2008年6月 9日

法政大学弾圧を粉砕する大カンパを熱烈に訴えます 革命的共産主義者同盟

週刊『前進』06頁(2346号3面3)(2008/06/09)

法政大学弾圧を粉砕する大カンパを熱烈に訴えます 
革命的共産主義者同盟

 5・28〜29法大決戦をもって、サミット決戦は激烈にその火ぶたを切りました。サミット前夜において、ついに「10・8羽田」が若き革命家たちの全身なげうった決起で戦取されたのです。
 すべての皆さん。法大決戦のように資本・権力・当局との非和解的闘いに突入し、職場をプロレタリア革命の砦にしよう。すべての労働者は法大のように闘おう。その力が帝国主義サミットを粉砕し、世界革命を切り開くのです。革命の現実性をついにこの手にしているのです。
●法大決戦38人の偉大な決起に続け!
 5・28〜29に法政大で何が起こったのか。法大はこの間、ビラ、立て看板、マイク演説、クラス討論、集会・デモのすべてを禁圧し、特殊訓練を受けた正体不明の暴力集団を徘徊(はいかい)させ、国家権力を大量に学内に導入して学生運動を圧殺しようとしてきました。これに対して学生は、処分・逮捕・暴行を一切恐れず命懸けで闘い、ついに「監獄大学」を「革命の砦」へと解き放ったのです。逮捕された学生は「団結の勝利!」「団結って本当に素晴らしい!」「逮捕ってこんなに楽しいの!」と突き抜けた明るさで全員が完全黙秘・非転向で闘っています。06年3・14弾圧以来のべ83人におよぶ「大弾圧」にもかかわらず、追いつめられているのは法大当局・警察権力の側です。
 5月28日の織田全学連委員長をはじめ5人の逮捕を受けながら、5月29日、全国から結集した若き革命家たちは、例外なく指導部を先頭にキャンパス中央で集会・デモを行い、百人を越える警視庁公安の突入に対して、ことごとくを撃退し、粉砕し、最後の一人が逮捕されるまで闘い抜いたのです。血を流し、全身あざだらけになりながら、一人が権力に引き抜かれようとすれば全員で奪還して闘い抜きました。だから逮捕された全員が「圧倒的勝利」の実感にあふれています。
 革命的共産主義運動の歴史を塗り替える「質」=階級的団結を一切の土台にして、革命の主力部隊が続々と輩出されています。38人の偉大な決起に続こう。職場の仲間に学生はいかに闘い抜いたのか、心からの感動をもって伝えよう。
●階級的怒りをたぎらせ弾圧粉砕大カンパを 
 5・28〜29決起によって、サミット決戦は革命と反革命が激突するかつてない階級決戦に一気に押し上がりました。「法大のように闘おう」を労働者階級のスローガンに全国の職場・学園でストライキを巻き起こし、街頭を怒りのるつぼにたたき込み、サミット粉砕に攻め上りましょう。
 そして、この学生への許し難い弾圧を粉砕するために総決起しよう。全世界でストライキ・デモや食糧暴動に決起している労働者と一体の闘いです。学生の法大決起は革命そのものです。だから国家権力は、革命情勢の急接近する時代において、ついに治安維持法型弾圧を振り下ろしてきたのです。しかし、それは「暗黒」一辺倒などでは断じてない。弾圧は帝国主義が命脈尽きようとしている中でのあがきであり、世界史が最大の革命期を迎えた証であるからです。権力の度肝を抜く弾圧粉砕の大決起で、プロレタリア革命を一気にたぐり寄せよう。
 とりわけ弾圧粉砕カンパの集中が必要です。弁護士の皆さんは深夜まで走り回り権力の妨害を突き破って接見をかちとっています。差し入れ一つひとつが、命懸けの攻防です。今回逮捕された約半数が初逮捕です。さらにまったく不当な勾留決定を行っている裁判所を包囲・粉砕するビラを霞ケ関一帯にたたき込んでいかねばなりません。ばく大な資金が必要なのです。すべての皆さん! ただちに弾圧粉砕カンパを集中してください。
●階級的労働運動を白熱的に実践しよう
 38人の団結はどこから生み出されたのか。核心は、階級的労働運動路線の「革命性」「戦闘性」にこそあります。5・28〜29決起は、塩川一派のような左翼性を装いながら体制内にずっぽりの虚偽性を満天下に暴き出し、真の左翼性、戦闘性こそ階級的労働運動の本質であることを鮮明に示しました。
 06年3・14弾圧以来、学生戦線は動労千葉労働運動に真剣に学び、自らを「動労千葉から派遣された支部」と、ひた向きに階級的労働運動路線を貫いてきました。階級的団結論を一切の基軸にした闘いは、たとえ全員逮捕されても法大生は必ず決起し勝利するという揺るぎない確信となったのです。見てください。大弾圧をものともせず、文化連盟の学生は連日決起し、無期限ハンストを宣言して法大当局を決定的に追いつめているではありませんか。
 すべての皆さん! 階級的労働運動路線を真一文字に貫くなら、帝国主義・資本主義を打倒する階級的革命的力がかならず生み出されます。サミット粉砕の唯一の力こそ階級的労働運動の職場生産点での実践であり、獄壁をぶち破って学生と連帯し、法大弾圧を粉砕することです。38人と団結しよう。大カンパを嵐のように集中してください。