2008年6月23日

“洞爺湖サミット粉砕を!” 6・14神奈川 団結集会とデモ

週刊『前進』06頁(2348号4面4)(2008/06/23)

“洞爺湖サミット粉砕を!”
 6・14神奈川 団結集会とデモ

 6月14日土曜夜、神奈川県横浜市で「強盗会議=洞爺湖サミットを粉砕しよう! 6・14かながわ労働者団結集会」とデモを80人の参加で打ち抜きました。
 集会に先だってアメリカのILWU(国際港湾倉庫労組)と日本の3・16集会のビデオ上映を行い、大高揚のうちに集会は始まりました。冒頭に全学連の内田晶理君から「5・28〜29弾圧でみんな人生最高のテンションで闘っている。100人、200人の革命家が生み出されている」と勝利感あふれる報告をうけました。5・29当日に現場に駆けつけ「学生たちの真剣な闘いに胸が熱くなった」という福祉労働者からのカンパアピールに、8万円を超えるカンパが寄せられました。
 基調報告に立った神奈川労組交流センターの西田貴広代表は「6・29サミット粉砕にむけて、あいまいさのない闘いを職場でやり抜いて本物の団結をつくろう! 団結を求めてすべてをかけて闘っている”法大に続け”を合言葉に闘おう!」「革命情勢の到来の中で世界にひけを取らない闘いが神奈川でも起きている。『自分の闘いが世界とつながっているんだ』と自信をもってサミット粉砕闘争を闘い抜こう!」と訴えました。
 解雇の脅しを受けながら不当な異動命令を拒否して闘う青年労働者は「自分が闘えたのは革命を目指す団結に生きる仲間がいたから」「人をモノ扱いする強盗たちの親玉であるG8サミットを粉砕する」と決意を述べ、医療現場で働く青年労働者は「経営者との団交で”お前たちに責任がとれるのか”と言われて何も言えずに悔しい。6・29に向けて職場に動労千葉みたいな団結をつくるために闘う」と決意を述べました。さらに4大産別の労働者からそれぞれの職場の闘いと6・29に向けた決意表明を受けました。
 集会後、圧倒的な注目の中、夜の横浜の街をデモ行進しました。「強盗会議=サミット粉砕!」「労働者は団結しよう」の訴えに、拳をあげて応える人、デモ隊といっしょに元気よく駆け出す人などあちこちで熱い交流が起こりました。街は怒りであふれている! サミット粉砕は街の声だ! と確信しました。
 集会に向けて、労組交流センター常任運営委員会や集会実行委員会で「この仲間がいるから職場で街頭で弾圧を恐れずに闘える、そう思える集会をやろう」と話し合ってきました。集会をとおして、ひとりから始まる闘いが周りを動かし、地区や産別をこえた交流と団結をつくりだしていること、この団結こそがサミットを粉砕する力だ、ということを確信できる集会となりました。

 第1章 「アフリカ開発会議」弾劾で街宣

 5月28日、「アフリカ開発会議」の会場パシフィコ横浜に直結するJR桜木町駅前でサミット粉砕の街宣を行いました。
 用意したビラがあっという間になくなり、「格差・貧困をぶっ飛ばそう!」のプラカードを見て足を止めた女性労働者は「これまで30以上の仕事を転々とさせられてきた。必要な時は『あなたが必要だ』と持ち上げながら、いらなくなったら『はい、さようなら』。日本の労働者の現状を放っておいてアフリカ援助だと言う政府は信用できない」と福田政権への怒りをぶつけました。
 (投稿/神奈川・K)