2008年6月 2日

東日本解放共闘分断許さず要請行動 東京高裁に怒りの声

週刊『前進』08頁(2345号6面2)(2008/06/02)

東日本解放共闘
 分断許さず要請行動
 東京高裁に怒りの声

 23日午後、東日本解放共闘は東京高裁への狭山差別裁判糾弾・要請行動に決起した。東京高裁は会見室に入る要請団を20人に制限し、「障害者」と介護者を含めると21人になるとして、介護者を排除しようとした。そんなことは認められない。要請団は、高裁当局の分断攻撃を怒りをもって糾弾、一切譲歩せず団結を守りぬいた。訟廷管理官は要請を何も聞かず、「30分たった」と通告して退室し、逃走した。
 要請団は、裁判所内で集会をもち、「狭山差別裁判糾弾、第3次再審闘争勝利、石川さんと団結して闘うぞ」とシュプレヒコールで裁判所を震撼(しんかん)させ、意気揚揚と引き揚げた。
 解放共闘の要請行動は、石川さんの45年の不屈の闘いに連帯し、国家権力の差別犯罪・狭山差別裁判を徹底糾弾し、階級的団結の力でこれをひっくり返す闘いとして貫徹された。