2008年6月 2日

法政大 処分許さず連日集会 “これから当局と戦争だ”

週刊『前進』08頁(2345号5面2)(2008/06/02)

法政大
 処分許さず連日集会
 “これから当局と戦争だ”

 5月20日、21日と連日の昼休み、法政大学文化連盟(以下、文連)主催のキャンパス集会が爆発した。文連サークル員・O君への不当処分を許さない集会が、文連の仲間と全学連が一体となり、実力でかちとられた。
 文連廃止に反対するO君は、「威圧的言動」や「暴行」を理由に「停学2週間」の処分を受けた。当局に買収され屈服した体制内執行部の学生による裏切りをO君は許さなかったのだ。これが真実だ。団結を求めて闘う生き方そのものへの処分だ。当局は、卑劣にも裏切り者の学生を病院に行かせ、金を出して診断書まで提出させていたのだ!
 停学処分を下されたその日、O君は「楽しくて楽しくてしょうがない」「これから当局と戦争だ!」と語った。法大当局は完全敗北だ。
 法大では、マイクを使うこと自体が処分の対象になる。だが、文連のサークル員は処分を恐れず闘いに立ち上がった。「親友が処分された。後輩も処分覚悟で立ち上がっている。処分されない道もあるのだろうが、やはり自分が先に処分される方がいい」。決起したあるサークル員は確信に満ちていた。動労千葉の闘いそのものだ!
 22日夕方、さらに闘いは続く。闘う法大生が中止に追い込んだ「大学登録サークル代表者会議」(通称・奴隷会議)を、ボアソナードタワー26階(ほぼ最上階)の「僻地(へきち)」で当局は逃げるように開催。なんと無様な姿か。まるで「洞爺湖サミット」だ。これに対しても、キャンパス中央で、O君を先頭に処分弾劾集会が行われた。どちらがキャンパスの主役なのかが、完全に明らかとなった。