたら、どんな弾圧があったって弾き飛ばして、どんどん大きくなって、そしてやがては社会全体をひっくり返す大嵐になります。私もまず自分の職場でこだわりぬいて、団結をつくりたいと思っています。7月6日はその渦が北海道に巻き起こる日です。
今、北海道では全国の警察が集まっています。市民運動団体、外国からの人たちも集まっています。前日の7月5日には北教組を始め、平和フォーラム系の1万人の集会もあります。でもこの集会には渦となる核がない。私たちが7月6日に登場して、この1万人をわれわれの渦に巻き込む闘いをやりましょう。
第3章 闘う学生
第1節 怒りと闘いが世界を変える 5・29法大弾圧を粉砕し奪還された 東北大生
5月29日からちょうど1カ月、あの日も雨が降っていましたが、僕たちの怒りの炎、団結の炎、革命の炎はこんな雨や放水車の水なんかじゃ全然消えない。
僕たちの闘いで、サミット闘争は半分以上勝利しています。一人ひとりが「自分が革命家になるんだ、逮捕され起訴された仲間の代わりに自分が最先頭になって階級闘争を引っ張っていくんだ」と決意を固めて闘いを開始しています。全学連の闘い、法大の闘いは、全世界の労働者の闘いがつくり上げた闘いです。
僕は獄中でいろいろなことを学びました。秋葉原の事件が起きて、この怒りは俺たちと一緒じゃないか、やはりこういう人とつながって俺たちは革命がやりたい、と思いました。韓国で百万人のデモが起きて、こういう闘いこそが世界を変えるんだということを確信できました。弾圧に怒って労働者が法政の門前に駆けつけてくれました。自分の大学で仲間が革命家になり、立ち上がりました。これが階級闘争なんだということです。
獄中の仲間は「このサミットを最後のサミットにしてやる」と言っている。5・29でやったような闘いを、ここでG8の連中にやってやろう。
今日のデモを戦闘的にやりぬいて勝利しよう。
第2節 われわれから奪った富返せ 大学当局の自治破壊・規制・処分と闘う 法政大生
今法政大学では、明らかに金もうけのための政策が推し進められ、そのために学生の自由や自治活動が奪われています。なぜそのようなことが起きるのか。小泉政治の時に行われた大学改革、この流れに明らかに法大当局は乗っている。そして小泉政権にその大学改革を迫ったのは誰か。日本経団連、資本家どもです。そして「G8サミットを粉砕しよう」と訴えた私の仲間38人が逮捕され、15人が起訴。このような暴挙が許せるはずがない。
毎日新聞2006年11月4日に載っていた国連大学の調査によれば、世界の人口比と富の割合を表すと、1%の人間に99%の富が集まっている。
私は別に革命までは求めてはいないんですよ。でも「返せ!」と。
7千万人で63億3千万人分の富をもっているんですよ。返せっていうのは正当でしょう。社会はそいつらのためだけにあるんじゃないんですよ。人類全体のためにあるんですよ。返す気がないのなら仕方ないでしょう。そのときはやっちゃうしかないかなと思うんですけど(笑)。
法政大学、そしてそれに連なる国家権力、資本家の暴挙を絶対に許さない。これからも連帯し、ともに闘いましょう。
第4章 カンパアピール
第1節 労働者が生きられる社会を スタンダード・バキューム石油自主労組 組合員
ぜひぜひ多額のカンパをお願いします。
田中委員長の基調提起を全面的に自分の決意として受けとめて、私はサミット決戦、そしてこの夏の闘い、11月1万人結集の実現に向けてともに闘っていきたいと思います。
私たちス労自主は世界最大の石油メジャー、エクソンモービルと徹底的に対決して、闘ってきています。このエクソンモービルは毎年4兆円を超える純利益を上げ続けています。一方で日本においては年間3万人を超える自殺者が出ている。女性も1万人近い人が自殺している。そして年収がたった120万円にしかならない労働者が近年激増しています。
こんな世の中は絶対間違っています。私たち労働者階級の団結と国際連帯の力でこんな社会をひっくり返して、私たちが本当に生きていける世の中をつくっていこうではありませんか。
私たちス労自主は8名の不当逮捕撤回闘争を軸として、職場での反合理化闘争、そして反戦闘争を全力で闘っています。みなさんとともに断固として闘いぬきます!
第5章 決意表明
第1節 橋下府政に怒り7千人結集 大阪・自治体労働者
6月20日に、賃金平均15%カットの攻撃に対して団体交渉が徹夜で行われました。そこで橋下は何を言ったのか。「公務員はやっぱり甘えてる。民間だったら、不況になったら路頭に迷ったり、サービス残業は当たり前」と。また、臨時職員が8月に三百数十人解雇されようとしています。
6月20日には、府労連(自治労、日教組)の集会に空前の7000人が立ち上がりました。「俺たちは奴隷じゃないんだ」という現場の怒りが結集したのです。
絶対反対の闘いが団結を拡大します。動労千葉や法大・全学連の仲間、ILWUの仲間と固く団結して今日のサミット絶対反対の闘いをぶちぬきます。
第2節 雇い止め撤回は自分の闘い 仙台・全逓労働者
たった1カ月働いて雇い止めになった非正規労働者の青年の雇い止め撤回の闘いを、自分たちの首をかけて闘うのかどうかが問われ、本当にやりぬいてきました。
4月30日、自分が職場で休暇をたたきつけ、実力で「今日は仕事しない」というストライキをやって初めて分かったことがあります。彼の怒りは、あの秋葉原事件の怒りと同じじゃないですか。この資本主義社会では、もう自分たちは生きていけない、資本主義をぶっ倒すしかないんだ、ということを彼はみんなに呼びかけたんです。
体制内労働運動の指導部の連中は、「彼はクビじゃない。雇い止め満了だろ」と。ふざけんな! 1カ月しか働かないでクビになって、それでいいんだという労働組合がどこにあるんだよ。
動労千葉のように闘って団結して世の中を変えたい! そういう思いでいっぱいです。今日は、ガンガン行きましょう!
