団結ひろば 投稿コーナー
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第1章 自治労中央委員会で「革命やろう」と訴え 千葉 自治体 竹川 凛
法大に続いて、5月29〜30日に石川県・輪島で行われた自治労中央委員会から革命ののろしを上げました。
今回の中央委員会は、自治労が民営化を認めて組織を解散することで権力に存在を認めてもらおうという「地公三単産組織統合」や勤務評定の導入などの是非をめぐる、重大な中央委員会です。
私は自分の組合の腕章をつけ、名前を言い、「自治労の力で革命やろう」「うちらと一緒に団結しよう」とがんがんと訴えました。ちょうどこの日、法政大で大弾圧があったことを訴える中で、「自治労本部は闘う労働者を当局と一緒になって弾圧している。青年労働者の皆さん、今日の中央委員会を皮切りに職場で組合で反乱を起こそう」と、全員が「織田委員長」になりかわって、自治労本部との非和解的対決を訴えた。そうしたら、その場の雰囲気ががらっと変わり、1日目の終わりには足をとめて私たちの訴えに聞き入る人が続出しました。
「警備係」の地元の青年は「あなたの発言は心に響き渡りました」と言ってくれました。かたや、私を組合から除名した弾圧系役員は苦虫をかみつぶしたように目もあわせずに、ダンゴになって逃げ去った。いまや自治労本部は公安警察を会場に配置して、中央委員会を「防衛」するのにやっとのありさまだ。
今回の中央委員会への参加はこの数年間の職場での闘いがあってはじめて実現したものです。現場は民営化・団結破壊の最前線です。組合の仲間から派遣費カンパをもらい、今回の中央委員会決戦の重要性を討論してきました。
私たちの登場で今回の中央委員会は「サミット決戦」--8月自治労千葉大会--11月労働者集会への号砲へと押し上げました。私の地元・千葉で解散大会なんか、やらせないぞ! 法大の闘いに自治体労働者は続くぞ! 弾圧は最大のチャンス! 職場の団結の拡大で決着をつけます。
第2章 厳戒体制破り法大を解放した5・29決起 東京 敷島 博
5・29当日は朝から激しく雨が降っていた。私も法大包囲デモへの支援の一人として門前に駆けつけた。目の前のキャンパスでは、一切が奪われている状態だ。平日にもかかわらず、学生のにぎわいがウソのように消え、レインコートを着た警備員以外誰もいない。当局によってまったくの立入禁止にされているのだ。背後の土手公園には私服刑事が群をなして監視している。否応なく権力による圧力を感じる。
だが、昼休みの開始と同時に、闘う学生が四方八方から瞬く間に結集した。ある者は校舎側から、ある者は正門を軽く乗り越えて、キャンパス中央にたちまち全学連の闘う部隊が出現し、「サミット粉砕」の色鮮やかな横断幕を広げた。死の沈黙を強いられていたキャンパスが息を吹き返し、解放区と化した。外にいたわれわれも思わず歓声を上げた。
しょぼくれた顔でたたずんでいた大学職員が、木原を先頭に「立入禁止だ」と近づいてきたが、学生の迫力に気圧されてすごすごと引き揚げていくだけ。対照的に、学生の一人ひとりが解放感にあふれた満面の笑みだ。雨をものともせず、学内デモに出発した。法大を覆っていたサミット厳戒体制が学生の団結の力で打ち破られたことを、そこにいたすべての人が目の当たりにした。
この学生の圧倒的な存在感に堪えきれなくなって、100人もの公安刑事が中に突入していった。学生は逮捕・連行されたが、革命へ向けて始まった決起を押しとどめることはできない。全学連の闘いに続こう。
第3章 「サミット粉砕」掲げ闘いぬく学生に連帯 相模原 沖田 巡
私は5月29日、法政大学に行った。サミット粉砕は、世界中で闘っている労働者と団結する大チャンスだから! サミット粉砕を真っ向からかかげ、学友への不当処分は絶対許さないと法大当局と闘ってる学生たちと一緒に闘いたいって思ったから。
正門の鉄扉にかじりついてキャンパスに注目していると、全学連の学生たちが中央広場に駆け込んできた。デモで55年館に向かう学生たち(写真)、当局に招き入れられる何十人もの私服刑事。
それを合図に、警察が私たちも排除しようと襲ってきた。扉にしがみついてたんだけどムリヤリひきはがされて、一緒に行った仲間はカサを壊されるし、植木に突き飛ばされるし、でも全然負けなかった。「行って良かった、あんなに真剣に闘ってる学生見て感動しちゃった」って言ってる。闘って「サミット粉砕は世界の労働者がひとつになるスローガン」だって、すごく確信しちゃった。本当に弾圧なんて何にもならないね。
帰って、あるキリスト者に弾圧のことを話したら、「それは扇動罪ですね」って。38名の最高のアジテーターたちに続こう!
第4章 救援対策で獄中同志の団結の強さを実感 前進社 遠藤信雄
5・28〜29で38人もの仲間が逮捕され、私たちは連日の救援対策の闘いを必死に取り組んでいます。全員が都内の警察署にバラバラに分散留置されており、率直に言って日用品・衣服や書籍の差し入れだけでも大変なエネルギーを要する闘いです。弁護士の方々も、全力で面会に赴いてくれています。
しかし「救援」と言っても、けっして獄中の人を助けているという感じではありません。少なくない初逮捕者も含めて全員が「すごい闘いをやりきった」という自負と高揚感を共有しており、それが熱い波動となってびんびん伝わってくるのです。獄内外の団結、そして獄中同志間の団結の力が交流しています。弾圧を糧にして団結を強化・拡大するという過程が、目に見える形で感動的に進んでいます。
そして逮捕された全員が「サミット粉砕」の檄を飛ばしています。彼ら彼女らが身をもって示した「サミット厳戒体制何するものぞ」の戦闘精神を、6・29で大爆発させましょう!