第3節 JP労組内に革命家集団を 仙台・全逓労働者
雇い止めになった僕一人のためにみんなが声をあげた。僕のために課長に突っかかった。僕が泣いていることに対して「俺も許せねえよ。こんな状況で働けるか。処分なんか関係ねえ。ゼニカネの問題じゃないんだ」と言ってストライキに入った。一人のためにストライキをする。これが、労働者がみんな持ってる本来の魂じゃないか。
僕は、新しい労働組合をつくろうとは言いません。僕たちはJP労組で勝負します。この敵の道具であるJP労組の中に革命家集団をつくりあげていくんだ。郵便局を労働者の管理に変えるんだ。みなさん、一緒に闘いましょう。
第4節 実力闘争貫き8・6行動へ 広島・教育労働者
「不起立するなら青年部長はやらせん」「『日の丸・君が代』強制との闘いは、自分の心、内なる天皇制との闘いだ」——体制内はこんなことを言ってきた。心の中で闘って、それで戦争が止められると思っているのか! 教え子を戦場に送らないでいられるのか! アーリーンさんたちの募兵官追い出し闘争のような実力闘争をしてこそ、戦争は止められます。もう一度、解放性と団結の「不起立から始めよう」と私は訴えます。
広教組の名前、青年部の名前を出すな、と言われます。だけど申し訳ないけど、俺たちこそ広教組青年部の本流です。
まずは今日のデモをやりきって、そのデモをより過激にして8・6ヒロシマ大行動へ持ってきてください。
第5節 安全切り捨ての病院と闘う 東京・医療労働者
昨年10月3日夜間帯、病院内で患者さんに職員が刺し殺される事件が起こりました。事件をきっかけに、3人夜勤、2人巡視を全病棟に入れろという組合の要求に対し、病院側は「事件後利益が下がったから今以上の増員はできない」と言ってきました。冗談じゃない。安全を切り捨てた結果、事件を誘発し、仲間の命を奪ったのは誰だ! 病院は、医療者の命、患者の命を守れない。だから労働者の命は、労働者が守るんです。私たちは、徹底的に病院側と、資本主義と闘います。資本主義国家の中心が集まるサミットなんていらない。労働者の力でサミットを粉砕しましょう
第6節 新自由主義と最前線で対決 東京・医療労働者
うちの組合では今年の春闘で、3人夜勤闘争を柱に据えてストライキを敢行しました。職場闘争委員会が決定的な力でした。
われわれ医療福祉労働者こそ、新自由主義との闘いの最前線に立たされています。チェコで百万人のゼネストが闘われた。その中心に医療労働者がすわっている。デンマークでもスウェーデンでもアメリカでも続々とストに立ち上がっています。
法大38人の決起につづけ! デモ禁止をぶち破り、実力デモをやろう!
第7節 派遣法なくすまで闘いぬく さいたまユニオン
私は、大手人材派遣会社・日研総業によって、本年3月25日をもって一方的に雇用契約を打ち切られました。怒りを燃やして解雇撤回闘争を闘っています。管理職は夜中に私を車に連れ込み退職強要をしてましたが、断固拒否しました。
団体交渉では「雇用しない」の一点張りでした。労働者を見下した態度で、私には「スキルがない、それが一番の理由だ」と言い放ちました。だいたい、派遣でやる仕事なんてスキルがいるもんか!
分断・競争・孤立の中で、絶望にいたった末の秋葉原事件の彼の行動は、使い捨てされる派遣労働者の置かれている状況を示して余りあるものです。派遣法、派遣システムをなくすまで闘います。
第8章 3回目の解雇に情宣で反撃 東京・なんぶユニオン
ファミリーレストラン入社11年ですが、3回解雇されました。3回目はこの4月ですが、紙切れ一枚で解雇されました。職場にはタイムレコーダーがなく、サービス残業をしないものは消されるという運命です。職場でも、脳梗塞(のうこうそく)で3人が死んでます。こんなレストランでは食事をしないで下さい! 今日のデモ終了後に、渋谷店を情宣行動で直撃しますので集まってください。
第6章 閉会あいさつ
第1節 今年こそ11月1万人結集を 国鉄千葉動力車労働組合書記長 長田敏之さん
雨の中結集されたみなさん、大変ご苦労様です。
最初にカンパの合計を発表します 55万3910円です。圧倒的カンパをありがとうございました。集会の結集人数は2250人です。この圧倒的な人数で、渋谷の街にデモンストレーションに打って出ましょう。
資本主義は命脈が尽きたと言われています。ただ、命脈尽きたからといってわれわれが指をくわえて待っていたって、それは資本がより一層凶暴になってわれわれ労働者・農民・人民に襲いかかってくるだけです。われわれの団結した力で命脈尽きた資本主義体制、帝国主義を打ち倒そう。職場からの闘いで、ダラ幹をぶっ飛ばして、闘う労働運動を本当につくり直そう。その力で、資本主義体制、帝国主義を打倒していく闘いを実現していきたいと思います。
われわれは11月集会を10年にわたって呼びかけています。この情勢の中で今年こそ1万人結集の実現に突き進みましょう。今日はその前段です。これから圧倒的なデモンストレーションで労働者・農民・人民の怒りをたたきつけてやりましょう!